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異世界をかける銃剣士  作者: 結城シュン
プロローグ
1/8

悪の始

 悪の種は土に落ち、闇の深さに眠り、ずっと萌えの刻が待っている。

 世界を護る諸神もろがみが倒されて人間の希望と一緒に、その土地におりて散った。

 しかし、

 まだ一人、世界を救える力が持ってる人、世界を闇に飲み込まれて止める救世主。

 その人の名前は……




 「……目覚めろ、不幸の少年。」

 目を覚まして真っ黒い場所にいって気づいて、暖かくないし寒くないし、温度が感じれないらしい。

 身体に傷がまずそうだけど、白いTシャツの一部分に染めた血はもう乾いたし痛さがちっともしない。自由に動くこともできる。

 「…あの、ここは…」

 「ここは元の世界から去り行く人間たちをくる空間、ようこそ転生者の間。私はカラス、この空間の番人。」

 足音がこの空間に響いて、燕尾服を着て身体が細長い男子が前に現れる。その白い手袋をする手に立派な杖を持って顔が鴉の面に隠されて、それに背は少年より明らかに高い。カラスはシルクハットをとってお辞儀をする。

 「オレは死んじゃった…?どうやって?」

 「覚えないですか。ではこれを見せたら覚えます。」

 カラスは杖を差さって少年があの時に起こった事件を覚えさせる。その日、少年は買い物をしてる途中に野良猫が街の観賞植物から飛び出して大通りを渡ってもうすぐ車に突き当たることを見つけて、何も考えないですぐ買物袋を落として猫をつかまっていって身体で猫を護ってあげた。その代わりにひどいけがをして亡くなった。

 「そう…ですか。じゃ、あの猫は大丈夫ですか。」

 「救われた野良猫は傷つけてない。普通に恐れて逃げた。」

 「よかったぁぁぁ!よく生きてると思いますよ。」

 画面はここまで止まって消えた。少年の顔に幸せさをして、自分が死んだことを知ったって全然構わないみたい、それはカラスが気になる。

 「救われた猫は恩返しをしなかった。それを知ってたあなたは後悔しませんか。価値がありますか。」

 「だって猫は猫だよ。あの子はきっと飼い主を見捨てたから野良猫になってかわいそうだ。オレはさ、ポンコツみたいで暮らして部屋にゲームしか何もしなかって、こんな人は最後に意味があることをやったのはもう十分だ。」

 「そうか、わかりました。では、これに興味がありませんか。」

 カラスはスーツの裏に巻き紙を取り出して少年に渡す。

 「これは……」

 「転生者の契約書。亡くなった人は元の世界に戻れないですが、その身体で他の世界に新しい人生を始められる。」

 少年は巻き紙を開いて内容を読んで、大体の内容はアリーティスという大陸は大魔王に狙われて、世界が侵略されて止めるために救ってあげる勇者は必要だ。地獄みたいな任務をするため、契約者は欲しい能力をもらえる。つまり自身はどのような勇者のことは決めれる。

 「勇者って…オレ?いいえいいえ無理無理!オレは絶対無理だよきっと!ゲームと現実は違うだろう?だから……」

 「…そうですか。この契約書は非常に少ない人がもらえて、ただ選ばれるしかない。あなたは資格があるからもう一度考えてもいいです。」

 少年は無言で目を閉じて考えて、そして一回ため息をした。

 「わかった。受け取ります。」

 「では、そこにお名前を書いてください。」

 羽ペンは手のそばに現れて、少年は契約書に自分の名前を書く。

 浅野竜太、それは少年の名前、契約が達成した間に、アリーティスは新しい救世主が誕生しました。




 その間に、どこかにある魔王城に、罪を抱く女騎士は暗くて長い廊下を通りながら、三日前の概況報告を思い出す……

 三日前、大陸にある大きな国、ヴォクス王国の城の広場に、兵士たちは王様の話を聞いていた。

 「ヴォクス王国の皆、我はエミル。一週間前に観星者かんせいしゃポッボロ様は占って大禍は降りる先見を見た。ポッボロ様はアリーティスに一番正確な予言を言える。だからこの予言は我らの運命を掌握してる。悪魔領主の魔王モヴィティオはアリーティスに着いて、我らの平和な生活を奪って一切を混乱に落ち込む。そのまま置いたらヴォクス王国は必ず滅ぶだ。我らの国の滅亡を待つより、先に敵を倒さなければいけない!人類の希望のために!」

 スピーチがそこまで兵士たちの感情が激しく高ぶって叫んで、その時十二人のチームは皆の前に来た。それらの装備は普段の兵士より強そうでもなく、気が強い様子がある。

 「次は皆にお紹介します。これは魔王討伐隊、我を選んだ一番見事な戦士が集まり、そのうえ我の娘、討伐隊のリーダー、ヴォクス・エリナ、彼女は討伐隊を連れていって魔王と命を懸けて戦い、そして魔王の首を持って帰る!聞け討伐隊!我はきみたちが信じてる。我らの未来のために、アリーティスの未来のために、全力で戦え!!!」

 王様の叫びと共に兵士全員の士気が高くなった。エリナのそばに立てる男子は彼女にひそひそと喋った。

 「おいおい見て隊長!これかっこいいじゃん?!魔王と戦えるなあ…どのようなやつかな……」

 「し…静かにして……」

 解散するまで皆はしっかり王様の話を聞いていた。特に討伐隊、翌日の朝出発しなければいけなかった。全員で帰れることは誰も保証できなかった。最後に王様の話を聞くことは大事にした。

 その夜、討伐隊は食堂に楽しんでいた。お酒をいっぱい飲みが許されるので皆が相手と仲間になった。

 「隊長!今日酔いまで飲もうぞ!はい!」

 「それはちょっと…わたしあまりお酒を飲まないよ…」

 「いいじゃん!せっかく皆はここに集まって、少しでもいいよ!」

 誘ってあげる隊員はビールマグをエリナの手に持たせて、他の隊員も声をあげて応援してた。

 「ほらほら頑張れ!隊長!隊長!隊長!!!」

 「たた…隊長!きみかか…かわいいです!俺は隊長のこと……好きです!」

 その中に一人の話が賑やか雰囲気が急に冷たいにさせた。

 「お…おいカール、お前ガチ?」

 「へ…・?!!ち…違う!それは…!」

 その時平常にはあまり笑わずエリナはカールの話に笑わせた。

 「ふふ!ありがとう、カール。でもわたしはお酒が本当に無理からごめんね。みんなはわたしの大切な仲間、だからわたしはきみたちが信じてる。一緒に魔王を倒す、そして全員生きて帰って約束しよう!そのあと皆といっぱい飲もう!」

 約束をしたけれど、守れないことは皆の心に知ってた。ただ悔みがないで最後の戦いをやって望んだだけ。


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