SSランクモンスター
昨日の夜
男達は戦場(女湯)に向かい勇敢に戦った(覗き)
そして二十一時頃にアークとジンが氷漬けにされた男達を無事救出したのであった。
そして夜が明け、朝がやってきた。
アークはいつも通り学園に向かい教室で何も考えず、呑気に座っていた。
(ガラガラ〜)
教室のドアが開く音がしたので俺は教室のドアに目をやった。
一体誰が来たのか気になって見るといつもの三人組だった。
「よぉ!アーク昨日はお前どこに行ってたんだよ。」
話しかけてきたのはカイトだった。
エメラルドグリーン色の髪をした男である。
カイトはいつも通り太陽の如く元気だった。
「昨日カイト達が来る前に先に風呂に行ってたんだよ。」
あの時もしカイト達と出会ってたら俺も氷漬けにされてたかもな、そう考えると昨日の俺の行動が早くて良かったよ。
ナイス!昨日の俺!
そう昨日の自分を心の中で褒めながら俺はさっき食堂で買ってきた、りんごジュースを一口飲んだ。
「まさか、先に女湯を覗いたのかぁ!」
「ブホォーーーー!」
俺はロイドの急な発言に少々驚き、勢い余ってりんごジュースをドラゴンの破壊光線みたいに吐き出した。
「なわけ、あるかぁ!」
「なんだ違うのか...」
少しガッカリそうにロイドはしていた。
「アークをお前らと同じにするな、まずアークと俺が気付かなかったらお前ら全員あのまま朝まで放置されてたかな!」
昨日の夜カイト達が氷漬けにされた後、ジンが駆けつけた。ジンは少し汗をかいていた。
ダークブルー色の髪が少しくしゃくしゃになっていて何か体を動かした後のように見えた。
そして男湯の前に居た俺と出くわした。
出くわした瞬間に女湯からクリスタルの形に氷漬けにされた男達が出てきた。
ジンはさっきあった出来事を瞬時に察して、呆れた顔をしていた。
そして俺とジンは氷漬けにされた男達を助けてあげた。
だが男達は全員は気絶していたため、俺とジンでトウヤ先生のところまで運んだ。
それが昨日の夜の出来事だった。
「いや、あの時は一生幸せな思いをしながら、氷漬けにされた状態で夜を過ごすのかと思ったぞ。」
お前ら氷漬けにされて幸せだったのかよ!
とんだドMだな!
流石ロイドだ。俺らの考えの斜め上を行く。
「ほんと、お前らはバカだな。」
ジンは心の中でもうこいつらは救いようがないと思ったのであった。
「でもありがとうな!あの時、助けに来てくれなかったら俺らあのまま朝まで放置プレイ状態だったよ。」
笑いながらも、ちゃんとアークとジンに感謝の気持ちを伝えた。
「どういたしまして。」
「これに懲りたらあんなバカのことはもうするなよ。」
「いや、待て!まだ俺達は下着しか見てない!
下着の奥!そこにこの世の全てがあるんだ!この世の真理がっ...」
言いきる前にジンが左腕で銃の形を作り、人差し指をロイドに向けた。
「俺は今、思ったよ。これ以上お前達が罪を重ねる前に俺はお前らの友としてお前らをここで殺すよ。」
「待て待て!冗談だよ。 ちょっと悪ふざけで言ってみたかっただけだよ。」
ロイドが焦りながら必死にジンにそう言った。
それに応じ、ジンは左腕(銃)を下ろした。
「まあ、次からはこんなことやめようね。」
俺はカイトとロイドに最後の優しい警告をした。
(ガラガラ〜)
誰かが教室に入ってきた。
「おはよう!みんな!」
そう挨拶をしてきたのは陽キャ(ローズベルト)だった。
シャンパンゴールド色の髪が太陽の光を浴びて光っていた。
相変わらず眩しい金髪だぜ。
(ガラガラ〜)
また、誰かが入ってきた。
「みんなおはよう!」
入ってきたのはチェリーピンク色の髪をした。
身長は140センチメートル以下の小柄な体型して、なんとも愛くるしい姿をしているユイちゃんだった。
「おっユイちゃんおはよう!」
挨拶をしたのはロイドだった。お前どんな神経してんだよ。
昨日覗いた相手だぞ?!
「あっ、ロイド君とカイト君!
昨日女湯を覗きに来たこと許さないからね!
でも、次からしないって約束出来るなら特別に許してあげてもいいよ!」
「良かったな、お前ら謝れば許してくれるだってよ。」
「ユイちゃん昨日はごめんな。次からはバレないようにするよ!」
「バカァ!」
ユイちゃんは右手を振り上げ、カイトの頬に目掛けて強烈なビンタをした。
カイトの左頬に衝撃が走る。
そして倒れた。
「バカだな!」
「バカだな!」
カイトお前は本当に尊敬するレベルでバカだよ。
(ガラガラ〜)
また、誰かが入ってきた。
今日は連続で入ってくることが多いな。
入ってきたのはレミとミラだった。
レミのホワイトシルバーの髪とミラのライトシアンブルーの髪はよく目立つのですぐに気づいた。
「レミちゃん、ミラちゃんおはよう!
昨日は覗いてごめん!
次からは氷漬けにされないよう対策を考えてから覗くからねっ...」
言い切った刹那にロイドの右頬に強烈な痛みと衝撃が走った。
レミは右後ろ回し蹴りでロイドの顔面を蹴り、床に叩きつけた。
「わぉ〜!レミのキック力やばいね。
こりゃあ〜死んだんじゃない?」
「殺したかったけど、流石に殺さない程度の威力にしたわ。」
その言い方だと、自分は後ろ回し蹴りで人を殺すことが出来ますよって言ってるもんじゃん!
やばすぎだろ!本当に女の子なのか?
そしてロイドよ、お前もカイトのこと言えたもんじゃないぞ。
「バカだな。」
「死んだな。」
「レミさんすごい!」
「カイト君もロイド君もこれで覗きには懲りただろうね。流石に可哀想だけど。」
ジンとローズベルトはまだ優しい!
だが、カイトいくらなんでも死んだなは可哀想すぎだろ!
というかお前復活するの早すぎだろ!
そしてユイちゃん〜ロイドのことを心配してあげようね。
「皆さんおはようございます!」
元気な声でみんなに挨拶をしたのはマキ先生だった。
「それより何で朝から死体があるんですか?」
いや、先生死んでませんよ。多分...
「いや、マキ先生僕は生きてますよ。」
いや、お前も復活早いな!
「あっ、良かったです。それでは皆さん席に着いてくださいね!」
全員が着席した。
「皆さん居ますね。それでは今日も1日頑張りましょうね!
そして皆さんにお伝えすることがあります。」
伝えること?何だ?今日の授業の変更とかか?
「今日、東の町の方でSSランクモンスターが出現しました!」
「何だと!」
一人の生徒が叫んだ!それに続き...
「嘘。」
「まじかよ...」
「イーストシティは大丈夫なの?」
みんな驚き、心配と焦りを感じた。
それもそうだ。
SSランクモンスターの危険度を表すなら町が崩壊するレベルだ。
強さはSランクモンスターの比じゃない!
Bランクモンスターの強さはCランクモンスター50体分
Aランクモンスターの強さはBランクモンスター100体分
Sランクモンスターの強さはAランクモンスター200体分
SSランクモンスターはSランクモンスター10体分
または、Aランクモンスター400体分だ。
過去の出来事でSSランクモンスターがAランクモンスター370体に襲われるという出来事があった。
その出来事はとても恐ろしい出来事だった。
何しろ被害が町の半壊だったからだ。
多くの人が死んだ。むしろよく町が半壊で済んだものだ。
この勝負の結果は
Aランクモンスター370体全滅。
SSランクモンスター後に死亡。
という結果で終わった。
この事からSSランクモンスターはAランクモンスター400体分の強さだと決めづけられた。
「イーストシティは今、Sランク戦士達が対応しています。」
この世界は五つの町がある。
東の町
西の町
北の町
南の町
そして英雄学園がある
中央
世界はこの五つの町で出来ている。
「まあ、行くことは無いと思いますが、皆さん絶対に行かないでくださいね!」
まあ、すぐ行けるようになると思うがな。
Sランク戦士が複数もいるなら今日中には討伐出来るだろう。
「以上で先生からの連絡は終わります。
今日も一日頑張りましょう!」
先生は最後に生徒全員に向けてウィンクをした。
「SSランクモンスターかぁ、怖いね。」
ローズベルトがアークに話しかけてきた。
「そうだね。イーストシティの人達無事だといいけど。」
「Sランク戦士達が対応してるのだから被害は最小限には抑えられるだろう。」
ジンはやはり冷静だ。怖いぐらいだ。
でもこの冷静さは戦闘時に役に立つ。
ジンの強さは単純な強さだけじゃなさそうだ。
「なぁ、マキ先生のウィンク最高だったな。」
「あのウィンクでSSランクモンスターもイチコロだろ?!」
ロイドとカイトは呑気にマキ先生のウィンクについて語っていた。
お前ら能天気すぎだろ!脳内お花畑か!
◇◇◇
昨日と同じ一〜三時間目は魔法の授業だ。
今日は真剣に聞いている人が多かった。
理由は回復魔法の授業だったからだ。
回復魔法は戦いでとても役に立つ。
回復魔法で自分を回復したり、味方を回復出来るからだ。
こんな便利な魔法だが、扱いはとても難しい。
中には強い戦士でも使えない人が居る。
今回の授業で使えるようになった人は七〜八人程度だった。
中には元から使える人も居た。
授業が終わり、昼食の時間だ。
俺は昨日と同じ食堂でカレーライス食った。
そして昼食を済ませ、四〜五時間目の実践訓練する場所に向かった。昨日と同じ森だ。
全員が集まり、トウヤ先生も到着した。
「今日の授業はチームを組んでもらう!
チーム組み、チームで行動し、モンスターを倒してもらう。今回は特に競い合ったりしない。
五分間、時間をやるから決めとけよ。
あ〜それとなるべく五人チームになれよ。
そっちの方が綺麗に別れれるし、空間魔法を細かく使う必要が無くなるからな。」
チームを組めだと!
モンスター倒すよりもそっちの方が俺にはきついんですけど!どうしよう...
「アーク君一緒にチームを組まないか?」
まさかのローズベルトが誘ってくれた。
助かった。それと嬉しい。
こんな俺でもちゃんとチーム作れた。
「いいの?」
「もちろん!それに君の実力見てみたいしね!
この前は見れなかったから。」
「おーい俺達も混ぜろよ!」
近付いてきたのはロイドとカイトとジンの三人組だった。
「これで五人だね。」
「よしチーム決定だな!」
「よろしく頼む。」
まさか、こんな簡単にチームを作ることに成功した。
嬉しさが半端ない。
そして五分がたった。
みんなチームに別れることが出来た。
「お前ら五人ずつに別れろと言ったはずなんだが...」
ほとんどの人がチーム作ったが五人チームじゃないところがほとんどだった。
「それにガラード俺はチームを作れと言ったはずだぞ!
何でお前は一人だけなんだよ。」
まあ、何となく察することが出来るけどな。
「俺には仲間は要らねぇ!足を引っ張るやつばかりだからな!」
ガラードは怒声みたいな声で叫んだ。
「ったく、仕方ない!もう時間だ。始めるぞ!」
全員がスタート位置に着いた。
「訓練開始!」
◇◇◇
アーク達は森の中を駆け抜けながらモンスター達を倒していた。
「ジン君強いね!」
「ローズベルトお前の光魔法もすごいな。」
「なぁロイドよ、あの二人強すぎないか?」
「そうだな。次元が違いすぎる。」
確かにこの二人は強すぎる。
どっちもBランク戦士以上の強さがある。
ジンに関してはAランク戦士はもう確定だな。
もしくはSランクも、いや、それは考えすぎか。
だけどロイドもカイトもかなりの強さだ。
この二人もBランク戦士以上の強さは確実にあるだろう。
「よしどんどん行こう。」
俺達は順調にモンスターを倒していった。
ほとんどローズベルトとジンが倒してたけど。
この調子なら一位狙えるんじゃね?
と思うぐらいに良いペースだ。
訓練が始まって十分が経過した。
どこかで俺も活躍しないとな...
そう考えた瞬間に。
全員の脳内が凍りついた。
禍々しいオーラによって。
「おい、何だよこれ...」
「とりあえず訓練は中止だ。」
「あぁ、早く先生に知らせないと!」
このオーラはやばい。全員がそう思っているようだ。
そしてこの感じ、この魔力は人間じゃない。
まさか、モンスター?
分かることは、Bランク、いや、Aランク以上のモンスターは確定だ。
「きゃぁぁぁ!」
全員が悲鳴に反応した。
「今の。」
「ユイちゃん?」
悲鳴から三秒後に俺は全力で声の方向に向かって走った。
考える前に体が先に動いた。
「ちょっとアーク君どこ行くの?」
「お前らアークについて行くぞ!」
「おう!」
嫌な予感がする。
◇◇◇
これは数分前の出来事である。
「トウヤ先生怒ってましたね。」
「まあ、五人チーム作るのはレミにはきついよ。
私たちが誘わなかったら多分ガラード君と同じで一人になってたし。」
どうやらレミはユイとミラとチームを組んだようだ。
「それにしてもやっぱレミはすごいわ!」
「はぁぁぁぁ!」
レミは前回の訓練同様、氷の剣で次々とモンスターを斬り倒していく。
そしてモンスターを斬り終わり、氷の剣を戻そうとした刹那に一匹のモンスターがレミに襲いかかる。
「レミさん危ない!」
ユイが叫んだ刹那にレミを襲おうとしたモンスターの首が跳んだ。
「えっ?」
今起きた出来事が理解出来ず、ユイは間の抜けた顔をした。
「危なかったね。」
そうレミが襲われる刹那にミラが水の斬撃を放った。
「ありがとう、ミラ。」
「どういたしまして。」
「二人ともすごい。」
ユイは目を輝かせながら二人を見つめた。
「いや、それ程でも!」
ミラは笑いながら自分を褒め称えた。
こうして三人は順調にモンスターを倒していた。
その時に。
「あら、随分楽しそうですね。」
一人の女が話しかけてきた。
「あなたは?この前の。」
「そう私達は貴方に氷漬けにされた者達よ。」
「また、喧嘩を売りに来たのかしら?」
めんどくさいわね。また、ちょっかいをかけられたら次は二人にも迷惑がかかる。
「まあ、本来は手を出したら駄目だけど、私達この前の貴方の氷魔法、いや、固有スキルによる氷魔法によって氷漬けにされたせいでこの前の点数は0点なのよ。」
「なるほど、それでまた、私に喧嘩を売りに来たと。」
「いや、違うわ。」
違う?じゃあ今回は何をするつもりなの?
「今回は虐めさ!」
三人は警戒態勢をとった。
「私達は今回武器を持ってきた。」
四人は刀を取り出し三人に刃を向けてきた。
「この武器は魔法力高めるだけでなく、魔法を蓄積し、それを一気に放つことが出来るのよ!
これであんた達の服を剥ぎ取り丸裸にして、男達の前に吊し上げてあげるわ。」
何ともクズな考えだ。
レミは段々怒りが込み上がってきた。
「そんなことしたらまた、トウヤ先生に怒られますよ。」
そうだ。トウヤ先生は空間魔法でこの森全てを把握している。
「聞いてなかったの?あいつは細かくまでは把握出来ないって言ってたのよ!
つまり私達全員が何をしていたかは把握出来ないのよ。
だから前みたいに極大な魔法さえ使わなければいいだけの話しさ!
まあ、あんたは使ってもいいよ!その代わりそこの二人も一緒にだけどね!」
「最低だよ。君達!」
ミラが吼えた。
「吠えんなよ、クソ女!お前から斬るぞ?」
レミの頭の中でプツンという音がした。
怒りのリミッターの糸が切れた。
怒りが混み上がる。
「貴方達!」
冷酷で覇気のこもった声で威圧する。
「ふふ、キレたね。あんた達やるわよ!」
四人が三人に襲いかかる。
そしてレミも攻撃態勢に入ろうとした。
その刹那に...
「レミ避けて、上から何か来る!」
ミラが上から降ってくる巨大なモンスターに瞬時に気付き、吼えた。
それに反応し、四人組の女達も地面を蹴り後ろに避けた。
ドーンという着地音とともに巨大なモンスターだと思われるものが落ちてきた。
「何にこいつ?」
レミがいち早く気づいた。
こいつは何か普通のモンスターと違う。
それにこの禍々しいオーラととてつもない魔力!
やばい!
「何このモンスター?」
四人組の女リーダーが不思議そうに思った。
「まあ、ただのデカいモンスターか!
今、あんたに要は無いわ!死になさい!」
「待って!」
レミが叫んだ。女リーダーを止める為に。
だが遅かった...
モンスターは腕を振り、刀より鋭い、爪で女リーダーの腕を斬った。
「えっ?」
女リーダー以外の三人が驚いた表情でリーダーを見つめる。
女リーダーの腕から血が勢いよく吹き出る。
「いやぁぁぁ、私の腕がァ!」
勢いよく赤黒い血が女リーダーの腕から飛び出て、ユイの頬に血が付着した。それに反応し。
「きゃぁぁぁ!」
「ユイちゃん落ち着いて!」
ミラがユイを落ち着かせようとした。
「ミラみんなを連れて逃げて、
そこの三人、回復魔法は使えないの?
早く止血しなさい!」
「無理。」
「えっ?」
無理なのも当たり前だ。
この三人は唯一今日の回復魔法の授業を寝ていた者達であるから。
「私出来ます!私は元から回復魔法が得意なので。」
冷静さを取り戻したユイはそう言って女リーダーに回復魔法をかけて、止血した。
「よし、みんな逃げるよ!」
逃げようとした瞬間に。
「嘘、なんでよ。」
結界が張られた。
「レミやばい、逃げられない!」
「っつ!」
レミは唇を噛んだ。血が出そうになるぐらいにこれは覚悟を決めた証である。
「ミラみんなを守れる?」
「任せて!私がみんなを守るよ!」
ミラはレミのやりたいことを瞬時に理解した。
レミは少し安心した。
「任せたよ!」
ミラは頷いた。そしてレミの背中を見つめた。
レミ死なないでね。
「行くわよ!」
レミがモンスターに襲いかかった。
レミはオーラと魔力で察していた。
理由は分からないがこいつは今日の朝、マキ先生が言っていた、SSランクモンスターだ。
今の私では勝てるか分からない。
でも戦う...なぜなら、
「私は英雄になるのよ!みんなを救える英雄に!」
皆さんお久しぶりです。鬼龍院天音です。
いや、かなり投稿が遅れてしまいました。
誠に申し訳ありません。
次回はガチガチの戦闘です。
キャラクター達の活躍にご期待ください!