休息・参
設定回です。
趣味に走り過ぎて絵ばかり増えていってるやんけ。そろそろ真面目に描け、と言われそうなので1章完結まで連投予定です。
絵描きは今回も匡乃下キヨマサさん
イラストは不要というかたは読み飛ばしてくださっても構いませんが、いい出来なので折角だから見てやってください。
・鬼蘭
小角家とよばれる少数民族の数少ない生き残りです。
男言葉を使っていますが女の子です。年齢は15歳。泰の伝統で女性は(化外の獣討伐は別として)戦場に出ることを好まれないため、男っぽくふるまっています。
瑞門八旗と呼ばれる道術と格闘術を融合させた武術の使い手です。
〇小角家
泰の南部に住んでいた、小さな角を持つ少数民族の一族です。
身体能力に加えて高い道術の才能を持つものが多く、泰の王室に多くの優秀な道士を送り込んできたのですが、西夷の侵攻に伴い道術が排斥されたことにより迫害されることになりました。
拠点になっていた都市を西夷の艦隊から砲撃され竜騎兵の攻撃を受け、捕虜は殆どが西夷に連れ去られています。今は泰南部に少数が暮らしています。
〇瑞門八旗
小角家に伝わる道術と打撃格闘技を融合させた技術系統です。
通常の格闘技に加えて、特殊な歩法で大地をふむことにより龍脈の力を自分の体に宿らせて、身体能力や打撃の威力を強化することができます。
使い手は体に龍脈の力を定着させるために体にタトゥを入れます。これが呪符の代わりに龍脈の力を定着させます。
自分の体の外に力を放出できないため飛び道具はなく、突きや蹴りに乗せて当てないといけない。龍脈の力を定着させられる時間が短い等の欠点があります。
一方で、符が必要ないため継戦能力が高いこと、単純な攻撃力だけなら五行道術などをしのぐことなどの優れた点もあります。