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脳みそが擦り切れるまで考えた「自分なりの人生の結論」。

作者: 薫姫

ただ、日々常々「考えていること」。

「考えていたこと」。

崖の上から突き落とされる・・・。

そんな気持ちというか心理状態に陥る時があります。

それは誰か「他人」、いや「他者」からの容赦のない

罵倒であったり罵詈雑言であったり、価値観の相違からくる

攻撃であったり押し付けであったり。


自分自身の脳内で巻き起こっている議論の様な葛藤

ですらある。

自分で自分の心に「ルール」を勝手に作ってしまう

「完璧主義的」な強迫観念だとかですらね。


じゃあ、他者からも自分からも己の心を攻撃された時に

どういう心理状態に陥るかというと・・・。

「崖の上から突き落とされる恐怖心」による

「心の死」・・・。

つまり人間は生きていく上で余分な考えを排除しなければ

永遠に精神が死に続けるんだろう。

そんなもの「何回」もいや、「何万回」も経験済みだ。

さてさて。じゃあ今まで生きてきて「何回死んだ?」


痛みなんかじゃない。

痛みなんかもう遥かに超越してる。それが「死」。


でもね。何回何千回何万回「死んでも」。

体は生きてるからいつまでもまた再生される。

とことん「地獄」だよ。そんなの。

生きた状態で「地獄」なんだから昔の人は

上手く言い伝えたものだ。

まさに「生き地獄」という「言葉」が一番しっくりくる。


じゃあ完全な死。

すなわち肉体の滅びによって「魂」が抜け出してしまったら

それはもう「解放される」という事実なのだから

「本当に死んでる状態」なんだろうね。


「魂」が抜けたら「心」はどうなるのかなと考える。

「心」・・・。

「実際に死んだことがある訳じゃない」から

そんなあやふやなものなんて分かるはずもない。

「心そのものがその人間の魂なんだ。」と

勝手に解釈してみる。

じゃあ、「楽になれるなら死んだ方がいいじゃないか。」

という「思想」は「危険」だと実は思う。

「終末的思想」は「安易」に想像してはいけない。

「逃げ場」なんて幾らでも「この世」で「この人生」で

作ればいいのだから・・・。

何でもいいんですよ、そんなのは。

「娯楽」と簡単に纏められている様々な文芸だとか

そんなもので「生きた上」で人の道を踏み外さず楽しんで

誤魔化せばいいんだから。だから過剰に依存しようが

後から気が付くときが来るからその時々に対処すればいい。

過剰な依存、つまり「恋愛感情」や「娯楽に没頭しすぎている状態」

これらにより人間は・・・。

「人間の脳みそ」は「破壊されていく時」も生きていれば多々ある。

結局「価値観」がどう違おうとも「同じ人間」として生まれたのであれば

個人個人の「衝動」や「葛藤」は実は「みんな同じ感情」で生きてると。

「生きている」っていう事実からは目を背けられない。

仮に目をそらし続けても「一時的に楽になる」だけであって

年を無駄に重ね続ければ実は「損をしているだけ」。

「疲れ」となって現れるからそこからまた更に「逃げる」。

「逃げ場」だった筈の居場所からまた「逃げる」。

人生は「逃げと疲れの連続」。


ただもう。1つ言える言葉があるとするならば・・・。


「自分を赦して他人も責めない」。


魂が滅ぶまで気楽に生きればいいんだ。

昔からの戒めだとかそういうものは実は

人間の古来からの「生きていく上での助言」なのだから。

例えどれほど「生きていく」のが「残酷」だろうとも

「生きること」から逃げてはいけない。


・・・ただこんなものは「他人の絶望や苦しみ」を

同じく「他人」である「自分」が「理解」なんて

出来る筈もないのも悲しいけども事実。


「死んではいけない」という言葉が、

「絶望の中でもがいてる人間」を責めるようで

安易に「死んではいけない」だとか言う「資格」なんか

誰にもないのだろうね・・・。


さて。では、「死」について・・・。

各々で「自分なりの答え」を見つけてください。

そして「生きること」も見つめ続けて参りましょう。


全ての人間が「幸せに生きれる」。

理想論にしがみついて眠りにつけばいい。

眠りから覚めたら「また生きましょう」。


それが「人生」なのでしょうね。


これを読んでどう捉えるか。

それは拝読してくださった皆様の自由です。

「共感」でも「反論」でもなんでも。

「何か」を感じ取っていただければこれ幸い。

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