原点論
『物事』には必ず『本質』がある。『本質』があるからこそ『物事』が起きるのだ。だが『本質』=『物事』ではなく、『物事』には付加価値がついている訳で『本質』<『物事』となる。『物事』から『本質』を知るためには付加価値を知らなければならないわけで本来は不要物である。例えば、スーパーで買い物する際には店員さんから「いらっしゃいませ」や「ありがとうございました」といった『あいさつ』が存在するが本来は不要物である。『買い物』という行為は本来、「商品と貨幣を取引する行為」であって『あいさつ』は不要になってくる。人間に対しても本来であれば「食べて寝て繁殖する」だけでいいのだが『感情』という不要物によって音楽やパソコンなど本来、生きていく過程では不要な物が生み出されてしまう。ただ、人間自体が地球にとって不要物であるのならば不要物の不要物は必要なものなのかもしれない。