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ぶれない里1
カイン「あのジジイたちが作った歪み、フラグだな」
カインはロープレ感を丸出しに声にした。
しかし、年寄りの朝は早い。
カインがどんなに早起きしても、歪みは守られたままだ。
カイン「ちくしょう……」
時計は4時半を示している。
前の日から並んでも、常にジジイたちが誰かしら一番に並んでいやがる。
カインは思った。
「寿命……」
しかし里の者達の寿命はあって無いようなもの。
何かが起こりうる時に必然的に時が流れるのだ。
つまり、何か事件が起これば、老人は持ち場を離れ、その隙にサッといけちゃうこともない。
カインは、そっと、田吾作さんちの大根を、ガモラスさんちの人参と入れ替えた。
里の人A「おい、里の畑が!」
里の人B「どうした!」
中年たちは、畑へ向かった。
老人は、びくともしなかった。
カインは、地面を叩き割る。
新たな技を覚えた。
技:怒気破岩
里は今日も平和だ。
一方、日本は、国名をナンポンにするか、ナッホンにするかなど議論が行われようとしていた。
ナンは、増殖をやめ、ただ砂利があるだけみたいな感じに扱われていた。
箒とちりとりが、たくさん売れた。
もう、わかんないです。