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100均とは…

「んー…今日は…誰が居るかな?」


リビングへ行くと…そこには…


「なんじゃ玄助か。」


「あ、雷火さん。」


「玄助なら丁度良いの。」


「ん?なにか用事?」


「うむ。百均とやらに連れて行ってくれんかの?」


「百均?いいけど…なにか欲しいの?」


「欲しいモノは無いが、興味があっての。琴音が居れば琴音に頼むんじゃが…」


「琴音は学校だなあ…」


「じゃからお主に頼んでおる」


「なるほど…んじゃ、行く?」


「もう行けるのか?身支度は良いのか?」


「百均くらいならこの格好で大丈夫だよ。」


「そうか。では参ろうかの。」


「確か…近くに出来てたよな…」


スマホで調べると…


「お、あった。駅前じゃん。」


「ここから近のか?」


「うん。すぐだよ」


「なら早いの。すぐ向かおう。」


「しかし…雷火さんが百均に興味があるなんて…」


「お主が言っておったじゃろう?2銭ほどでなんでも買える店じゃと。」


「あー…言ったような…」


「どれほどのモノを揃えておるのか気になっての。」


「なるほど。」


「しかし百均と言う名前の由来は何なのじゃ?」


「百円均一、略して百均」


「なるほどの。と、言うことは…百円でモノが手に入るのか…」


「今じゃ百円以外のモノもあるけどねー…」


「なんじゃ。それでは詐欺ではないか…」


「百均は名前じゃないからねー…」


「ふむ…なるほどの。名に百円均一と書いておらんから百円のモノ以外も取り扱えるのか…」


「そういうこと。」


そうしてテクテクと歩き目的の場所へと着く


「ほう…ここが百均か…」


「へえ…そこそこ広いな…」


「この広さでもそこそこなんじゃの。」


「うん。大きい所はもっと大きいし…」


「店の広さもそれぞれなんじゃの…」


「うん。そうだね」


「では、何があるかの…」


そうして雷火さんの品定めが始まった


「玄助、コレも百円か?」


「そうだね。」


「ではコッチもか。」


「うん。」


「なんと…それでは儲けがほとんど無いではないか。」


「無駄を省いて商品に注ぎ込んでるって感じかなあ…」


「なるほどの。じゃからどれも似たような見た目なのか…」


「まあ…多分だけど…」


「確実では無いのか?」


「そりゃ会社の人間じゃないし…」


「それはそうかも知れんが…」


「まあ…同じく会社の運営に携わってる人間としては。って考えかな?」


「ふむ…そうか…」


「んで?満足した?」


「うむ。しかし…店を見るだけで何も買わんというのもな…」


「そんなの気にしなくて良いのに…」


「良い客であろうと思うのが良い客じゃろ?」


「そういう考えを持ってくれてるお客様こそ神様なんだよなあ…」


「何故、神になる?」


「お客様は神様って言葉があってね?みんなソレを勘違いしてるから…」


「なるほどの。神様じゃと言われて図に乗る輩が居るのか…」


「そういうこと。」


「困った輩じゃの…」


「それも社会問題みたいになってさ…」


「まさか良い歳の大人がやっておるのではないだろうな?」


「そのまさかです…」


「はあ…世も末じゃな…」


「全くもってその通りだよ…色々クレーム…文句を言う人も居るし…」


「こちらが金を払うんだからもっと良い扱いをしろ。と言うのが本人の意思なんじゃろうな」


「はあ…まさか百均で雷火さんと顧客問題について話すとは思ってもみなかった…」


「まあ…儂はなにかしら買おう。なにが良いじゃろうな…」


「何が欲しいか?じゃない?」


「確かにの。使わんモノを買っても無駄になるだけじゃろう…」


「まあ、簡単なのは消費出来るモノだよね。」


「消費出来るモノ、のう…何がある?」


「食料品とかは?あったら食べるでしょ?」


「ふむ…そうじゃの…しかし、食べてみんと分からんのもな…」


「それは確かに…。じゃあ、飲み物は?」


「飲み物?」


「うん。ココに置いてあるモノって王道が多いから俺でも分かるよ。」


「そうか、ではそうするかの。コレはなんじゃ?」


「コレは水だね。味の付いた水」


「味の付いた水じゃと?どういうことじゃ?」


「えっと…果物の香料と人口甘味料で味を付けてるんだよ。果物の香りと甘さが特徴だね」


「ふむ…そうじゃの。コレにしてみるかの。」


「俺も買おうっと」


「お主は何にするのじゃ?」


「俺は…そうだな…コーヒーかな」


「毎度の如く飽きんモンじゃの」


「そりゃ好きだからね。」


「いくら好きじゃからと言っても限度があるじゃろうが。」


「そうだけど…だってコーヒーが安定だし…」


「今回を機に他のモノも買ってみてはどうじゃ?」


「俺、そんなにコーヒー飲んでたかなあ…」


「毎朝飲んでおるではないか。」


「あー…確かに…」


「お主はコーヒーか茶のどっちかじゃろう?」


「そうかも…」


「ならば他のモノも飲むべきじゃろ。」


「じゃあ…雷火さんがそこまで言うなら…俺も同じのにしよ。」


「よし、では会計を済ますぞ」


「はーい。」


そうして会計を済まし…


「コレはどうやって飲むのじゃ?」


「えーっと上の蓋を回して…そうそう。そうすれば開くから、蓋は取っておくと後からまた閉められるよ?」


「便利じゃの。ンク…。うむ…少し甘いが、概ね良いの。コレが百均か…」


「まあ…今回買ったの飲み物だけだし…次はもっと色々買おうね?」


「そうじゃな。ふむ…次か…次はなにを買うべきじゃろうな…」


「それは次、来た時に決めれば良いじゃん…」


「それもそうじゃの。」


そうして俺と雷火さんは帰るのであった。帰ったら包からズルいと怒られました…

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