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桃太郎

作者: 松岡七海

昔々、ある国に100組の老夫婦がいました。


100人のおじいさんはそれぞれ色々な山へ柴刈りに、100人のおばあさんはそれぞれ色々な川へ洗濯に行きました。


100人のおばあさんが川で洗濯をしていると、川上からどんぶらこどんぶらことそれはそれは大きな桃が流れてきます。


80人のおばあさんは大きな桃をキモいと思ったので、スルーしました。


20人のおばあさんは何故か桃を拾い、家に持ち帰りました。


20人のおばあさんが家で桃を割ってみると、中から大きな赤ん坊がおんぎゃあと誕生。


16人のおばあさんはそれを気味悪がって、赤ん坊を桃の中に戻して川へそっと流しました。


4人のおばあさんは何故か赤ん坊を育てることにしたのです。


桃太郎と名付けられた4人の赤ん坊はすくすくと成長し、1年で成人男性の大きさになりました。


3人のおばあさんはそれをキモいと思って、桃太郎を追い出しました。


1人のおばあさんだけは何故か桃太郎を受け入れたのでした。


この桃太郎がなんやかんやしてお宝をこのおばあさんの家に持ち帰り、1組の老夫婦は末長く豊かに暮らしましたとさ。

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