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そうそれは小学生のころ
出会いは今日見た夢と一緒だ
そこから仲良く(?)なったものの
小学の途中から転校してしまい
もう会えないと思っていた
そんなことを忘れていたとは。
「すぐるんじゃーん!久しぶり!」
皆が注目してるのも忘れて僕に抱きついてくる
おかげで前が見えないが
おそらく男子とある1人の女は羨ましく思っているだろう
僕はやんわりとはがす。
僕の言いたいことは分かるな?
「はぁーい」
そう言いながら自分の席に座る鞠。
チャイムが鳴った瞬間
男子は僕に女子は鞠へと向かった。
台詞なんて決まっている
「あんたたち付き合ってんの!?」
うるせぇ。違うわ。
確かに彼女が好きだったことは認めよう
だがもう六年はたつんだ。その心も消えている
すると鞠が
「付き合ってないよ~(汗)私は好きだけどすぐるんが好きじゃないし~(汗)」
その言葉に全員が僕を睨む。
「付き合えよ!!!!!」
うるせぇ。こっちも初耳なんだよ
鞠が好きだということは昔から知らない
そんな顔いっさいしなかったからな。
片想いかと思っていたが・・・
面倒事に巻き込まれた感じだ
「またよろしくね♪すぐるん♪」
やれやれ・・・
下手したら修羅場か。
すると鞠の机をバン!と叩く音がした
その犯人は亜紀だ
「じゃあ勝負よ!どっちが先に傑君を好きに出来るか!」
What happened?(゜▽゜)
今なんて言った?
「いーよー♪絶対負けないんだから♪ちなみに名前は?」
「亜紀よ。」
「亜紀ちゃんね♪よろぴく♪」
待てまだ状況が理解出来ていないのだが。
最悪だ。
まさかと思ったがこれ恋愛小説か。
さて・・・どうするかな・・・
だが僕は気づかなかった
入り口のところで真顔で立っている
第三者の盟華の姿に