超ショートコメディ 「銀子を風邪の歩を見舞う」
~登場人物紹介~
瀬川 歩:高校一年生。将棋が好き
中村 銀子:高校一年生。歩が好き
2人は将棋探究部という、将棋について探究するという一風変わった部活に所属している。
銀子「歩、風邪大丈夫? 今日学校休んでたけど」
歩「ありがとう、銀子。まだ熱が下がらなくて……」
銀子「そうなんだ。風邪にはネギが効くっていうから、これを作ってきたわ」
歩「うわあ、何だろう! ネギの料理かな」
銀子「はいこれ」
(銀子、歩の頭の上に何かを乗せる)
歩「これは……、ネギで作った兜!? 農家の人をも恐れぬ何という創作物……」
銀子「うん、風邪に効くと良いんだけど」
歩「ありがとう……、ネギの汁で頭がベトベトしてきてすごく気持ち悪いけど嬉しいよ」
銀子「うん、いまネギで聖剣作ってるからもう少し待っててね。剣が終わったら、ネギの盾、ネギの鎧を作るの」
歩「ドラクエのロトの装備みたいだね……。ただ風邪対策は万全なんだけど、防御力はゼロだから魔王に瞬殺されそう……」
銀子「ちなみに今朝は余ったネギでネギたっぷりのわかめスープを作って自分で食べたの」
歩「そっちを持ってきてーーーー」
本小説は毎日8時に番外編のショートコメディ、22時に本編を更新する予定です。
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