11/29
アルコールと戦う人々——禁酒運動の狂騒曲
禁酒運動は、長い歴史を持っていた。
すべては1658年、マサチューセッツ州法廷が度数の高い酒を禁止したことに始まる。
「酒は神の贈り物である。しかし乱用は悪魔の仕業である!」
人々はこう言って酒を飲み続けたが、乱用が目立つたびに抑制しようとする動きが広がった。
18世紀には 「アルコールは健康に害を及ぼす」 と主張する医師が登場し、禁酒協会が各地で設立され始めた
。
南北戦争によりいったんこの流れは落ち着いたものの、19世紀にはキリスト教団体や政治勢力が禁酒運動を本格化させ、ついに一人の女戦士の登場によりバーの破壊 が始まった。
「酒場を潰せ!酒は社会の悪だ!!」
そうこの女戦士は、酒場に乱入し 手斧で酒瓶を叩き割る という過激な行動に出始めた。
彼女の名はキャリー・ネイションという




