表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【スキル使用可】リアル脱出ゲーム  作者: すぱとーどすぱどぅ
1/4

第1話 ゲームの概要を説明させていただきます。

「それでは、ゲームの概要を説明させていただきます」


 その声で、その場にいた人々が目を覚まし、声のする方に意識を向ける。


佐伯博人さえきひろともその1人だ。


数人の連中がそそくさとその場を後にするのを横目に見ながら、博人は説明の続きを待った。


「これからみなさまには、30日間の船旅の後、得た【スキル】を駆使し、無人島にてサバイバルを行っていただきます」


 スーツの男から衝撃的な説明がされたというのに、誰一人として声をあげなかった。


――おかしい。

 不審に思った博人も小さく声を出すべく口を開いた。


「……」


――声が出ないな。

 のどが震える感覚はあるのに、音にならない不思議な感覚。周りを見ると多くの人が驚きの表情を浮かべていた。


「今、多くの方々が実感した声が出ない現象、これも【スキル】の一つです」


 スーツの男の淡々とした声が続く。


「このような【スキル】を船内にて集め、サバイバルを勝ち抜くことがゲームの概要となります。ゲームは明日の12時からです。解散」


 淡々とした声が終わった瞬間、一気に音の波が押し寄せてきた。


「意味がわかんねえよ!」


「ここはどこなの!だれかたすけてええええ」


「ママああああああ」

 


 会場中がパニック状態だ。


――こんな簡単な説明じゃ、何をするかもわからないな

 博人は音のない溜息をついた。

 



 そして、パニックに巻き込まれないように、その場を後にした。




 さて、今現在この戦場にいるプレイヤー(人々)は二つに分かれている。


 一つは今初めてゲームの概要を聞かされたプレイヤー。

 そしてもう一つは、事前にゲームの概要を聞いているプレイヤー。


 みなさんのご想像の通り、パニックになっている人々は前者。

 会場をすぐに出ていった人は後者となる。


 さて博人はどちらなのか。



 それは、船に乗せられる前にさかのぼる。



 ※ご覧いただきありがとうございます。

 ちょっとでもいいなと思ったら、、、なにしてもらえるんだろ。

 ぜひ、書き方のアドバイスもください。待ってます!

続きが気になった方はカクヨムで一気見できます!


そちらもよかったらぜひ!https://kakuyomu.jp/works/16817330667075076884

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ