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異世界をかける銃剣士  作者: 結城シュン
第一話 アリーティス
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1.4 - 一回目のクエスト、簡単すぎじゃない?

 食事が終わったら(ナナニアだけ満腹した)二人は受付の側の掲示板に付けるクエスト契約書を選ぶ。

 「ふう…初心者向け、やっぱりスライムの討伐か。よし、ガンガン行くぜ!」

 「ぷーぅハハハ!なんや!?スライム?簡単すぎじゃない???」

 「うるせぇ、退屈と思ったらオレは一人で行く。はい、組を解散。」

 「ちょ…!ひゃぁ…わかったわかった。このままで。」

スライムの討伐の契約書を取って証と共にカプヴィーナに与えて、契約書の右下にスタンプを押すと証と共鳴し、あとは証を竜太に戻す。

 「まさかこれを選んだ…」

 「えっ?なに?」

 「いいえ、なんでもない。クエストをわしました。じゃあ行ってらっしゃい。」

 証を取り戻してる間に三人のはげ頭戦士が突き当たってきて証を落ちされた。やつらは兄弟らしい頭とか身体とか刺青を入れただけではなく、悪質な感じがするし、優しい人たちではないそう。

 「おいどけ、新入り。」

 痩せた一人は証をすーっと掃いて飛ばさせて竜太を押しのけて、他の二人は受付嬢を口説(くどいてる。

 「カプヴィーナ様、明日、お暇ですか?一緒ピクニックするんはいかがですか。」

 身体がムキムキだけど仏のような顔をした一人は優しい声で誘ってあげるけどすぐ断られる。

 「わたしはそんなに暇な人みたいなのか。それに新人をいじめるんな。」

 「そうですか。ではまた今度誘いましょう。」

 話が終わったらあの痩せたはげ頭の肩を掴んで潰したいほど握って凄い圧力がする。

 「いじめるんはダメよ、アロ。」

片手でこのアロの人を扉へ投げてちょうどいい誰かを開けてアロはまっすぐに外の樽に入れる。彼の側にいる背の高いはげ頭は証を拾って埃を払って竜太に返す。

 「弟のことは本当に申し訳ありません。俺はアル、そっちらは俺たちの兄貴アリです。俺たちは悪者ではありません。もしお手伝いが欲しいならぜひ教えてください。」

 今さら何を返事するんがわからないでアリとアルを見送って、たまに変なやつに会うことは異世界にとってただ普通の事だ。


 竜太とナナニアはクエストの場所、大草原にたどり着いた。野生のスライムはどっちにも見えて、楽しそうにぷりぷりで跳んで、大きいジェリーみたいに振ってる。

 「すーげぇ!スライムがいっぱい!」

 「当たり前だぞ。だって今はやつらの繁殖期だ。」

 「うぇっ、スライムも繁殖できるんか……」

 「やったら分かるよ。」

 ナナニアはあくびをして横になって長い草を弄って、竜太に手を貸したくないようだ。竜太は丸石を拾って全力で一番近いスライムに投げたが、石がその身体を貫いたけど何も起こらなかった。

 「あれー?」

 「貫通は無駄だよーーー」

 彼女が暇すぎて舌で結んだ草を吐き出して雲を数え始める。スライムの知識はゲームにいる弱い魔物だけの竜太は素手で戦うしかない。

 「ほら!食らえ!」

 強そうな手刀でスライムを二つに切ってすぐ二匹になっちゃって、その中の一匹を踏んだらもっとちっちゃいスライムが四匹に分裂してしまった。小さなスライムは草を食って身体がゆっくり大きくなる。

 「どどどうしよう!??ぜんぜんやられない…ええ?!!ナナニアさん!!!」

 こんな時一匹の超デカいスライムが跳んできてナナニアはまだ眠ってて、反応が間に合わなくてスライムに潰された。しかしあれはスライムだから身体には九十五パーセントは水があってそんなに簡単に潰すことはありえない。ナナニアはその中に浮いてまだすやすやしていて、竜太はさっそくに手を伸ばしてナナニアを引き抜くと、助けてあげたけど彼女の全身がスライムの粘液で覆ってべたべたになっちゃった。

 「む…ひー!何をしたんだこの変態!!なぜあたしぬるぬるになったんだ?!!」

 「だってさ誰か手伝ってなかったって自分が寝てたって、オレのせいじゃない。」

 「くーそ!もう知らねぇよ!全部焼き尽くせ!ライム術、黒炎星屑(くろえんほしくず!」

 ナナニアは盛り上がってる黒炎を上げて焔が魔力を貯めてファイアボールになって空に射って、小さいみたいなファイアボールは凄い爆発して数えられない星屑っぽい物が落ちて着陸したら二度爆発する。今の大草原は火の海に(した。

 「あの…ちょっとやりすぎ…?」

 余計な話はナナニアに怒って彼女は一人でギルドに戻って、クエストクリアなのになんか寂しい感じがしてるとおもう。


 ギルドの中には風呂場があって冒険者たちに無料で使えて、戦闘が終わったらいい所でリラックスできる。または身体についた汚さを洗い流す……

 「スライムなんて最悪…あっヤバい、髪の毛も…」

 ナナニアは風呂屋で身を洗い、その間に竜太は報酬を受けていくが、カプヴィーナの顔色は怒って悩んでいるようで良くないそうだ。

 「なんてことをしたの、お前ら。」

 「えっど…スライムの討伐…?」

 「討伐!?全滅って感じだろう?!スライムを全部滅ぼしたでもなく、大草原がほとんど焼き尽くされて、側の森の生態系も巻き込まれた。」

 「あぁ…それはまずいね…」

 この時カプヴィーナは竜太に紙を与えて、それは罰金の一覧表があって思うよりもっと高い。

 「それ以上。一週間で罰金を払ってください。時限が過ぎるとあんたの冒険者の資格は終止されるし、世界を滅ぼす罪で五十年監禁される。」

 「そんな事もある…?!!くーそ--!ナナニアさめぇ!!!」

 まだ風呂屋にいるナナニアは温泉に入って良い気持ちがするからよく寝てて、急にくしゃみをして身体を水に浸す。


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