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【9】主人公のおばあちゃん

「はぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁ」

「ほいほいダンナ!まだまだですぜダンナ!」

「も、もうす、すこっ、しっ、てぇ、へぇ、言わ、れっ、ってもっ、がはぁ」

 ヘたり込むように倒れる杉彦。

 ここは杉彦の住む街のはずれにある河原の土手。

 これまでの杉彦の走行距離、おおよそ四キロ。一般的にはジョギングで軽く汗が流せる程度の距離だが、運動不足の杉彦にとっては100メートル走を全速力で走るよりも辛かった。

 地面に突っ伏して息を切らせている杉彦に、一緒についていたぴょん太は喝を入れる。

「ほら~起きて下せぇダンナ!!まだぜんぜん進んでませんぜダンナ!気合いが足りねぇっすよダンナ!!」

 杉彦はそのままの体制で応じる。

「どぅあ、だっ、て、はぁはぁ、もう、はぁ、むりぃ、はぁはぁ」

「これが終わったら腹筋、背筋、腕立てを一〇〇〇回やるんですぜダンナ!」

「ぶふっ!む、むちゃだろ、そら!」

 吹き出す杉彦。聞いただけで乳酸が溜まりそうな数字だ。杉彦じゃなくてもたいてい無理がある。

「そこまでやらないとお嬢さんに追いつけませんぜダンナ!」

「っ……!」

 杉彦の脳裏に氷群の姿が浮かび上がってくる。

 なんでこんなことをやっているのか。すべては氷群に告白するためである。

 杉彦の無謀な挑戦を基に、ぴょん太が導き出した答え。一つ目は体力だった。

 杉彦の告白パターンを見ると、必ずと言っていいほど、何かに妨害されている。アンケートの人だっ たり、おすもうさんだったり、時には妖精のぬいぐるみだったりにスキをつかれたこともあった。

 まずはこうした不測の事態に対処出来なければならないと、ぴょん太は体力強化を提言した。

 それを聞いた杉彦は、ぶっちゃけ体力があってもおすもうさんとかどうにかなるもんじゃないだろうと思ったが、氷群に何かあっては困るし、いざという時に彼女の盾くらいにはなりたいと解釈を変えた。

 そこで早速ランニングから始めた杉彦だったが、このザマである。

「こんなとこで終わっちまっていいんですかいダンナ?お嬢さんを他の男に取られちまいますぜダンナ!」

 更に強い口調で激を飛ばすぴょん太。

 今更ながらタヌキに怒られる人間の図という、なんともシュールな光景がここにあった。

 先ほどから氷群の姿を思い浮かべ、思わずニヤニヤしてしまっていた杉彦だったが、他の男という単語で一気に頭がリセットされた。

 とにかく一ミリでも彼女に近づきたい。今は強くなることがその最短距離だと、杉彦には思えた。ゆっくりと立ち上がる杉彦。

「よーぅし、こうなりゃとことんやってやろうじゃないか……。行くぞ!」

「よだれ拭いて下せぃダンナ」

 かくして気合いを入れ直した杉彦は、再び走り出した。

 目標総距離、五〇〇キロを目指して。

 まぁこの目標を達成するのに、数十日かかったのは言うまでもない。


 その後、筋トレなどを経て、杉彦本人としてはいくらか体力向上に成功したという自負が生まれた。

「よくここまで耐えられましたねダンナ!あっしは嬉しいですぜダンナ!」

 タヌキの目にも涙。

「いやぁ……何度か逃げたけどね」

 杉彦は笑顔をヒクヒクひきつらせる。

「その度におすもうさんにはり倒されたり、スキあり妖精にどつかれたりしてましたねダンナ」

「いっぱいぬいぐるみが飛んできて幼い女の子に囲まれた時はどうしようかと……」

「別の道に目覚めなくて良かったですぜダンナ」

 何はともあれ、第一の関門はクリアといったところか。

「で、次は何をすればいいんだ?」

「次は緊張しないために精神を鍛えましょうぜダンナ」

「精神か……」

 杉彦にとって、体力向上よりも難関ではないかと思われる関門。

 別段、対人恐怖症でも何でもない杉彦が、氷群の前だけ異常に緊張してしまうというのは極めて特異だ。

 逆に、これさえ解決できれば、告白だけなら大した問題ではないのだ。単純かつ難易度の高い課題と言えるだろう。

 これを一体どうやって杉彦に解決させようと考えているのか、このタヌキは。

「体力向上に時間をかけちまった分、こちとらはとっとと解決しちまいましょうぜダンナ!」

「え、何か妙案があるのか!?」

 果たして、その妙案とは……。

「まぁ要するに『習うより慣れろ作戦』ですぜダンナ!今回は特別に協力者を用意しやしたぜダンナ!」

「ふぇ、協力者ぁ!?」

 こんなタヌキの言うことに聞く耳を持つ人間が他にいるというのか?

「ささっ、出てきて下せぃお嬢さん!」

 お嬢さん!?こいつが言うお嬢さんっていったら、氷群以外に誰がいるんだ!?

「ハ、ハィ……」

 ぴょん太の呼び声に、近くの電信柱の陰から可愛らしい声で返事が聞こえてきた。

すると、そこからなんと氷群が……否、杉彦の予想に反して氷群とそっくりな格好をした、氷群をそのまま小さくしたような女の子がひょっこり現れたのだ。

 また氷群と違い、凛とした顔つきではないが、少し垂れ下がった大きな目と少しふっくらした頬が愛らしく、鼻筋もきれいで普通に美少女だった。

 しかし、なぜこんな娘が突然現れたのか?

 ゆっくり土手を上って杉彦の方に向かってくる謎の美少女。歳は杉彦とそう変わらないぐらいだろうか。

「あのー、ぴょん太サン?あの娘はなんなの?」

「あっしが昨日の夜、街に出てたまたま通りかかったあのお嬢さんに声かけてきたんでさぁダンナ!」

「声かけたって……」

 しゃべるタヌキが急に街に現れたら大騒ぎになるだろう。つーか、タヌキが夜の街でナンパとかどんだけシュールなんだよ、と。

「コイツがまた運よく聞き分けのいいお嬢さんでして、『あっしのダンナの力んなっちゃぁくれやせんかねぇ?』と頼んだら、二つ返事で承諾してくれやしたぜダンナ!」

 ほんとか!?どんなミラクルだよ!?杉彦には理解不能だった。

 杉彦とぴょん太が会話しているうちに、謎の美少女が河川敷の上まで上がってきた。彼女はやはり恥ずかしいのか、頬を赤らめてうつむきがちになっていた。

「お嬢さんの名前は内気赤良うちきあからさんだそうですぜダンナ!」

 ぴょん太は手を彼女の方へつきだして、彼女を杉彦に紹介した。すると、赤良は急に顔を上げ、

「あっあっあの!……はっ、はじめまして!」

 と言っておもいっきり頭を下げた。その勢いでかぶっていた氷群の髪型をしたカツラがスルっと落ちて、赤良本人の地毛が露わになる。

 薄い紅色のショートヘアーで、髪質はさらっさら。バツ止めしたヘアピンがとても愛くるしい。正直、顔も含めそのままで十二分に魅力的な女の子だった。

「はわっ!あぅ、あぅっ!」

 落ちたカツラをあわてて拾い、付け直す赤良。その道の人間なら劇画タッチの顔で、爽やかに鼻血を流してしまいそう。そんな赤良の魅力が溢れ出ていた。

 それをなんとも複雑な表情で見つめる杉彦。

 くぁいいのは確かなのだが、なんか格好まで仕込んでくれて申し訳ないという気持ちと、でも自分はやっぱ氷群さん命だしなぁという気持ちで脳がざわついている。

「んで、こちらが昨日話したあっしのダンナでさぁ!」

 今度は杉彦を紹介するぴょん太。

「ど、どうも……」

 杉彦は気まずそうに会釈する。

 あせってカツラがずれずれになってしまっていた赤良だったが、

「へぁ!?あ、はい!旦那さん!は、はじめまして!」

 と言って、また頭を下げるものだからまたカツラが飛ぶ。

 まったく……かわいいやつめっ。

 再びカツラをかぶった赤良を見届けて、ぴょん太が本題を切り出した。

「じゃあダンナ!さっそくあのお嬢さんをお嬢さんの見立てて、告白の練習をしちゃって下せぇダンナ!」

 うん、そういうことね。

 赤良が時間をかけて体制を整えてる間に、なんとなくわかってはいた。

 でも、今となってはムダな練習だという直感めいたものがあった。

 確かに杉彦が氷群の外見を好きなのは疑いない。外見の好きな点を挙げるとすれば、自身のつかれた隙の数より遥かに多い。

 でもそれだけではないのだ。

 氷群の仕草、感性、言動、匂い、思考に至るまで、全てが好きなのだ。

 今目の前にいる彼女には申し訳ないが、氷群と向かい合った時の感覚とは、雲泥の差がある。

 そうなってくると、練習で成果を出せない=本番でも成果を出せない、という理論が成り立つのではなかろうか。

「なぁ……これは止めにしないか?やっても意味ないだろ?」

 杉彦がぴょん太に軽く耳打ちする。

「あめぇですぜダンナ!!」

 ぴょん太の力強い返答に、杉彦は思わず気圧された。

「重要なのは見た目じゃねぇ、中身ですぜダンナ!」

 いやだからそこが矛盾してるんだって。杉彦が反論しようとすると、

「矛盾してませんぜダンナ!」

 また心読まれた!なんだこのタヌキ!

「じゃぁ訊きますけどねぇダンナ!ダンナは赤ん坊ん時からこの歳まで、一回以上女に告白したこたぁあるんですかい!?」

 ズガーーーーーン!と、雷に撃たれたような衝撃が杉彦を襲った。

「一度も女に自分の愛を捧げたことのねぇダンナが、どうやってあの才色兼備で、非の打ち所のねぇお嬢さんに告白するっていうんですかい!?」

 ズガガビーーーン!!杉彦の脳内が、激しい雷雨に変わり始めた。

「あっしが言いてぇのはダンナの中身ですぜ!ダンナが一度でも自分の愛を人に打ち明けてこそ、一皮向けた男として晴れてあのお嬢さんに挑む権利を得れるってもんですぜ!」

 もうここまで言われたら認めざるを得ない。

 このタヌキは神であると。恋愛の神様なのだと。

 頭がくらくらしまくっている杉彦は、倒れないよう賢明にふんばりながら、

「わ、わかった……」

「その意気ですぜダンナ!」

 足をふらつかせたまま、赤良に近づく杉彦。

 先ほどから二者のやりとりを、頭上にはてなマークを浮かべて待っていた赤良が、急に近寄ってきた杉彦に少々ビビり気味。

 それを杉彦は全く気にせず、うなだれたような格好のまま赤良の目の前で足を止める。

 目を丸くして、

「はううぅ!!」

と焦る赤良。かわいい。

 すると、杉彦がいきなり赤良の肩をガシッと掴み、顔をギュン!と上げ、赤良と真っ正面から向き合った。

 そして思わず硬直してしまった赤良に向かって、

「氷群さん!!」

と叫んだ。

「えぇ!?わた、ひむ!?あか、え?ふぇ?」

 すっかり混乱してしまった赤良を無視して、あとはどうにでもなってしまえという気持ちで杉彦は体を動かし、燃えたぎる瞳を彼女の向けたまま、勢い良く言い放った。

「ずっと前からあなたのことが大好きです!!!どうか俺と付き合って下さい!!!!」

 言った。ついに言った。

 人生初の告白。

 といってもあくまで練習に過ぎないのだが……。

 自分のことではないにも関わらず、告白を受け取った赤良はまた硬直し、顔が下から上へどんどん真っ赤になっていた。

「はわっ!ふぇぁえぁえぇ……や、えぇっとぉー」

 この場合、どう反応したらいいかわからない赤良。脳はすっかり機能不全に陥っていた。

 そこへ告白の勢いそのままに、杉彦がまっすぐな目で見つめ続ける。

 実は杉彦も、このあとどうすればいいのかわかっていなかったりするのだが。

「にゃわっ、ふあ!ふー……とー……ご、ごめんにゃさいぃ!!」

 とうとう赤良は耐えきれなくなり、肩を掴んでいた杉彦の手を振り切って、顔を手で覆いながらものすごい速さで走り去ってしまった。

 それをあ然としながら見送る杉彦。

 ……てか、ごめんなさい……?

 彼女の勘違いか?一応、練習なんだし、ここはOKを出してくれてもいいんじゃないか?

 なんか頑張ったのに報われなかった感のある結末。どうもしっくりこない。

 エネルギーこそ使ったものの、杉彦にしてみれば、そこまでハードルの高い障害ではなかった。

 ぶっちゃけ、事前の予想通り、無意味に終わった。

 それに逃げられたし。続きどうすんの?

「大丈夫ですぜダンナ!また今晩、別のお嬢さんをひっかけてきやすんでダンナ!」

 あっけらかんとしたぴょん太の対応に、ついに杉彦の怒りは頂点に達した。

「もういい!!こんなことやってても意味ないって!!もうなんでもいいから氷群さんとこ行くぞ!!」

「ダメですぜダンナ!まだ次の特訓が」

「次もくそもあるか!!こんなのなんべんやってもムダじゃぁ!!」

「お気を確かにダンナ!」

 真っ昼間からわーきゃーと騒ぎ立てる一人と一匹。

 普通なら変質者出現と言われ、通報もやむなしとされそうな場面。

 そして案の定、そこに忍び寄る警官の陰が……

「おう!おう!元気にやってるねぇ!」

 杉彦もぴょん太も取っ組み合いになっていて、その人物が近づいてきたことに気づかなかった。

 そして杉彦の視界の隅に、警察の制服が見えた途端、思わず動きが止まってしまった。

 よく見ると、制服を着ているのではなく、肩から羽織っているだけのようだ。

「あ」

 杉彦は無意識に情けない声を出していた。

 その人物に、杉彦は見覚えがあったのだ。

「むかしゃぁ拳の一つも握れねぇガキだったってぇのに、この短期間でイイ男になったもんだねぇ」

 半笑いで語らうその人物。

 鮮やかな藍染めの着物と、金の刺繍が入った、豪奢な紅い帯。その上から警官の制服を羽織って、警帽をかぶってくわえキセルという奇抜なファッションスタイルをしている。

 でも見間違うはずがない。

 昔から変わらない、後ろ髪だけお団子結び、残りは軽くウエーブのかかった抹茶色の長髪。

 間違いない。

「おっ、おばっ!」

「よぉ、杉彦。おばぁちゃんだぞー」

 彼女こそ、杉彦の祖母、阿狩真知子あがりまちこ、その人である。

 年齢は五十五歳で、話し方が古風だがその実、顔はとても若々しい。化粧が薄めにも関わらず、肌にハリツヤがあるし、目も大きく瞳がギラギラしている。

 普通に見かければまだ二、三〇代くらいにしか見えない。

 急な祖母の登場に驚きを隠せない杉彦。

 何しろ、杉彦は祖母が警察で働いているというところまでしか知らないのだ。

 しかも重要なポストについているといって、一緒に住んでいるにも関わらず、普段は滅多に自宅には帰ってこないのでしばらく会ってもいなかった。

 そんな祖母が、こんな昼間からいきなり自分を訪ねてきたことにビックリしているのだ。

「おばぁちゃん、どうしたのさ、いきなり?」

「どうしたのってつれねぇなぁ杉彦ぉ。おばあちゃんが孫の顔見にきちゃいけねぇってのかい?」

否、見れないのはそっちが悪いんでしょ?と杉彦は思いつつ、

「いや、そうじゃないけど、忙しいんじゃないの?」

 杉彦の質問に、真知子は軽くキセルをふかしながら、

「あぁ忙しいぞぉ~。だから甥の手ぇ借りにきたのさぁ」

「え?」

 思わず疑問符の浮かぶ杉彦。警察なんかに手伝えることなんかあるのだろうか?それともまさか、ぴょん太の存在がバレてしまったのか?

 かくいうぴょん太はなぜか真知子を見たとたん、ぶるぶる震えだして杉彦の後ろに隠れていた。

「一緒に来な、杉彦。おめぇさんはこれから、うちのファミリーになるのさ」

 は?ファミリー?もう家族じゃん?

 まったくちんぷんかんぷんで顔に皺が寄りまくってる杉彦を見て、真知子は思わず吹き出しながら、

「さぁアタシゃ気がみじけぇんだ。こまけぇこたぁあとで聞かせてやる。行くぞ」

 真知子がそういうや否や、杉彦の耳にだんだんと大きな音が聞こえてきた。杉彦は空を見上げて更に驚愕する。

ヘリコプターだ。ヘリコプターがこちらに向かってきたのだ。

 予測不能の展開が続き、全くついていけない杉彦。

 それをよそに、ヘリが河川敷に降りてきた。そこから一人の女性がヘリを降りて現れ、

「ビッグ・マミー、急にお出かけになられては困ります」

 冷静な声で真知子に呼びかけるダークスーツを着た女性。

「へ?びっぐまみー?」

 また驚きが増えてしまった杉彦。それを真知子は無視し、

「おーすまんねぇな火蔭ひかげ!」

 火蔭と呼ばれた女性に手を振る。

「急な思いつきで行動するクセはお直し下さい」

「もうばばぁだぜアタシゃ。今更じゃねぇのさ」

「それもそうですね」

「くらぁ!否定せんかい!」

などと、漫才を始め出した。

「もういや……」

 どうでもいいから、早く氷群さんに会いたいと強く願う杉彦。

 すると、急に真知子が杉彦の方を向いてこう言い出した。

「じゃぁ行くぞ杉彦。おめぇのその望み、叶えてやらぁ」

またしても心を読まれた杉彦。

そして、真知子の言葉の真意とは……?

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