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ぼっち的プロローグ

——春。それは、出会いと別れの季節。

よく言われてる言葉だ。何回聞いてもなんかいい言葉に聞こえる。

だが、よく考えて欲しい。その出会いは全てが明るい未来に繋がるのだろうか。別れが悲しいのだろうか。

そんな事を言う理由?そんなの俺がぼっちだからだよ。

そう、何を隠そう俺、久保(くぼ)千紘(ちひろ)はぼっちなのだ。あ、隠してないわ。だって、隠す人が居ないんだ。ぼっちだから。大事な事なので2回言いました。

そうそう、出会いと別れの季節の話だったか。まず、俺は小学校、中学校と友達がいなかった。人と会っても話すことは無く、むしろ人に迷惑をかけないように生きてきた。

にも関わらず、あんな事やこんな事を言うやつが必ずと言っていい程現れるんだよな。

なぁ、クラスメイトだった山田。お前だよ、お前。

そんなやつと出会うのも学校と言う強制的に出会いイベントが起こるからだ。

その出会いが俺にとって明るい未来だったのだうか。絶対違うわ。

まぁ、そんなこんなで今日はみんな(俺を除く)楽しみであろう高校の入学式だ。


俺は、集合時間の1時間前に家に出て登校していた。

通学路には桜の花びらが舞っていて、今見てる風景がいかにも春って感じだ。

今から始まる俺の高校生活は、この花びらのように散って行くつまんない毎日を送るんだろうな。

と思いながら高校へ向かって歩いていた。散っちゃうの確定なのかよ。


そして30分後、通学路でパンを咥えて走ってきた美少女だけでなく、誰とも出会わず学校に着いた。おい、ここで普通のラブコメならそんなイベントあるだろ。何やってんだ神様。

え?神様にすら見放されてるぼっちだろって?誰だよそんなこと言ったやつ。ボコすぞ。って、言ったの俺だわ。自分でノリツッコミして悲しくなったじゃないか。

まず、1時間前に登校してる時点でパン咥えて急いでる人と会うわけないだろ……


「せめて高校では友達欲しいなぁ……」


俺はしみじみと呟いた。


「あれ?あの人もしかして久保君?」


俺が気付かない声で1人の女の子がそう呟いた。


初めましての方。そして、またお会いした方。どうもです!

今回も、前回みたいに毎話に後書きを書こうと思っております!ぼっちエピソードを毎話に書こうと思っています!私のぼっちエピソードを書いております!


ということで、今回のぼっちエピソード!

ぼっち党のこじーさん

Twitterで診断メーカーがあるのですが……毎回「ぼっち」という単語が出てきます。リアルだけでなく、ネットにまでぼっち扱いされました。



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