これまでのエピソードのあとがき
こんにちは「瀬川歩の事件簿」筆者の瀬川です。
「無敵囲い事件編」が昨日で終わりましたが、いかがでしたでしょうか。
これまでお読み頂いた方、大変ありがとうございます。
本編が一区切り付きましたので、この辺りでこれまでの投稿と振り返りをしたいと思います。
本来ならこういうことは近況ノートに書くべきだと思いますが、
活動報告に書くと皆様お気づきにくいと思いますので、こちらに書かせて頂きます。
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▼小説について
現在投稿しています「瀬川歩の事件簿」ですが、私が学生の頃に書いていた小説を少しアレンジしながら投稿しています。
2010年ごろに書いていたため、時代背景が古いです。CDや焼却炉が出てきます笑。
元々は「将棋探究部の事件簿」という名前でネットに掲載していたのですが、
自分のサイトに掲載していただけだとなかなか誰にも読んでもらえず(当然ですが……)、
社会人になり、サイトの更新も止まっていました。
最近になり、社会人として落ちつき、「自分は何がしたいのか」と考えることが最近多くなったのですが、
そのときに「小説を書きたい、いろんな人に読んでもらい!」という気持ちが抑えられず、小説投稿サイトでの投稿を始めました。
元々の「将棋探究部の事件簿」という名前だと、
将棋を知らない人は敬遠してしまう可能性があると思い、
「瀬川歩の事件簿」に名前を変えています。
ということで、ゼロから小説を書いているのではなく、
学生時代に書いていたものをリライトしながら投稿しています。
毎日定時に投稿できるのもそのためです。
小説サイトに投稿し始め、色んな人に読んでもらうことができ、
誰にも読んでもらえない期間が長かっただけにひとしきり感激しています。
感想など頂けるととても嬉しいので、何か一言でも頂けますとありがたいです。
以下、各エピソードのあとがきです。
▼手裏剣事件
初めて書いた作品です。問題編と解決編に分けて構成し、できるだけフェアな本格推理であろうと心がけています(まだまだ未熟ですが)。
「笑えるけど本格的な推理小説を書きたい!」という思いが詰まったエピソードになりました。
小説名は「瀬川歩の事件簿」ですが、決して瀬川君だけが主人公ではなく、将棋探究部に出てくる全員が主人公です。
タイトルに入っている瀬川君が主人公っぽいのに全く謎解きをせずに、珠姫が探偵役を務めることになりました。
「瀬川君が解かないんかい!」と思われた人にはすみません。皆が主人公です。
▼無敵囲い事件
瀬川君が一応謎解きしますが、後半は珠姫が主役になるという不思議な構成になりました
元々は瀬川君の推理で終わりだったのですが、最後に「どんでん返しを持ってきたら面白そう」と思いつき、ああいう結末になりました。
またしても瀬川君が推理では脇役に……。今後は瀬川君が探偵役を務めることが多くなりますので、ご容赦ください。
▼ショートコメディ
小説を書き始めて思ったのですが、推理小説にギャグを詰め込むのはなかなか難しいですね。
ギャグを入れ込み過ぎると話が脱線し、テンポが悪くなり、推理の伏線が埋もれてしまいます。
とはいえ、私はコメディを書くのが好きなので、コメディパートだけ独立して書かせて頂きました。
「無敵囲い事件」を投稿しているときは毎日1話ずつ実験的にショートコメディという形で投稿しましたが、いかがでしょうか。
「推理を読みたいのにコメディが邪魔!」とか「もうコメディだけでいいやん!」とか、投稿スタイルについてもご意見お待ちしております。
▼今後の連載
明日から新しい物語を連載する予定です。主人公は桜井桂と瀬川歩です。
それ以外の将棋探究部のメンバーはほとんど登場しません。また、時代が10年飛び、青年編になります。
今後掲載する物語は、話によって時間が飛んだり、登場する将棋探究部のメンバーも変わっています。
できるだけ時間軸が混同されないように書きますので、ご了承ください。
新エピソードの連載開始初日である明日は2話掲載(朝8時、夜10時更新)し、その後は1話ずつ掲載(夜10時更新)します。
それでは、また明日からよろしくお願いします。




