第一話、転生輪廻。
産まれた町、更に十五年、一人前の試練、火と水、風と土、光と闇、聖と邪、気と魔、幻と妖を巡る。
シン一世、レウ、アートは最後の地を巡る。
霊峰をアース、神殿の跡地に探索。
シン一世
「剣だ」
アート
「片刃直剣、紀元前二百年の剣だ」
レウ
「よし貰う」
シン一世が剣を引き抜く、強い風がふく。
アート
「奥に探索しよう」
魔物が沸く、シン一世、レウ、アートはバトル。
獣型の魔獣に剣を挿し込み倒す、またレウは魔の元素を操り、攻撃に倒す。
アートは妖の元素に鏡の盾に防御とカウンターに倒す。
奥にあるオーブ、アートが握り締める。
アート
「ご苦労だった」
下がるレウ。
シン
「アート！」
アート
「アートの願いは叶った、二つの魂の一つを殺す事、我が願いの復活、ソウルイータ－の復活」
シン一世が走る。
アートの転移、レウの背中にアートが歩く。
シン一世
「アート！」
この二人は町に帰る。
世代を重ね、ソウルイータ－の討伐、千年魔王のアート討伐、千年戦争に参戦した勇者の伝説。
シン百四十世の転生、真の夜の破片を宿した父のシン百三十九世、母のレイチェル、産まれたシン百四十世は夜の町領に育つ。
シン百四十世の十三歳の誕生日、西内海より来襲した海賊団、迎撃の父、母、大人達。
シン百四十世の仲間、友人達、同世代の幼馴染み達と挙兵。
シン百四十世連隊となり、海賊団に強襲、この頭が宿した真の罰の破片がシン百四十世に宿る。
シン百三十九世
「シン百四十世に宿る真の罰の破片、同世代に他はない、真の夜の破片は別に宿す、シン百四十世を追放する」
シン百四十世連隊はシン百四十世を捕縛、この西内海諸島の一つに追放。
シン百四十世は真の罰の破片を宿した上位古代吸血鬼王の十三歳の少年。
シン百四十世
「真の罰の破片、真の夜の破片、自分は！」
真の罰の破片が蝕む、いばらの効果、不老化、不死化、真の罰の破片が集める真の罰の魔物達、真の罰の破片を宿したシン百四十世は、真の罰の破片に認められた真の主。
苦痛、激痛、悪夢、魘された一夜の後、島の人々と会う。
シン百四十世
「真の罰の破片とはなんだ？」
老人の一人。
「知らんのか、内海諸島の海賊団が持つ、己への罰と周囲への罰を司る苦痛と悪夢の破片じゃよ」
シン百四十世
「そんな」
老人の一人
「そんなとは？」
シン百四十世
「自分の宿した真の罰の破片」
下がる全員。
老人の一人
「内海の悪夢、内海の罰を司る苦痛と悪夢の破片に憑かれたか」
シン百四十世
「知らなかった！」
老人の一人
「アホ、内海は知らんですむか」
シン百四十世は泣いた、下がる全員、この雫が真の罰の破片に触れる。
真の罰の破片が哭く、真の罰の破片の魔物が沸く、下がる全員は逃げる。
シン百四十世
「なんでだよ！」
真の罰の破片、真の夜の破片、この対立した内海と東方の出入口の夜の町領。
水、土、光、聖、気、幻、プリーストマジック、ターンアンデットを極めた生前のシン百四十世は、今世の生に泣いた。
シン百四十世は夜に歩く、幽鬼に近い気配、魂すら引き抜かれた虚ろ。
シン百四十世の成長、私略海賊団を興し、五胴船のガレアス五号を百隻、手下20万人、女奴隷5万人、ペガサスライダー千騎、魔導砲が各１２０門、左右に２４０門。
反教国を主張、反西方海軍を主張、連合共和国海軍私略海賊団代表議員を兼任した提督に出世。
島の主が一票の投票権を持つ連合共和国、この首都はアルティマ島最大都市アルティマ、このガレアス五号私略海賊団を率いるシン百四十世は、反教国、反西方海軍を主張しつつ、西地中海の出入口王国と通商同盟、維持しつつ東方の夜の町領と交易。
人口は人間が一位、獣人が二位、ドワーフが三位、エルフが四位、バードマンが五位、カエルが六位、マーメイドが七位、ドラゴンニュートが八位、リザートマンが九位、不死者が十位。
政府は代表を議員二百人が選び、政党政治の与党が主導し、代表が大臣を指定、大臣が文官を任命、試験に官僚、役人、海軍士官、海軍付き陸軍士官を定める。
また外交官は代表が定める。
対外政策の中心は東西内海交易、また南北内海交易、夜の町領から中央内海連合共和国、この先に地中海の出入口王国が繋がる。
地中海の出入口王国は西方海軍、南方王国、北方教国と交易。
間接的な交易と私略海賊団が襲う教国籍の船、王国籍の船、西方海軍籍の船。
また連合共和国は妥協点の奴隷解放、女奴隷は二十歳、男奴隷は三十路。
法律上は財産の扱い、解放奴隷は引退後に婚姻と暮らし。
また退職金も出す通常。
シン百四十世私略海賊団は引退した海賊が三十歳位からぽつぽつ、女奴隷は二十歳に解放奴隷、また退職金。
妊娠、出産祝いは施設に放り込む毎回。
中央内海連合共和国は人口が4000万人、海軍20万人、海軍付き陸軍10万人、海軍付き陸軍付き傭兵軍20万人、海軍内私略海賊団は最多を占める。
真の罰の破片の魔物は一人前の試験の扱い、また連合共和国の戦士一人前の試験の扱い。
シン百四十世は蒸気機関車、レール、駅、蒸気船、羅針盤を発案した一人。
中央内海連合共和国の加速、魔導砲の最長射程距離を最優先にしつつ、軽量、小型を考慮しつつ、私略海賊団に普及を加速。
異能の未來予測、この把握した毎年、翌年、翌々年の未來。
五年間の未來予測が可能にした魔物が沸く真の罰、この采配も幸いに、戦死は0人、十日に一回、１１日に一回と差はある。
