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浮気の神さま!(第1話)

作者: 蛸

あなたはギリシャ神話を知っていますか?

ギリシャ神話は遥か昔から語り継がれてきた神々のストーリーである。


これは、その神々の恋愛事情を書いた、ゴッドラブコメディーである!


第1話 ゼウスとメティス


全知全能の神と呼ばれたゼウスが、

冥界の神ハデス、海の神ポセイドン、異形の怪物キュクロプス達と手を組み、実の父親である時空の神クロノスを倒して最高神になってから少し経った頃の話。


ゼウス「マジ暇やな〜 プロメテウス呼んで合コンでもするか な〜」

プルプルプル ピッ

「もしもし〜、 プロちゃん今暇?」

プロメテ「これは!最高神ゼウス様!? わたくしに何か御用でございますか!?」

ゼウス「大した事じゃないんだけどさー、今から合コン

開いてくんねぇ〜?」

プロメテ(うわぁ、まじだりぃ〜 暇じゃねぇっての。)

プロメテ「ははっ、今すぐ開かせて頂きます。」

ゼウス「あんがとー、助かるぜ〜」 ピッ


5時間後 合コン終了後


ゼウス(やりぃ、1番可愛かったメティスちゃん

の持ち帰りに成功したぜ〜)

(メティスちゃん可愛いし エ⚫チ上手かったし最高やな)


10ヶ月後


プルプルプル ピッ


ゼウス「うぇーい、ゼウスさんだよ〜ん」

メティス「もしもし、ゼウスさまですか!?

実はあの合コンの後の行為であなたの子供を授かってし まいまして…そろそろ生まれてきそうなんです…」

ゼウス「マジでか?今どこいんの?」

メティス「ゴッドホスピタルの産婦人科待ち受けです…」

ゼウス「おけ、今から行くわ〜」


数秒後 メティスのいる病院にて


ゼウス「じゃん、ゼウスさんでーす」

メティス「キャッ!ゼウスさんどうやって?」

ゼウス「だって俺最高神だモーン このくらいできるモーン」


メティス「ううっ、ゼウスさま、そろそろ産まれそうです。」


ゼウスはその時、自分が大事な事を忘れていた事に気づく。

そう、父であるクロノスが死に際に言った言葉を思い出したのである。

クロノス「まじ、おめーも子供に殺られんぞ、覚えとけよ。」


ゼウス(あー嫌な予感するな〜

あのクソ親父あー見えて時空の神なんだよなぁ…

やっべー、どうしよ〜

あーそうだー!)

メティス「え、ゼウスさま何し…」 ガプッ ごくん


ゼウス(あっ、食っちゃった。やべぇ)


プルプルプル ピッ

ゼウス「おーっす、プロちゃぁーん、ゼウスさんでーす!」

プロメテ(うっわ、まためんどくさいやつから電話かかって来た)

プロメテ「はい、プロメテウスです。ゼウス様何か御用です

か?」

ゼウス「カクカクシカジカでさ、今から来れる?」

プロメテ「はぁっ!何と!今すぐ行きます!」

プロメテ(何してんだよアイツ、仮にも最高神だろうがよォ)


数秒後

シュッ

プロメテ「ゼウス様、只今参りました」

ゼウス「オッスオッス、悪いなプロちゃん、それでさぁ

突然だけど俺の頭かち割ってくれない?

この斧でさァ」

プロメテ「へっ、本当によろしいのですか…?」

ゼウス「はよ」


ブンッ しゅぱ パッカーン おぎゃー


ゼウス「頭にボンド塗っとくかぁー」


そう、神は不死なので、食べられても無事なのだ。


ゼウス「てか、子供の名前どうしようかなー

適当にアテナとかでいっかぁー

あ、メティスいなくね?あいつ死んだの?ださーい笑笑」


そしてこの子供アテナがその後戦いの女神と呼ばれ始めるのはまた別の話である。







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