ペンバートンの悪夢は終わらない
1872年(41歳):破産
ペンバートンは、戦場で負った傷に悩まされながらも、薬剤師として奮闘していた。
痛み止めを飲めば楽にはなるが…高い。とにかく高い。
「いや、ちょっと待ってくれ、なぜ痛み止めが50ドルもするんだ?!」
薬卸商の店員は微笑みながらこう言った。
「最高級の鎮痛剤だからね。あんたはすでにこの薬の虜さ。うちは儲かるから助かるよ」
「俺の痛みを金で計算するな!!!」
彼の財布は日に日に薄くなっていくが、選択肢はなかった。
「もうこうなったら店を盛り上げてして大儲けするしかない!」
そう決意したのもつかの間
銀行員:「ペンバートンさん、あなた破産です。」
「いやいやいや待て、そんなこと言ってる場合じゃないんだ!!!」
店はつぶれた
1874年(43歳):火災(1回目)
破産を乗り越え、ついに薬局を再開。やっと収入が安定し始めた頃、突然の叫び声。
「火事だァァァ!!!」
「え、俺の店?」
燃え上がる薬局を見て、彼は全身の痛みを忘れて叫んだ。
「ちょっと待て!俺、最近カルマ積んでないぞ!?!?」
火は遠慮なく彼の店を飲み込み、彼の財産は再びゼロへ。
「これは神の試練か、それともただの嫌がらせなのか…」
彼はリューマチに苦しみながらも、また立ち上がるしかなかった。
1878年(47歳):火災(2回目)
「もう絶対燃えない店を作る!」と誓ったペンバートンは、最強の耐火技術を駆使して完璧な薬局を建てた。
「これなら絶対に燃えない…!」
しかし、アトランタの火の神は優しくなかった。
「ペンバートンさん!!また燃えてるぞ!!!」
ペンバートンはその報告を聞いた瞬間、静かにひざから崩れ落ちた。
「why!? アメリカンドリームゥゥゥゥゥゥゥ!?!?」
そしてこの時、彼は悟る。
「とにかく金が欲しい。痛み止めタカスギィィィ!!」
彼は決意する。
「俺自身の痛みを忘れられる究極の飲み物を作って、それで一発儲けて痛み止めを買う!!!」
この瞬間、コカ・コーラ誕生の道が開かれたのであった——!!!
現在のモルヒネの薬価は、モルヒネ塩酸塩注射液200mg「タケダ」は1管あたり5065円です。
ざっくりと50ドルということにしてますが本当はもっと高かったかも