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×33 暗く濁った記憶という海の底で ⑦



 アルシア、ルキ、エルク、メリル、クイナの五人は船に乗り、聖地アマダへと向かう。

 船を降りてからはモンスターや野盗に襲われることもあったが、聖剣を持ったアルシアを中心に、容易く蹴散らしていく。

 そして、聖地と呼ばれるアマダの山へ入って行った。



「ふぅ……ここが頂上ですね……少々お待ちください。準備をしますので……」


 山頂には台座のようなものがあり、その上には巨大な岩が乗っている。

 メリルは岩の周りに札を置き、一つ一つに気を込めていく。


「ここが魔王との決戦の地となるわけか。メリル、それは何をやっているんだ?」


 メリルの術を興味深そうに見ながら、アルシアが聞いた。


「この岩はご神体として大きな力を備えています。いざとなれば、封印の杖と呼ばれるものを使い、魔王をここに封じ込めることも可能だそうです。その力を予め私の気で補強しておくのです」

「ほぉ……ん? だったら倒さずに封印してしまえば、この先魔王が復活することも無いのではないか?」

「膨大な闇の魔力を抑えることに力の大部分を使ってしまいますので、封印結界そのものの強度をあまり維持出来ないのです……恐らく数年もすれば封印は解けてしまうでしょう」

「う~む……そう都合よくはいかないか……」


 倒す事が出来れば復活までに数百年は時間を稼げる。封印は最後の手段になりそうだ。


「もし……魔王が闇の魔力以外の力を持っていたらどうなる? それを開放させて暴れてしまった場合だ。封印は出来るのか?」

「……無理だと思います。たとえば、私の持つ気の力を使えば内側からでも破る事は出来てしまうでしょう。かなりの威力は必要ですが……しかし、それはあり得ない事では?」

「…………まぁ、そうだな」


 アルシアとメリルが岩の近くで話している時。

 少し離れた所にルキ、エルク、クイナが集まっていた。


「……山の上までついてきちゃったわね。その猫」


 腕組みをしてクイナが言った。見下ろしているのは黒猫、シェリィ。


「危険だからヴィスタリアに返したいんだけどなー。メリルに送ってもらおうとすると何故か嫌がるし……」

「ま、まぁ……妖精の城につくまでは連れて行ってもいいんじゃないか? (動物に懐かれたのは初めてだ……! かわいい……)」


 エルクはしゃがんでシェリィを撫でている。


(うぅん……早く移動しないかしら……聖地とか言われてるだけあって気分が悪くなるのよね……油断したら変身も解けそうだわ……)


 内心焦るシェリィ……というかエリーヌ。置いて行かれないように必死で媚を売る。


「ほら、クイナも触ってみろ。かわいいぞ」

「…………べ、別にアタシは興味ないし……」


 エルクに勧められるが……大分考えてから断るクイナ。つーんと顔を逸らしてしまう。

 シェリィはクイナの足元まで近付くと、体をすり寄らせて露骨にアピール。


「~~~~ッ!」


 にやけそうになる顔を引きつらせて耐えるクイナ。


「シェリィはあんま人に懐かないんだけどなー。お姉ちゃんにだけはベッタベタだったけど」

(だってアイリーンだもの♪ 触り方も一番上手なのよ? あぁ……会いたくなってきちゃった……)


 エリーヌは喋るわけにもいかないので心の中で答える。スパイも大変だ。


「あ、メリル殿の準備が終わったようだ。ルキ、クイナ、行くぞ」


 立ち上がり、早足で駆けて行くエルク。


「フン、ガキのくせに仕切るんじゃないわよ」

「まーまー、アレでもエルクはアルシアの護衛なんだぜー? 将来は国のお偉いさんだ。腕も立つしな」

「強いのは認めるけどね……アルシアに護衛が必要なのかは疑問だけど」

(確かにあのお姫様は強くなったわね……昔見た時は何も面白みのない子だったけれど……)

「ルキー! クイナー! 急がないか! 姫様を待たせるんじゃない!」


 笑っているアルシアの横でエルクが叫ぶ。


「んあー! 分かったわよもー!」


 小さなボディガードに応えるように、二人と一匹は駆け出した。



「さて、いよいよ妖精のところに向かうのだな? メリル」


 全員が集まったのを確認して、アルシアは尋ねた。


「いえ、もう一か所向かう場所があります。北の地……ブルムランドへ」

「ブルムランドですって!? メリル殿! あんな未開の地に何の用があるのですか!?」


 メリルの言葉を聞きエルクは焦る。


「ブルムランドの奥地に、かつてメルレカと呼ばれた古代人の町があるそうです。そこには様々な武器や道具が眠っていて……その中に封印の杖というものがあります。魔王との決戦で役に立つので、手に入れてくるようにとレイカ様が……」

「封印の杖……さっき話に出て来たな。魔王にも通用するかもしれない封印術……最後の切り札か」

「そ、そうなのですか? ならば行かねばなりませんね……」


 エルクは懐から特殊な道具袋、龍の胃袋を取り出し中身を確認する。


「姫様! メリル殿! あんな所に行くというのならば、装備も食糧も沢山必要になります。先に大きな町に寄ってもよろしいですか?」

「そうだな。メリル、頼む」

「はい。では……皆さん集まって」


 手を繋いでいく五人。

 シェリィに化けたエリーヌも、置いて行かれないようにルキの肩に乗った。


「ではレイドルの町に飛びましょう。そこで準備をした後に、船でグリムランドへ……」


 五人と一匹はレイドルへと転移した。



 それから、封印の杖を手に入れるための冒険が始まった。

 北の地に向かった彼女たちは共に食べ、寝て、戦い、時には喧嘩をしながら、その絆を深めていく。

 そして数か月後――





「……これか?」


 ボロボロに朽ち果てた、メルレカの神殿。

 アルシアは安置されていた杖を見つける。


「見せてください」


 後ろから来たメリルが杖を手に取った。


「……はい! これです! 大きな力を感じます! 封印の杖です!」

「くはー! 長かったなー!」


 息を吐いてその場に座り込んだルキ。


「これで役に立たなかったらアタシ妖精を許さないわ……」


 クイナは少しやせた様子。


「あとは妖精に会って……いよいよ……魔王との決戦に向かう時ですね……」


 頭にシェリィを乗せたエルクが最後にやって来た。


(決戦……か……)


 途中で何度か手を貸しそうになってしまったエリーヌ。

 どうにか正体はバレずにすんでいる。

 エルクが発した決戦という言葉が、何故だか胸に刺さってしまう。


「さっそくレイカ様に報告に行きましょう! 集まってください」


 全員を集めるメリル。

 もう何度も行った転移を使い、五人と一匹は北の地を後にした。



 飛んだ先は――どこかの森の前。


「ん? メリル。直接妖精の住処にはいかないのか?」

「妖精は人間や魔族の侵入を阻むため、森に結界を張っています。森に入ることは出来るのですが、いくら歩いても妖精の城に辿り着くことは出来ません。まずは結界を解いてもらう必要があるんです」


 そう言って、メリルは札を取り出すと空に放った。

 投げられた札は光を放ちながら森の奥へ飛んでいく。


「ッ!」


 その時、エルクの頭の上にいたシェリィが何かに反応。


「シェリィ? あっ、おいシェリィ! まっ、待たないか!」


 シェリィは森の中へ走って行ってしまった。

 エルクが慌てて追いかけようとするが、それをルキが止める。


「こっからは本格的に魔族とぶつかるんだろー? シェリィはこの森で暮らした方が良いよ。会いたくなったら、魔王を倒してから探せばいいさ」

「そ、それもそうか……寂しいけど、仕方ないな……」


 森に消えていくシェリィを、エルクは寂しそうに見送った。


 

「アイリーン? アイリーン! どこにいるの? 姿を見せて!」


 妖精の森の中、シェリィは姿を黒猫から赤い瞳の少女に変える。


「フフッ……エリーヌか。ということは、あの子たちが来たんだね?」


 近くの木の影から、這い上がるようにして現れたのは……魔人アイリーン。


「アイリーン! 会いたかったわ!」


 エリーヌはアイリーンに抱き付いた。

 アイリーンは薄ら笑いで抱き返す。


「アイリーン……どうしてここに?」

「妖精のことを調べて会いに来たんだけどね……厄介な結界が突破出来なくて困っていたの……出来ればあの子たちより先に会いたかったんだけど……これじゃあ仕方ないからね。予定を変更して、あの子たちが来るのを待っていたの」


 アイリーンはエリーヌがやって来た方向へ歩き出す。


「見て! エリーヌ。あれが妖精かしら……羽が生えているわ」


 大きな木に身を隠しながら、アイリーンはルキたちを見る。

 背中に蝶のような羽を生やした少女が二人、メリルとなにやら話をしている。


「そうね、アニタと一緒にいた妖精もあんな感じだったわ。もう一度近付いて盗み聞きしてきましょうか? うふふ……」

「待って、エリーヌ……あなたはもう行かなくていい。私のそばにいて」

「え? どうして?」

「……あなたには後で別のお願いがあるの。だから今はそばにいて……フッ、フフ……」


 ルキに気付かれないよう、押し殺した声で笑うアイリーン。



 しばらく監視していると、妖精の一人に連れられて、ルキたち五人は森の奥へ案内されていく。

 残った方の妖精はその場に座り、道具を取り出して何かの準備を始めた。


「…………エリーヌ、気付かれないようにルキたちを追って。妖精の住処を見つけたらその場で待機、私を待っててね?」

「ルキたちと合流はしなくていいのね? 分かったわ……」


 五人を追って、エリーヌは森の奥に消えていく。


「フフッ……妖精さん……可愛いなぁ……」


 一人残された妖精を見て、アイリーンは邪悪に笑い、その手に影の剣を作っていく……




「んっ?」


 森の中を歩きながら、ルキが振り返る。


「ルキ、どうしたんだ?」

「……んにゃ、何でもない。誰かに付けられてるような気がしたんだけど、勘違いだったみたい」

「そうか、ルキの勘は必ず当たるからな。いつでも動けるように警戒はしておこう」


 アルシアは首をほぐし始める。


「あはは、あんまり頼られてもねー。嬉しいけどさ」

「私はルキよりもルキを信用しているんだ。これからレイカ殿と大切な話をするが……そっちでも頼りにしている」

「…………ああ、任せなー」


 歩きながら、二人は目で笑い合う。


(ほんとどうなってるのかしらあの子……この距離でも気付くの……?)


 ルキたち五人より後方、大分離れたところでエリーヌは焦る。


(念のためシェリィに変身しておいた方が良さそうね……)


 姿を黒猫に変え、尾行を続ける。



 妖精に案内され森を進む五人。

 やがて、森の中に小さな城が見えてくる。


(あれが妖精の住処ね? うふふ……あとはアイリーンを待つだけか……どうするのかしらね、あの子)


 城に入って行く五人を見ながら、エリーヌは大きな木に身を隠した。


「エリーヌ……ありがとう」


 少し時間が経ち、追いついてきたのはアイリーンと……一人の妖精。


「うふふ……あなたたちもう仲良くなったの? 羨ましいわ」


 妖精の姿を見て、何かに気が付いたのか、エリーヌはクスクスと笑った。


「アイリーン……一体何を企んでいるのかしら?」

「フフ……今から……説明するわ……」


 邪悪な気配が三つ。妖精の城を見て会話を始めた。




 妖精の城に入ったルキたち五人。

 一階の部屋で少し待たされてから、長であるレイカがいる部屋に通される。

 三階にある広い部屋だ。


「来たか、アルシア」


 声を掛けてきたのは、豪華な椅子に座った、紫色の髪をした妖精。


「……妖精族の代表、レイカ殿ですね。ヴィスタリアの王女、アルシアと申します。私は――」

「言わんでいい、分かっておるわ。魔王への対抗策であろう?」


 レイカは手を使って部下に指示を出す。

 その部下は置いてあった大きな箱を開け、中からさらに別の箱を五つ取り出した。

 それをレイカの前のテーブルに順番に並べ、アルシアたちの方へ向けて開けた。

 五つの箱の中に入っていたのは、ぼんやりと光る腕輪。


「これが『聖王の腕輪』じゃ。身に着けた者に強大な退魔の力を与える。メリルの術で魔王をアマダの山に運び、腕輪の力を限界まで引き出して戦え。それでもダメならば封印の杖の力を使い、山に封印しろ。ひとまずはこれでどうにか出来よう」


 アルシアは無言でルキを見た。

 ルキは黙って首を横に振る。


「…………レイカ殿。この腕輪はとても素晴らしい力を私たちに与えてくれるようだ。しかし、世の中そう都合の良い話もないでしょう。何か副作用のようなものがあると思うのですが……」

「おお、忘れておったわ。たしか使いすぎると記憶が無くなると言っていたな」

「記憶が?」

「安心せい。命には関わらんよ。そもそも節度をもって力を使えばいいだけの話……万が一限界を見誤ったとしても、記憶が無くなる程度で魔王に勝てるのであれば安いものであろう」


 そう言うとレイカは別の部下に指示を出す。

 その部下は五つの首輪を取り出すと、腕輪の横に置いた。


「腕輪を貸すのにも条件がある。先にこの首輪を付けろ」

「……これは?」

「わらわの命令には逆らえなくなる首輪じゃ。腕輪の力を悪用されでもしたら困るからの」

「レイカ殿……知り合ったばかりではありますが、もう少し私たちのことを信用してくださっても良いのでは? 種族の違いはあれ、共に魔王に立ち向かう仲間ではないですか」


 アルシアの言葉にレイカは眉をひそめる。


「仲間だと……人間風情がつけあがるでない。魔族は元より貴様らの敵であろう、本来わらわたちのあずかり知らぬところ。協力してやるだけでも有難く思え」

「……何故です? 共にこの世に生きる以上、妖精たちも魔族の脅威は無視できないはずだ」

「奴等は人間にしか手を出さんよ。それも殺すのは一部だけ、五百年前もそうであった。理由は知らぬがな……」


 その言葉を聞き、ずっと黙っていたルキが口を開く。


「だったらさー、なんで協力してくれんの? 知らんぷりしてりゃいいじゃない。五百年前だって、妖精は勇者に協力したんでしょ」

「あれは奴にそそのかされた愚か者が勝手にやったこと。妖精全体の意思ではない。今回のことは……少し事情が変わったのじゃ……魔人アイリーンを知っておるか?」


 アイリーンの名を聞いて、ルキは固まる。


「ハッ、知っておるようだの。アイリーンは普通の魔族とは違う……性質は残忍で神出鬼没、奴一人の手で滅ぼされた国もいくつかある。ある意味魔王すらも凌駕する悪鬼よ」


 ルキは黙ってレイカの言葉を聞く。


「奴だけは動きが読めんのだ。魔王と共にとっとと滅ぼしてしまわなければ、いずれ妖精にとっても災いとなろう。今回こちらが貴様らに協力するのはそれが理由だ」

「……レイカ殿、アイリーンの話はその辺にして頂きたい。ここにいるルキは――」


 アルシアが話している途中で、慌てた様子の妖精が一人、部屋に飛び込んできた。


「たっ、大変です! 魔族です! 魔族の軍勢が城に迫っています!」

「なんだと!?」


 その場の全員が飛び込んできた妖精を見る。


「先頭にいるのはアイリーンです! アイリーンがやって来ました!」


 驚くよりも先に、ルキは聖王の腕輪を掴んで駆け出していた。

 一瞬遅れてクイナもルキに続く。腕輪を持って追っていく。


「ルキちゃん! クイナ!」


 メリルも慌てて二人を追う。封印の杖をしっかりと掴みながら。


「待つのじゃメリル! 落ち着け!」


 レイカが叫ぶもメリルは戻ってこない。


「レイカ殿、私も仲間を追います」

「貴様も待てアルシア! これはおかしい! アイリーンは手下など使わん!」

「どういうことです?」

「奴が手下を使うことは滅多にない! 今回は貴様らをおびき出すのが目的の可能性が高い! 奴の狙いはこの城にあるのやもしれん」

「では……私たちにはここに残り、あなたを守れと?」

「やってもらわねばならん。腕輪を貸すのだからな。勝手な真似は許さん」


 アルシアは無言で腕輪を二つ掴むと、それをエルクに渡した。


「エルク、これをメリルに届けてやれ。もう一つは君のだ。腕輪の力でルキたちを守れ」

「アルシア!!!」

「レイカ殿、あなたは私が守って差し上げますよ。その代わり腕輪はお借りします。さぁエルク! 行くんだ!」

「はっ、はい!」


 腕輪を二つ持って、エルクは走って階段を下りて行った。


「アルシア! 勝手な事を! 貴様は自分の立場――がッ!?」


 レイカの足元から、黒い刃が伸び、彼女の体を下から貫いた。


「……本当はお姫様にも出て行ってほしかったんだけど……そう上手くはいかないか……」


 レイカの影から這い上がって来たのは――魔人アイリーン。

 手に持った影の剣でレイカを切り裂くと、剣をムチのように変化させ、付近の妖精も殺し、一つ残されていた聖王の腕輪も引き寄せた。


「まぁ、これが手に入ったから十分ね……フフ……退魔の力か……私にも使えるかな……」


 腕輪から手を離し、自身の影の上に落とす。

 腕輪はアイリーンの影にズブズブと沈んでいく。


「あとは……フフッ! 楽しませてもらおうかしら……ラモン」

「はっ!」


 アイリーンの言葉に返事をしたのは、魔族のことを伝えに来た妖精だ。

 その姿が歪み、トカゲの魔族に変わっていく。


「城に結界を張って妖精を閉じ込めなさい」

「はっ!」

「させるか!」


 聖剣を抜き、ラモンに切りかかろうとしたアルシアをアイリーンが影のムチで攻撃する。


「クソッ!」


 アルシアはなんとか身を守るが、ラモンを下の階に行かせてしまう。


「……貴様がアイリーン……ルキの姉か……」

「初めましてお姫様、あなたの国は最悪だったわ」

「無駄だと思うが一応聞いておく。反省してルキのもとに戻れ。これ以上彼女を悲しませるな」

「フフ……反省してどうするの? あなたは私を許してくれる? あなたのお父さんまで殺してしまったのに……フフッ!」

「……父上が!? くっ……アイリーン!!!」


 聖剣の勇者と影の魔人。二人の戦いが始まる――

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