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青空の下で青春を  作者: 中村竜野
1章 1年生編
13/16

夏祭り

 俺は、智香と祭りを行く準備をしていた。

 なぜ、夏祭りを行くのかと言うと、事の発端は1週間ぐらいさかのぼる。

 

 

 俺は、智香と一緒に神社のイスに座りながら、喋っていた。


 「私たちって付き合ってから一度もデートらしい事をやった事ないよね?」

 

 いきなり智香はその話をしてきた。

 確かに、俺たちは付き合ってからデートらしき事は一度もないのだ。

 もう一度言おう、デートした事がない。

 

 「確かにした事ないな。どっか、2人で行くか?」

 

 俺は、智香にその事を話したら大変喜んでくれた。

 でも、俺はデートととかした事がないので、よく分からない。

 俺は、そのためどこに行くか考えていると、智香の方から提案をしてきてくれた。

 

 「それじゃあ、来週に青空町でやるお祭りに行かない?」

 「あの祭りか……案外良いかもしれないな。それで決定だな」

 「やった、良ちゃんとお祭り行ける~」

 

 青空町の祭りは大きく、屋台もたくさん出る。

 最後の打ち上げ花火は、とても綺麗だ。

 そう言う事で俺たちは、初デートをお祭りにする事にした。


 

 回想終了。

 俺は、智香を迎えに神社まで来ていた。

 智香はどこかな~と探した。


 「良ちゃん、お待たせ」

 「おうって思ったが俺は、今神社に着いた所だから、逆に待たせたな」

 「全然大丈夫だよ」

 「あと、その浴衣とても似合っているぞ」

 「ありがとう」


 智香は、頬赤く染めながら言った。

 智香の浴衣姿は、お世辞でもなんでもなくよく似合っていた。


 「それじゃあ、行くか。て、手を繋ごうぜ」

 「う、うん。そうだね」


 俺たちは、2人とも照れくさそうにしながら手を繋ぎながらお祭りに行った。

 お祭りがやっている所は神社から約15分離れた所だった。

 俺たちは、着いた後色々な屋台を見て回った。

 リンゴ飴、イカ焼き、焼きそば、お好み焼きなどたくさん買った。

 もちろん射的などもしたが、ことごとくダメで、俺は智香に慰められた。

 そんなこんなで、夜の10時頃になった。

 もう花火が上がる頃合だ。

 俺と智香は河川敷で座って見ようとしていた。

 『ピューーー、ドンッ』それが合図がごとく大量の花火が打ち上げられた。

 あまり、祭りとか好きでは無かった為、あまり花火とか見ていなかった。

 でも、実際ちゃんと見てみると、感嘆を漏らしてしまう程綺麗な花火だった。

 隣の智香も想像以上の花火で驚いていた。

 花火が、一通り終わると俺たちは神社に戻ってきた。


 「今日は、楽しかったね。また行こうね」

 「あぁ、そうだな」


 俺たちは、もう夜が遅いので帰る事にした。

 

 「俺、もう帰るわ。また、明日な」

 「うん、また明日ね」


 俺たちは、短い会話をして別れた。

 俺は、こんな事が毎日続けば良いのにと思った。

 

 



 今回も少なくてすみません。なかなか時間が取れず短いのしか作れなくなってしまいました。それでも読んでくれている皆様、ありがとうございました。

 感想などあったら是非書いてください。

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