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体育祭前日って盛り上がる人と盛り上がらない人いるよね

「みんな!明日は体育祭だよ!盛り上がっていこー!!」


古里先輩が言う通り、明日は体育大会本番だ。俺達の学校は体育祭が入学してすぐにあるのだ。


「古里先輩、なんでそんなにテンション高いんですか?」


「え?だって体育大会だよ!今年の体育大会のテーマは友!情!だよ!!友達作るチャンスだよ!」


古里先輩が机を叩きながら力説していた。友達作りたい気持ちが強すぎるよ……。


「まり先輩、まり先輩「は」じゃないでしょ。「も」だよ。テーマを友情にして3年目でしょ〜」


夢先輩が呆れながら指摘した。そしたら古里先輩は笑いながらそうだっけ?とか言っていて微笑ましいと思っていたが俺はある事に気づいた。


「な、なんで3年間も同じテーマなんですか!?」


「え?だって体育大会って「仲間と流す友情の汗!」っていうじゃん!」


「でもなんで3年間同じなんですか?普通1年事に変わるんじゃ……」


「それはね!私がテーマは友情!って推してたの!そしたら生徒会の人達がいいって!」


まじか……。先輩どれだけ友情好きなんだよ……。でも確か先輩のLINE友達4人って言ってたような。だから俺は知ってたが古里先輩に残酷な事を聞いた。


「古里先輩、それで友達出来たんですか?」


「それは聞かないでぇぇぇ!!」


古里先輩は急に地面に膝を付き泣き出した。やっぱりか……。


「だって!だって!私は生徒会だから運営で練習も本番も出ないんだよ!!」


「「あー」」


俺と橘さんは残念そうな目で古里先輩を見た。これは悲しすぎる……。

友達増やそうとしてテーマを友情にしたのに3年生の今になっても増えてないなんて……。

これはもう呪いなんじゃないだろうか。てことは古里先輩仲間と一緒に汗流して無いじゃん……。友情もくそもないな。でも古里先輩にはああ言ってるが実際俺も友達出来てない。

——あれは俺が中学校入って初めての体育祭の時だ。

俺は誰もしなかった1500メートルをクラスの山田に指名され無理やりやらされた。俺は元々運動が出来ないため結果は惨敗。俺の周りは早いやつばかりで俺がゴールしたのがもちろん最後で俺の前の人より2分も遅かった。周りの早くゴールしろよ感が凄かった……。そしてクラスの奴らは遅いと文句を言う。選んだのお前らだろうが。あそこで俺を指名した山田絶対許さねぇ……。


こんな思い出もあり、いまいち盛り上がる事が出来ない俺だった。


「今年こそ!今年こそ友達作るぞー!おー!!」


ちょっと古里先輩、そんな悲しいこと堂々と言うのやめてください。古里先輩は生徒会長なんだから多分今年も作れないから。俺はそう思ってても言葉に出せなかった。ぼっち部の皆も苦笑いしていた。


どうもです!早速今回のぼっちエピソード!


ぼっち党のこじーさん!

高校の体育祭50メートル走だけ走ってあとは後ろで寝てましたw勝ちとか特に気にしませんでした!


はい、という事で次回もよろしくお願いします(〃・д・) -д-))ペコリン

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