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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

雨上がりの空に

作者: 野中 すず

 小森(こもり) 祐希(ゆうき)は雨が上がった事を自宅の窓から確認し、外へ出た。

 足元には母親に買ってもらったばかりの小さな黄色い長靴。自宅前の道には多数の水たまりが見える。

 祐希は道の中央に立った。自動車が走る頻度は低い細い道。

 祐希は水たまりに向かい跳ぶ。水飛沫(みずしぶき)が上がる。

 道を進みながら、次々に水たまりへ跳ぶ。曇り空を映していた水面が祐希の長靴に乱される。

 祐希は一際(ひときわ)大きな水たまりを前方に見つけた。

 勢いをつけ、その水たまりへ両足揃えて跳んだ。


 あっ……。


 その水たまりは深く、祐希は全身飲み込まれた。

 戻ろうと藻掻(もが)く。しかし水面は厚い硝子(がらす)のように祐希の脱出を許さない。

 水面を()()()小さな手で叩き続ける祐希に気付く事もなく、一台の自動車がその水たまりの上を通過する。

 タイヤによって水面は乱される。



 

 やがて乱れが静まると水面には虹が映っていた。


 最後までお付き合いくださりありがとうございます。

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― 新着の感想 ―
ほのぼのとした日常が、一瞬にして暗転。ホラーと知らず読んでいたのでビックリしました。祐希君が無事に帰還できることを願いたいです。 拝読させて頂きありがとうございます。
「夏のホラー2025」の検索一覧より参りました。 楽しく拝読させて頂きました。 描写から察するに、祐希くんは年齢的に幼そうですね。 小さい子供が犠牲になるのは精神的に来るものがありますが、昔から「七つ…
じわじわと怖さが迫ってきます。
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