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神官と賛美歌

 スリニマ大聖堂。


 女神ローザ様へ、神官ジュストが賛美歌を歌わせていただきます。


 僕は女神ローザ様のことを愛しているからこそ、神官の職に就きました。


 賛美歌は、優しく歌います。ローザ様の世界は、とても静かな世界なんです。




  木立に人影を見る。恐れることなかれ。人か獣か。


  女神の降り立つときにこそ。薔薇の花びら舞い落ちる。輝く黄金の髪をなびかせて。


  御足元には芽が二つ。男と女の二つの種子。


  やがて木々に果実が実るとき。木の実より人の子生まれ落ちん。


  女神は黄金の椅子に鎮座して。紅蓮の瞳で厄災のみ見つめ。


  異形の扉を封じ続ける。




 女神ローザ様は気さくな女神様であると感じますね。信じたい人は信じなさい。信じたくない人は信じなくてもけっこう。というようなおちゃめな女神様です。


 僕は博士号も取るほどの女神ローザ様ファンですけども、女神ローザ様のことを調べるほどに、僕は確信しているのです。


 女神ローザ様は、ツンデレであると。


 いや、失礼しました。


 えっと、賛美歌の次は僕が説教をするのが集会の習わしですけども、今日の話は熱が入りますよ。


 女神ローザ様のパンツの色を想像してしまって。


 では、いつも通り説法でも話しましょうか。はい、注目して下さいね。


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