表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
25/94

久保千紘のぼっちの理由

俺は古里先輩の言葉が頭から離れなかった。


「でも、友達作る事がそんなに大事?悪いことをしてるのは知ってて、それでも友達が欲しい?」


この言葉が俺の頭から離れない。俺は友達が欲しい。それが学校生活の目標でもあった。

俺も悪い事をしてまで欲しいとは思わない。でも、友達とはなんなのかと最近ずっと考えている。

そもそも、友達というものの定義が分かってない。気軽に話せばそれが友達なのだろうか。

過ごす時間が長ければ友達なのだろうか。

でも待って欲しい、俺は過ごす時間が長ければ友達と言うならば俺はもう沢山友達が出来てるんじゃないだろうか!?

出来てないね。うん。

ふと、小学校の頃、友達100人出来るっかなーと歌ってた記憶を思い出した。俺の学校は人が少なく、全校生徒は70人しかいなかった。この事実を知った時、俺は思った。


「友達100人出来ないじゃん!!!」


俺はこの時絶望した。学年に100人もいないと分かっていながらもこの歌を授業で歌い続け無ければならないと。しかも友達結局1人も出来なかったし……。

小学校の思い出にあるのは、小学六年生の時だ。

名前は忘れたが同じ学年の少女が虐められていた。俺は基本人に迷惑をかけないで生きていきたい主義だったから何も言わなかったが流石に堪忍袋が切れたので、思いっきり虐めていた女子に言ったのだ。


「そうやって人を虐めて楽しいか!虐められるやつの気持ちを考えて見ろよ!でも、お前らには分からないだろうなぁ!周りにいるお前らだって、自分が虐められるのが怖くて何も言えないんだ!そんなの友達かよ。それが友達なら友達なんているかよ!」


そして少女の手を取ってその場を離れたのだ。我ながら恥ずかしいことを言ったが、後悔はしていない。俺がキレた女の子はそれで泣いていて、女の子相手にガチギレしてかっこ悪いやつ。と話が広まり俺は友達が出来なくなった。その子は虐めが理由で転校したからほとんど覚えていない。その子とクラスが一緒になったのも初めてだし、関わったのもあれが初めてなのだ。覚えてる訳がない。どうせ相手も覚えてないのだ。と気にしないことにした。中学校の時は小学校の知り合いがこの噂を広めて近づく人がいなかったのだ。


これが俺が友達がいない理由である。言ったことは後悔しないが結局転校させてしまった。あの少女に何も出来ていなかったと後悔をした俺だった。

更新が2日も遅れてしまって申し訳ございません!!

色々あって完成しませんでした。しかし、今日からまた頑張って行きたいと思いますので、よろしくお願いします!という事で、今回のぼっちエピソード!


ぼっち党のこじーさん

私は小学校4年生までクラスで男1人、女の子2人でした。お分かりですね?そう、その男が私なのでずっとぼっちでした。辛かったです……。


次回もよろしくお願いします!!


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ