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僕たちの英雄伝説  作者: 鬼龍院 天音
1年生編 第一章
14/40

ラブレターって怖いね

モンスター襲撃の事件から二週間が立った。

この二週間の間に全ての街に英雄学園がモンスターの襲撃に会ったという情報が出回り、二週間はモンスター襲撃の話で持ちきりだった。

そして、ドラゴンの正体も判明した。

ドラゴンの正体はトウヤ先生やレミさんが予想してた通りSSランクモンスターだった。

それも東の町(イーストシティ)に現れたSSランクモンスターと一致した。


そして、ガラードが戦ったバラムという男は今、指名手配されている。

バラムは結局モンスターだったのか、人間だったのかは分からなかった。

トウヤ先生曰く、人間とモンスター両方のオーラを感じ取ったらしい。


謎が多いモンスター襲撃事件はまだ、調べることがいっぱいあるため、今でも調査が進められている。


モンスターの襲撃があったため学園は二週間、休校となった。

俺達は寮で二週間生活していた。

各エリアには先生達が配置していた。

極力一人で行動することは避けて、食事は男子と女子に別れて全員でするようにしていた。

それに誰かと一日は話したいと思っているだろと先生方は考えたらしく、食事だけは全員ですることにしたらしい。

だけど、銭湯は閉鎖され、各自の部屋のシャワールームを使うよう言われた。

銭湯が閉鎖された理由は休校してから一日目にカイト率いる男軍団は再び女子風呂を覗きに行き、それがマキ先生に見つかり、マキ先生に空の彼方までぶっ飛ばされたらしい。

多分...

覗きが原因で銭湯は閉鎖されていたのだ。

ちなみにカイト率いる男軍団はしばらく、マキ先生の特別授業を受けていたらしい。

終わる度にゾンビみたいな顔をして、帰ってきていた。

一体どんな授業をされたというのだ。

俺は少々気になっていた。


色々あった二週間も終わり、今日から学園生活が始まる。

俺はいつも通り学園に向かっていた。

そのはずだった。


「なんだ、これ?」


学園の入口に手帳を持った多くの人が集まっていた。


始まって早々何があると言うんだよ。


「あなた、Aクラスの人ですか?」


一人の男が俺に尋ねてきた。

それに続くように多くの人が次々と俺の元にやってきた。


「あっ、はい。

そうですけど。」


慌てた口調で俺は応えた。


相変わらず俺はコミュ障のようだ。

学園に入ってからロースベルト、ジン、カイト、ロイドという友達が出来て、少しはコミュ力が上がっていると思ったのだが、どうやら一つも上がっていなかったようだ。


「モンスター襲撃でどんなことがありましたか?」


「詳しく説明して貰えませんか?」


なるほど、情報屋か。

被害に遭った一年A組の人に直接情報屋を聞きに来たのか。


情報屋とはそのままの通り、情報を集め全ての町に今日のあった出来事や大きな事件を知らせるのが仕事だ。

毎日チラシを作り、それを町に配っている。

個人的には結構めんどくさいと思っている仕事だ。


さて、どうしようか。

俺のコミュ力で説明出来るのか?

それと俺はドラゴンと戦っている。

下手に説明して、俺の情報を奪われるのは避けたいところだ。


「えっと、そのぉ〜

なんというか、あれですね。

怖かったですね。」


ダメだ、全く喋れねぇ。

何が怖かったですねだ!

説明になってねぇよ!

自分の感想述べただけになってるじゃねぇか!


「すいません、通ります。」


「行くぞ、アーク。」


「カイトにロイド!」


たくさんの人混みの中にカイトとロイドは突っ込み、俺の手を掴みそのまま、学園まで連れていってくれた。


「助かったよ。

カイト、ロイド。」


ほんとに助かった。

まじでカイトとロイドには大感謝だわ。


「ああいう奴らは無視した方がいいぞ。」


玄関の前に立って、そう俺に言ってきたのはジンだった。


「ジン、お前はもう来ていたのか?」


「いや、今来たところだ。」


「えっ、どうやって入ったの?」


カイトは驚いた声を上げる。

それもそうだ、あの時ジンの姿はどこにも見当たらなかったのだから。


「裏口から入ってきたのさ。」


いや、裏口なんかあったのかよ。

それさえ分かっていれば俺もそっちから入ったわ。

俺がいつも学園に来る時間帯は多くの先輩達が来る。

あんな怖い先輩達と毎日会ってると心臓がいくつあっても足りんわ!

まあ、今回は先輩達よりも怖かったけど。


「とりあえず、教室に行こうぜ!」


「そうだな。」


カイトとロイドは走って教室まで行った。


「アーク、大丈夫か?」


「何がだ?」


「あの戦いが終わった後、お前はぶっ倒れたから少し心配でな。」


「大丈夫だよ。

もうピンピンしてる。」


そういえば俺はドラゴンとの戦いが終わって、学園に着いた後、ぶっ倒れたんだったな。

まあ、疲労でぶっ倒れただけだから、特になんもなかったけどな。


「それなら良かった。

じゃあ、俺らも教室に行くか。」


俺とジンはカイトとロイドを追いかけるように教室に向かった。


◇◇◇


「あっ、アーク君、ジン君、カイト君、ロイド君、おはよう!」


「ユイちゃんおはよう!

二週間ぶりだね。」


満面の笑みで挨拶をするカイト。


「ミラちゃんもおはよう!」


「おはよう、ロイド君。」


この光景を見るのも二週間ぶりだな。

なんか帰ってきた感じがするな。

まあ、まだ学園二回しか行ってないけど。

まさか、三回目が二週間後になるとは思っていなかったからな。


「みんな、おはよう!」


この元気な声と眩しい程輝いているシャンパンゴールドの髪はあいつだな。


「お〜ローズベルトおはよう!」


「おはよう、ロイド。」


「おっ、呼び捨てじゃん。

いいね、友達みたいな雰囲気出て。」


ローズベルトが呼び捨てするとか、なんか似合わねぇ。


「アークもおはよう。」


「おはよう、ローズベルト。」


でも、呼び捨ての方がなんかいいな。

なんか喋りやすい。


「皆さん、元気そうでなによりです。

今日からまた、頑張りましょう。」


「グハッ!」


「カイト、ロイド大丈夫か?」


アークは冷静な声ではなく、鋭いツッコミの声で叫んだ。


「アーク、ユイちゃんが俺に挨拶をしてくれた。最高だぜ!もう悔いはない今日の訓練派手に散ってやるぜ!」


前と一言一句変わらず、全く同じことを言ってるな。

相変わらずだな。


「今日は訓練はないぞ。」


「そうだったな。」


今日は訓練がない。

今日は出席確認と授業をするだけらしい。


「それとアークも呼び捨てになってるな。」


「少し雰囲気変わったな。」


「そうなのか?」


カイトとロイドに言われて気づいた。

俺も呼び捨てをしている。


「アークも僕達に馴染んできたということだね。」


ローズベルトの言う通り俺は少しこの四人に馴染んできているようだ。

あの時の戦いのおかげかもしれない。


「そうなのかもしれないな。」


俺らが話している時、ガラガラという音がした。

誰が入ってきたのだろう。


「あっ、レミさん。」


「レミ!」


ミラとユイは真っ先にレミの方に走っていった。


「おはよう、ユイちゃん、ミラ。」


レミさん元気そうだ。

良かった。


「良かったなアーク。

お前が助けたかいがあったな。」


「あの時お前が間に合っていたからこそレミちゃんが今も元気でいるんだぜ。」


ジンとロイドが俺を励ましてくれた。


俺がドラゴンを倒したことはトウヤ先生以外誰も知らない。

だから、褒め称えられることもなかった。

だけど、こうしてジンとロイドには称えられた。

それだけで俺は十分嬉しかった。

龍剣の存在が知られたのは痛いがあの時、俺は全力で戦ったことは正解だったようだ。


「レミさん、背中の傷の方は大丈夫ですか?」


ユイがレミの背中の傷について訊いた。


レミさん背中の傷はどうなったのだ?

立ち上がる時ですら痛みが走る程の大きな怪我だった。

大丈夫かな?


「背中の傷はもう大丈夫よ。

サナ先生の回復魔法で傷跡すら残ってないわ。」


「それは良かったです。」


ユイはレミの背中の傷が治ったことに安心した。


「にしても、すごいわね。

傷跡すら残らない程の回復魔法って。」


ミラさんの言いたいことがすごく分かる。

あれだけの大きい傷を完全に治す程の回復魔法の使い手はそうそういない。

おそらく、サナ先生は回復魔法に関する固有スキルを持っている可能性があるな。


「サナ先生の回復魔法は本当にすごかったわ。

二十分で完全に治ったわ。

一応、一週間毎日検査をしてもらったけど、特に異常はなかったわ。」


「じゃあ、これで三人でお風呂に入れるね。」


「そうですね。丁度今日から銭湯が開放されますし、三人で行きましょう。」


カイトとロイドは三人の話を聞いていた。


「ロイド聞いたか。」


「カイトの兄貴聞いたぜ。」


「行くしかないな!」


こいつらまた、行くつもりだな。


「本当に懲りない奴らだな。」


ジンはいつも通り呆れていた。


「カイト君、ロイド君、見に来たら今度は私もぶっ殺すからね。」


狂気に満ちた笑顔でカイトとロイドを見つめるミラ。


ミラさん顔は笑ってるけど、全身からめっちゃ殺意のオーラが漏れてる。

怖ぇ...


「ごめんなさい。

レミ、ユイちゃん。」


「うん?」


キョトンとした顔をして、驚く二人。


「今日ある人と話したいの?

結構長く話すつもりでいるから今日は一緒に入れなさそう。」


「そうか、それは残念。」


「明日、一緒に入りましょ。」


「分かったよ。」


ミラは笑みを浮かべ、ニヤついた。


ある人と話すってレミさんは言ってたけど一体誰と話すつもりなんだ?


「カイト、レミさんの話し相手って男かな?」


「だったらその男をぶち殺す!」


おいおい物騒だな。


「もしかしたらロイドかもしれないぞ。」


「アークまじか!」


ロイドは驚いた声で少しニヤつく。


「ニヤけがキモイぞ。」


「うっせぇ、ジン!」


「でも、一体誰なんだろうね。」


ローズベルトもレミの話し相手が誰なのか気になっている。

全員が気になっていった時。


「レミさんこっちに来たぞ。」


「まさか、本当に俺?」


この時点で間違いなく俺ら五人の誰かに用があるのは確定だろ。


「アーク君。」


「はは、はい!」


レミさんが読んだ名前は俺だった。

急に呼ばれたため、びっくりした。

そして安定のコミュ障をもろに出してしまった。


「これを受け取って。」


レミさんはアークに手紙を渡した。


「授業が終わったあとでもいいわ。

必ず中身を読んで欲しい。」


レミは顔を逸らしながらアークに中身の確認を頼んだ。


「分かりました。」


「それじゃあ。」


レミがアークの前から立ち去ろうとした瞬間、チャイムがなり先生が来た。


「はい、みんな久しぶり。

席に座ってね。」


この後、出席確認をし、いつも通りマキ先生の話を聞いて朝の活動は終わった。


「おい、アーク。」


「どうしたんだカイト?」


カイトは何か悩みを抱えた、辛そうな顔をしていた。

どうしたのだろう?


「俺達、友達だよな?」


「えっ、あぁ、うん。

友達だよ。」


急に何を言い出すんだよカイトのやつ。

まさか、本当に悩みを抱えているのか。

これは友達として助けてあげないと!


「なら、今日の放課後行かないでくれよ。」


「いや、どういうことだよ。

カイト悩みがあるなら聞くぞ。」


どうしちまったんだよカイトのやつ。

なんか様子が変だぞ。


「その手紙だよ。

レミちゃんから貰った手紙だよ。」


「あぁ、レミさんのラブレターか。」


あっ。


「あっ。」


ジンはアークがやらかしてしまったことに察した。


「ナニィ...」


カイトは今にも人を殺しそうな顔をして、アークを睨みつけた。


「アーク今なんて。」


やばい、完全にやらかした。

まだ、内容も確認してないのにラブレターと言ってしまった。

最初は普通の手紙だと思っていたが俺の頭には一瞬ラブレターという単語がよぎった。

その瞬間カイトがレミさんの手紙のことを聞いてきたから咄嗟にラブレターと言ってしまった。


というか不味いな。


「あぁ、アハハハハハハハ。

ジン〜。」


俺にはカイトの声が狂気に聞こえた。


「なんだ?」


「銃貸して。」


「良いけど、何使うつもりだ?」


良くないよ!ジン!

頼むから渡さないで!


「ヒ ミ ツ 。」


いや、可愛く言ってるつもりでも顔が笑ってねぇよ!

カイトの目は完全に死んでいる。


そしてジンは銃をカイトに渡した。


何やってんだよ!

あの野郎、絶対わざと渡しただろ!


「好きだったぜアーク。

友達として。」


「嬉しい〜愛のコクハクダナァ

で、なんで過去形ナンダ。

そして何故、オレニ銃口ヲムケテルンダ?」


俺は慌てた口調でカタコトで喋っていた。


「愛してるからよ。

死ね!!」


「おい、落ち着けカイト。

後、俺の銃で殺すな。

それ以外なら何をしてもいい。」


「いや、良くねぇよ!

ジンお前の特徴は冷静沈着だろ!

冷静な判断してくれよ!」


ダメだ、まさかのジンがボケ側にいった。

もう終わりだ。


「それにまだ、ラブレターとは決まったわけじゃないだろ。」


「女の子がわざわざ手紙で渡してきたんだぞ?

ラブレターに決まっているだろうが!

だから、殺す!」


「野郎、完全に殺意の衝動に駆られてやがる。

逃げるしか。」


俺は地面を今までとは比べ物にならないぐらいの威力で強く蹴り教室の扉に向かって飛び込んだ。

その刹那。


「どこへ行くんだぁ?」


逃げようとした俺をロイドは見逃しはしなかった。

俺より速いスピードで教室の扉の前に立った。


「今のは身体強化レベル3!」


「あのバカはレベル2までしか出来なかったはずだ。

この土壇場で覚醒しやがった。」


「友に嫉妬して殺す為に覚醒する奴がいるかよ!

お前ら、本気で俺を殺すつもりだろ!」


「あばよ!」


カイトは引き金を引こうとした刹那。


「仕方ない。」


(バンッ!)


(ドンッ!)


二つの銃声が響き、二つの弾丸はぶつかり合った。


「ジン、お前。」


(ドンッ!)


カイトが喋った刹那にジンはカイトの腹に目掛けて銃弾を放った。


「茶番はここまでだ。」


「いや、ジン待てぇ!

今、完全に殺したよね?」


床に倒れ込むカイト。

気絶したようだ。


「ジン、貴様ァ!」


カイトが倒れ込んだ刹那、ロイドはジンに飛びかかった。

だがしかし。


「その間合いは当たるぞ。」


ドンッという銃声が響いた直後ロイドはそのまま空中から落下した。


「さて、このバカ二人が寝てる間にその手紙を見るんだな。」


「あの、ジンよ。

こいつら死んでねぇよな。」


「安心しろ。

実弾じゃない、魔力弾だ!」


「そっちの方がやばいだろ!」


カイトとロイド、お前らは良い奴だったよ。


「まあ、こいつらはこの程度で死ぬほど野暮じゃないから気にするな。」


あんなもろに食らって生きている方がすごいな。

まあ、体を貫いたわけじゃないし生きていてもおかしくわないか?

まあ、この状況がもう色々おかしいけどな。


「俺達は手紙を見ないから安心して確認していいぞ。」


「分かった。」


さて、やっとこの手紙を拝見することが出来るな。

レミさんは一体俺に何を伝えるつもりなのだ?


俺は折り畳まれていた手紙を開いた。


(アーク、今日の夜の二十時に私の部屋まで来てください。

少し話したことがあります。

コーヒーとクッキーを用意して待ってます。)


なるほど...いや、これラブレターじゃね?

本の物語にあった放課後に屋上に呼び出して告白するやつだよね?


「読み終わったか?」


「やばい、本当にラブレターかも?」


「アークほんとかい?」


ローズベルトは驚いた声で俺に聞いてきた。


「不味いな、バレたら次こそ殺される。

カイトとロイドに屋上に呼び出されて殺される。

告白(殺す)ってか?

やかましいわ!」


「大丈夫かアーク?

情緒不安定になってるぞ。」


「アーク、僕達はみんなに内緒にしとくから安心して行っていいよ。」


「俺とローズベルトがあのバカ二人に上手いこと言っとくから安心しろ。」


「ありがとう、二人とも。」


俺が二人に感謝した後、チャイムが鳴りすぐさま席に座った。


◇◇◇


今日の授業が終わり、夜になった。

俺は食堂で食事を済ませ、レミさんの部屋に向かった。

女子寮に入るのかなり勇気がいるよなぁ。


「おや、アーク君どうしたの?

まさか、覗きに来たの?

好きな女の子でも見に来たの?」


「違いますよ、マキ先生。」


女子寮の入口の前に立っていたのは髪をポニーテールにしていたマキ先生だった。


「実はレミさんに二十時にレミさんの部屋に来いと手紙で言われたんですよ。」


「そうなのね。

分かったよ、今から案内するね。

入口はサナ先生にお願いしとくわ。

あっ、間違ってもレミさんを襲っちゃダメだからね?」


「氷の女王を襲う程の勇気なんてありませんよ。

それと俺をこれ以上からかわないでください。」


「アーク君は可愛いね。」


「なっ!

そんなことないです。」


マキ先生はウフフと言って笑みを浮かべた。


この人、見た目はめっちゃクールなのに性格は可愛いかよ。


「どうしたの?」


「ポニーテールがすごく可愛いと思ってただけですよ。」


「アーク君、今日は一緒に寝てあげようか?」


マキ先生はアークの頬を指でつついてきた。


「男連中に殺されるのでやめときます。」


軽い会話をしながら俺はマキ先生にレミの部屋まで案内してもらった。


「一時間で終わりそう?」


「多分終わると思います。」


「じゃあそれまではこの廊下の周りを徘徊してるからね。」


マキ先生は徘徊すると言って俺の目の前から立ち去った。


「さてと。」


俺はレミさんの部屋のドアをコンコンと二回叩いた。


「レミさんアークです。

今来ました。」


俺がレミさんを呼んで数秒後、扉が開いた。

目の前にはワンピースを着て、カーディガンを羽織ったレミさんがいた。


パジャマなのかな?それにしてもすごく似合っている。

俺はすごく可愛いなと思った。


アークは少し顔が赤くなっていた。


「来たわね。

今、コーヒーとクッキーを用意するから部屋の中で待ってて。」

こんにちは鬼龍院天音です。

次で第1章が終わります。

アニメやラノベを読みながら、自分の作品も頑張って進めていきます。

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[気になる点] ひとつ気になる点がありまして学園なのに休校ではなく休業なのでしょうか? [一言] 久々に日常回だったので安心して読めました お風呂覗き組がやっぱり面白い
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