怒りと炭酸水
この小説は彼女を取られた炭酸泉と無気力な看護師の平石水の第二の人生を歩む話です。
「人生は炭酸水だ何故かと言うと炭酸水は炭酸が抜けると自分では元に戻れないが友や愛人に力を貸して貰うと生き帰ったように復活するからです...」
僕はテレビを見ていた胡散臭い人生をわかったように言うじいさんの熱弁をきいていたなにが人生だ、僕は吐き捨てるように批判した何故なら僕は彼女を親友に寝取られた、その友に裏切られたのだ。
ひどく腹が立つ殺したいほどに僕はラインを開きかつての親友のフォローを外した、インスタも外そうと開くとあいつと彼女のツーショットがストーリーに上がってきたひどい喪失感とまた沸き上がった怒りにどうにかなりそうになった僕は横にあった新品の炭酸水をのみ干し自分を静止した、やけ食いでもしようと思いコンビニに行こうと玄関を出たアパートの階段を降り、白線の内側を歩き彼女との写真を消しているといつの間にか道路に出てしまいっていた気付いたころには遅くて走行していたバスに引かれてしまった。
目を覚ますと天井のシミがまず目に入った、僕は引かれたことを思い出した「こんにちわ~」緩く挨拶をする声に僕は完全に目を覚ました。
これが彼女と僕の始まりであり、本当の人生のはじまりだった。
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