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橘絵梨花の追試

「あーあ。追試かぁ……どうしようかな……」


私は数学で追試を受けた。元々数学は嫌いじゃなかったけど、テスト1日前に夢先輩に教えて貰った久保君に教えて貰おうとして夜に携帯のLINEの画面を開いて久保君のLINE画面を見て、送ろうか送らないでおこうか迷っていた。


「どうしよう、勉強出来ないのを理由に久保君に聞ける……!でも、久保君勉強頑張ってるかもだし……」


一緒に勉強する為に通話したり……!あ、やばい。考えただけでドキドキしてきた!でも、今久保君テスト頑張ってるんだろうな。邪魔したら悪いよね……。

でもでも、教えて貰うチャンスが!

でもでもでも!このチャンス逃しちゃ行けないし……。


「あぁぁぁ!!どうしよう!!!」


私は布団の上で携帯を持ってごろごろしていた。


そして、勉強出来ずに布団の上で寝落ちしてテストが分からず赤点を取ってしまった。これが私が赤点を取ってしまった理由だ。


「こんな事になるなら聞いとけば良かった……」


私は昨日の夜を後悔して、部室に入った。


「こんにちわー」


「あ、橘さん。赤点取ったんだよね?なんの教科取ったの?」


「あ、久保君。数学で赤点取っちゃったんだーあはは」


「数学かぁ、夢先輩に教えて貰ったから今回は解けたんだよなー。橘さんが良ければ俺が教えるよ?」


「え?本当に!?」


「う、うん」


やったぁー!!ありがとう神様!!

私は心の中で叫んだ。それはもう叫んだ。久保君から教えて貰えるのだ。


「赤点取ってよかったぁ」


「え?今なんか言った?」


「う、ううん!なんでもないよ!あはは」


そして、今日の夜久保君と初の通話をして、数学の色々な所を教えて貰った。久保君は私の分からない所を丁寧に教えてくれた。久保君の声を夜に聞けてテンション上がってすぐ時間が過ぎた気がした。夜10時に電話を切って、1時間という通話だったが私は幸せな気持ちでいっぱいになった。


「久保君と通話……ふへへへ」


すごく気持ち悪い顔になったけど気にしない。この変な笑い方が久保君に聞こえなくて良かった……。何とか耐えられた。


「初めての久保君との通話出来ちゃったよー!!」


私は興奮して一時期寝れなかったが何とか寝て、翌日の追試を何とか乗り越えた。


私は初めての通話をしたこの日を忘れない。そう思えるまで嬉しかった。

どうもです!今回は橘さんの追試の話を書きました!好きな人と初めての通話。どんな気持ちなんでしょうね!したことないから妄想でしたけど!w

ぼっちな所もありつつも恋愛していく彼女達を暖かい目でいて頂けたら嬉しいです!


ということで、次回もよろしくお願いします!

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