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【ギャグ満載の本格推理】瀬川歩の事件簿  作者: 瀬川歩
【休憩編】高校時代のエピソード
105/125

超ショートコメディ 歩、ゲームに入る

~登場人物紹介~

瀬川(せがわ) (あゆむ):高校一年生。将棋が好き

桜井(さくらい) (かつら):高校一年生。キザなイケメン。歩と同じクラス

飛鳥(あすか) 翔子(しょうこ):高校一年生。名探偵

※本エピソードは高校時代の話です。



桂「歩、退屈だな……」


歩「そうだね、桂……」


桂「何か、面白い話してくれ」


歩「おっ、王道的なムチャぶりが来たね。

じゃあ、この前僕が家でゲームをしていたら、

テレビ画面に入り込んで、宇宙人と戦った話を――」


桂「待て、その話、長くなるか? 明らかに作り物じゃないか……」


歩「かなり長いね。90分くらいかな」


桂「ダイジェスト版で頼む」


歩「オッケー。太陽が照り付ける真夏のある日、

僕は家に閉じこもってひたすらゲームをしていたんだ。

僕がプレイしていたいのは、

前日に発売したトインビーというシューティングゲーム。

突如地球に現れた宇宙人を地球防衛軍の一員として倒しに行くことになったんだ」


桂「ちょっと待て、お前が入ったのはシューティングゲームか?」


歩「うん……」


桂「シューティングゲームは入ったらだめだろ」


歩「ストーリー性は皆無で、ひたすら敵の弾を避けていたよ」


桂「俺はこの前ロールプレイングゲームに入ったぜ」


歩「えっ!? 桂も入ったの!?」


桂「ロマンスあり冒険ありのイベント盛りだくさんだったぜ」


歩「すごいね桂! どう? 今度一緒に三国志に入らない?」


桂「いいな、俺らで天下でも取るか!」


歩「いいね、取っちゃえ取っちゃえ! 魏・蜀・呉に新しく『ぺ』国でも加えちゃう??」


桂「猛烈にださいな……」


翔子「……(ゲームに入れるのか、すごいな彼らは……)」



=====

明日も22時にショートコメディを更新予定です!

よろしくお願いします!

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