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友達は数じゃないって言うけど、公式は数に入りますか?


俺は家に着いてからLINEのグループをずっと開いて連絡来ないかなーって待っていた。

今の俺のLINEには友達が5人いる。

お母さんと妹とゲームの公式アカウントと今日追加した橘さんと古里先輩だ。お母さんと妹はノーカンとして、ゲームの公式アカウントは俺が勇気出して送った挨拶を無視されてからブロックしてるが消してはいない。べ、別に友達が減るのが嫌だったとかじゃないんだからね!

そんなことよりも橘さんと古里先輩とぼっち部のグループだ。俺は初めてLINEの友達の嬉しさを知った。普通は数で表すものじゃないけど、友達が増えた事は嬉しかった。本当に思うんだけど、


「LINEの友達200行きました!」


とか自慢してるやつなんなんだろうと思う。お前ら本当に200人と話すの?絶対話さないだろ。俺とかちゃんと返信くれない公式にすら話しかけるんだぞ。俺見習って友達大切にしろよ!

え?公式は友達じゃないじゃんって?そんなこと言われるとぐぅのねも出ないな……。


今はそんなことを考えながらぼっち部のグループを見ている。初めてグループに入った時って


「よろしくお願いします!」


とかコメントした方が良いのかなって思うよね。そして返信来なかったらどうしようって思う。


中学1年での出来事だ。俺はクラスのグループには所属していた。その時の俺は純粋だったため、グループの誰かが


「おはよう!」


ていうコメントに対して俺が送られてきて5秒位で


「おはようございます!」


って返していた。それを毎日していてそのグループではいつの間にか「おはよう」所か学校の連絡すら来なくなっていた。そして俺が何も聞いておらず先生に聞いてませんって言ったら先生が


「委員長はクラスのグループで言ったらしいぞ」


と言っていた。俺はこの時に知った。俺だけがいないクラスのグループが作られていると。多分返信の速さがキモがられたのだろう。だから俺はグループでは何も言わないようにしたのだ。俺の知らない間にグループ出来てたとか本当に泣いた。まじで泣いた。友達いないのかと思った。本当にいなかった。

だから俺は挨拶をしようかしまいか迷っていた。するとピロンとLINEが来た。俺はどうせ親か妹がこれ買ってこいとお使い頼まれるだけかと思っていたが相手はなんと橘さんだった。


橘:「こんばんわ!いきなりのLINEごめんね?ちょっと聞きたいことがあってLINEしました。今時間大丈夫かな?」


俺はこれは現実なのかと目を擦ってほっぺをつねったが夢ではない。幻想でも無い。俺は急いで返信をした。


久保:うん。「大丈夫だよ!」


橘:「ぼっち部のグループ方なんだけど、挨拶とかした方が良いのかな?」


久保:「した方が良いのかって俺も考えてた。」


橘:「本当?えへへ、同じこと考えてたんだね!」


やばい、この子可愛い。俺はそう思わずにはいられなかった。


久保:「連絡する?」


橘:「うん!じゃあする!久保君もしてね?私だけじゃなんか恥ずかしいから」


久保:「分かった!俺も送るね!」


俺が送ったやつに既読がついて直ぐにグループに橘さんが「よろしくお願いします」とコメントしていた。だから俺も、「よろしくお願いします!」とコメントをしたらすぐに古里先輩や夢先輩が「よろしく!」と返していた。

俺は今日初めて、LINE追加してよかったと感じた。

どうもです!今回はいつもより更新が遅くなってますが、読んで下さりありがとうございます!

てことで今回もぼっちエピソードは

ぼっち党のこじーさん!


最近人の顔を見て話すのではなく、1人で携帯の画面を見て

「閲覧1名様どうも!気軽にコメント待ってます!ゆっくりして言ってください」

という事が多くなった。


少しでも笑って頂けたら嬉しいです!ではまた次回で!

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