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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

貴方が私を突き放したように、私も貴方を求めない。

作者: 新井福

お読みいただきありがとうございます。

 私、アメリア・フランダーズは幼い頃から母様(かあさま)にいわゆる虐待、という物を受けている。

 小さい頃はどうしてそんな事されるのか分からなくて、メイドに尋ねた。すると気の毒そうな顔をしながら、メイドは辺りを憚るようにしながら私に囁いた。

『お嬢様は、フランダーズ当主様が他所の女性と作った子供なんです。だから正妻であるリリメール様は自分が御子を授かる事が出来なかったのも相まって、お嬢様に酷い事をするんだと思います』

  その話を聞いた時、私は自分のお腹がぐるぐるとして一瞬気持ち悪くなり、頭が熱くなった。

 あの時感じた感情が、今ならわかる。私は怒っていたのだ。理不尽な悪意に、軽率な行動に。


 言ってやりたかったのだ。――ふざけんな! と大声で。


◇◇◇


 7歳の私は、母様に教育という名のもとで酷い事をされても、泣き暮らす事しか出来なかった。父様(とうさま)は宰相という地位に就いており、家の事はほぼ全て母様に任せていて、父様と会話した事など数えられるほどしか無かった。


 そんなある日、父様は婚約者を連れてきた。端正な顔の少年は、レリート伯爵家の生まれで、最近レリート伯爵が勢力を伸ばしているからと権力に目ざとい父様によって結ばれた。

 だけど私は、そんな打算だらけの婚約者に、恋をしてしまった。

 優しく笑う姿。鍛錬に励む姿。少し勉強は苦手そうな所。甘いものは苦手だと恥ずかしそうに話す仕草。全部、全部好きになってしまったのだ。

 だから、私も愛してほしくて事ある毎に『愛している』と言った。

 その頃の私は5年経って12歳になっていて、母様の教育はやはり行き過ぎていると自分でしっかり考えられるようになった。

 だけど外面のいい母様は、私の体に傷を付けても、それを周りに悟らせるようなヘマはしないため、皆から信頼してもらえるような証拠は無かった。きっと私が訴えても『階段から落ちた』等と言われて終わりだろう。面倒事を避ける父様には、きっと相談しても何もしてもらえないだろう。


 だから私は、彼に相談する事にした。きっと彼なら、私の言う事を信じて、力になってくれると思っていた。誰にも言った事のない、私の闇を彼なら受け止めてくれるんじゃないかって思ってた。

 月に一回の茶会、私は勇気を出して現状を訴えた。手には汗がじっとりと滲んで、声も辿々しいものとなってしまったが心の限りを話した。

 ――私は話す事に夢中で、気づかなかった。段々彼の表情が、冷めた物に変わっていってる事に。


「……それで、私は辛くて、その、」

「君がそんな人だとは思わなかったよ」

「へ?」

 ようやく彼の顔を見た私は、驚愕した。彼の顔には、私に対する悪意がまざまざと見れたからだ。

 なんで、どうしてと私は困惑した。


 彼は戸惑う私に溜め息を零し、口を開いた。

「あんなにも君のために尽くしてくれているお母様を、言うに事欠いて虐待してくる、だなんて。そんな人だとは思わなかったよ」

 ――は? 私はその瞬間、呼吸、瞬き、心臓、全ての動きが止まったかのようなくらい凍りついた。

「茶会でも君がフォークを落としたらすぐに助けてくれていたし」

 フォークを落としたのは、母様に前日に高いヒールの靴で手首を踏まれたから。レースがふんだんに使われたドレスを着させられていたから茶会にいた人には気づかれなかったが、私の手首はあざができ、痛くてたまらなかったのだ。

 それに、茶会の後私は母様に「恥をかかせるな!」と髪の毛を引っ張られた。ぶちぶちと数本抜け、私はただ「ごめんなさい」と繰り返した。


「それに、クルミアレルギーの君がクルミ入りガトーショコラを食べそうになった時、突き飛ばしてでも止めてくれたじゃないか」

 クルミアレルギーなんて嘘っぱちだ。そんな設定を作ったのはアレルギーを持つ子供を守っているという箔が付くし、母様に殴られた跡が消えなくて茶会等に行けない時に、「アレルギーのクルミを食べてしまったんです……」と言えば立派な理由が出来るからだ。

 だからあの日、私が食べてしまいそうになった時、母様はアレルギーを持っているという嘘がバレるのを恐れただけなのだ。


「……申し訳ありません」

 もう、私は何を言っても無駄だと悟ってしまった。初めて勇気を出したのにこのザマ。

 帰り際、彼が小さく「嘘つき」という声が聞こえて、頭が真っ白になった。それからどうやって帰ったのかは、覚えていない。


◇◇◇


 私は、心にぽっかりと穴が空いたような気がしながら、14歳になっていた。あれから、母様は私に領地経営等の書類仕事をさせてくるようになった。

 母様がやるべき仕事だと思う反面、書類仕事をしている間は打たれないし酷いこともされないから、私はこの時間が嫌いでは無かった。


 そうやって書類仕事に明け暮れていたある日、茶会に行くことになった。それは第3王子主催の茶会で、言い方を変えれば『お見合い』だろう。仮にも婚約者のいる私が行ってもいいのかと母様に訴えたが、

「ここには茶会としか書かれていないわ。いいじゃない、もし選ばれたら第3王子に乗り換えたら」

 と言うだけだった。

 私はまだ渋っていたが、母様に『祈り部屋』という真っ暗で湿っぽくて、体を伸ばせない程狭い部屋に2日間入れられ、行くことを決めた。


 服装はいつもどおりフリフリの色の暗いドレス。フリフリだと体の線やあざが見えにくいし、暗い色だと血が滲んでも分かりづらいからだ。

 普段はフリフリでも気にしないが、『祈り部屋』に入れられていて体力が落ちてしまっていた私には、鋼で出来ているかのように重かった。

 憂鬱なお茶会。第3王子の茶会に赴いた事が彼の家にバレたら大変な事になるのは目に見えているから、私は隅っこのほうで、椅子に座って紅茶を飲んでいた。だが、第3王子は意外にも真面目らしい。生け垣に隠れて分かりづらい位置にいたはずの私を見つけて話しかけてきた。

「やぁ、こんにちはフランダーズ嬢」

「殿下も、ご機嫌うるわしゅう」

 形式的な挨拶を終えると、第3王子は少し目を伏せて私の顔を覗き込んだ。

「……なんだか顔色が悪いけど、大丈夫?」

 心当たりはある。だからこそ、私は微笑んで首を横に振った。

「お心遣い感謝します。ですが、ご心配なく」

「そう? 何かあったら言ってね。君も僕の大事な国民の一人なんだから」

 優秀だとは聞いているがまだ王太子が誰になるか決まった訳でもないのにこの言葉。少し気が早いのではないか。

 私は無感動に「左様ですか」と返した。


「うん、そうだよ。僕は皆に支えられながら生きている。そうでなければ、僕は王子ではないからね。だからこそ、僕は皆を愛している。君も、僕にとっては大切な人だよ、アメリア嬢」


 タラシだとか、意味深長な事を言い過ぎて令嬢方を勘違いさせそう、とか普段の私なら思っただろう。だけど、その時私が思ったのはただ二つだけ。

 『大切な人だなんて初めて言われた』と、『名前も、久しぶりに呼んでもらった』だった。

 唇を噛みしめる私に困らせてしまったのかと慌てた第3王子は付け足してくる。

「あ、だから僕が言いたいのはつまり……自分を大切にしてね」

 顔を上げると、泣きたくなるくらい優しいまなざしがそこにはあった。

 悲しくて、痛くて出る涙の止め方なら、私は知っている。だって泣くと、母様は余計に怒るから。

 だけど、嬉しくって、心がくすぐったくなるようなあったかい時に出る涙の止め方は、知らない。

 私は、涙を流すのを抑えきれなくて、カーテシーをしてから、無礼だと知りながら第3王子の返事を待たずにその場からさった。茶会から離れた生け垣の側で嗚咽を漏らす。

 そうだ、きっと私は自分を大切にしてあげたかったのだ。誰かと、愛し合いたかったのだ。


 私はようやく、自分のやるべきことがわかった。


◇◇◇


 やるべきことが分かった私は、母様を伴ってレトリント公爵家主催の茶会に訪れていた。

 ドレスにボレロを着てきた私は、母様に「お花摘みに……」と言ってトイレに行き、急いで中のドレスを、似た見た目の物に着替えた。


 そして、茶会の最中主催者である公爵夫人と談笑している母様の前で、私は転んでみせた。

 転んだ後、大袈裟に髪をふりみだし、母様に向かって怯えてみせたのだ。「許してください母様……!」とこんな風に。

 私の様子に不審感を抱いた公爵夫人が私のボレロを脱がせると、パックリ開いたドレスの背中には、無数のあざがあった。そう、私はさっきのトイレで、襟の詰まった物から背中が開いて、あざが見えやすい物に着替えたのだ。母様は私の服に驚いたように目を見開いた。

 私に虐待の跡があることがわかった公爵夫人は、母様を護衛に捕らえさせ、私を保護してくれた。母様は抵抗していたけど、容赦なく連れて行かれた。


 そして、その後の家宅捜索や私の証言もあり、母様は離婚され、実家にも絶縁され平民になった。平民になった母様は、一度私を保護している公爵家に乗り込んできた。私に罵詈雑言を浴びせてくるうす汚い母様は、今まで見てきた中で一番愉快な姿で、私は公爵夫人の陰に隠れて笑ってしまった。

 

 そして、母様によって私の出自も明らかになり、父様ももう信用する事は出来ないと王様に解雇を言い渡された。そして宰相という地位を利用して犯した罪も徐々に明らかになり、父様は牢屋で一生を過ごす事になった。この事件は、真面目な宰相と美人で穏やかな性格だったフランダーズ夫人の本性が暴かれた事で社交界を震撼させ、私には色んな励ましが集まった。

 王様も、その一人だ。


「アメリア嬢、君を養子にしたいと言っている所があるのだよ。レトリント公爵家だ」

 それは、あの茶会の主催者である公爵家だった。私の身を案じてくれた公爵夫人を思い出す。母様と同じで、夫人は子供を授かれないらしい。それもあって、私を養子にとってくれようとしているのだろう。

「……とても有り難いお申し出です。ですが……」

「ん? ……あぁ! 婚約者なら心配いらない。婚約したままで良いと言っていたぞ」


 私はそれに首を横に振り、書類を王様に差し出した。

「ここには、我が婚約者の家であるレリート伯爵家の横領の記録が載っています」

 王様は玉座から身を乗り出し、声を上げた。

「何だと? その情報に偽りはないか、アメリア嬢」

「間違いありません。どうぞ、お読み下さい」

 書類を渡すと、王様はそれを読み私に向かって神妙に頷いた。

「いやはや、最近羽振りが良いとは思っていたが……気づかなかったとは面目ない」

 私は、気づかなくても当然だと思った。だってきっと、この横領には宰相である父様も一枚噛んでいるだろうから。

「私はレリート伯爵子息に対する愛情は、ありません」

「あぁ、わかった。後はこちらに任せてくれ」

 そう王様が言うと、「おい、ルーカス」と言って第3王子を呼び出した。にこやかな顔で近づいてくる第3王子に私を送っていくよう命令していた。

「あの、そこまでしていただく訳には、」

 王様は首を横に振る。

「いや、アメリア嬢は正直に言うと、逆恨み等で狙われている可能性が高い。今日は歩いてきたと言っていただろう? 馬車で送ってもらいなさい」

 その言葉に、私は大人しく頷いた。使用人達も、母様の手の者だと解雇を言い渡したため、今日は歩いてきた。だから、それが裏目に出たら元も子もないからだ。


 第3王子から差し出された手を掴むと、存外強い力で取られた。骨ばった手に、僅かに頬が赤らむのを感じながら私達は馬車に乗り込んだ。


 無言が続く。私はなにか話そうとしたが、上手に話せる話題がないことに気づき口をつぐんだ。窓を見つめる第3王子のきれいな横顔をただ見ていると、不意に第3王子がこっちを向く。

「……ねぇ、アメリア嬢。僕のお嫁さんにならない?」

「はい、……はい!?」

 一瞬頷きかけてしまったが慌てて聞き返す。それに第3王子はふふ、と笑ってもう一度言ってくれた。

「君に、僕のお嫁さんになってほしいんだよ。ここ数年、フランダーズ家の書類の出来が良かったんだ。その時は夫人が人でも雇ったのかと思っていたけど、君だったんだろう?

 それに、アメリア嬢は茶会でも人気なんだよ。優しい話し方、朗らかな笑顔。どれも皆を惹きつけて止まない。僕はそんなアメリア嬢に、お嫁さんになって欲しい」

 書類は唯一の安心出来る物だから手を抜かなかっただけだし、茶会では母様に見張られているから気をつけていただけだ。

 私は、少し意地が悪いと自覚しつつも、思わず口に出してしまった。

「では、殿下は王子妃に適している人ならば誰でもいいんですの? そう言えば昔言ってましたね。『皆を愛している』って。私もその一人なのは光栄ですけど、その優しさは私には過ぎた物ですわ」

 少々面食らったようにパチクリと第3王子は私を見つめた。青い澄んだ瞳に居心地が悪くなる。言い過ぎたかと膝の上で手を握りしめていると、その手の上に第3王子の手が乗った。じんわりと温い。

「僕はね、アメリア嬢。あの時一つ嘘を吐いたよ」

「嘘?」

 まさか私の事は大切でもなんでも無いと言うのではと危惧したが、優しく第3王子は笑っていて、私はそれは違うと確信した。

「君に、もう婚約者がいたことは知っていたよ。だからこそ僕は諦めたのだから」

「で、んか」 

「僕にとって、確かに皆大切な人だ。だけどね、君の事は一等好きだったんだよ。顔色が悪い事にすぐ気がつく程には」


 心臓の音、それから第3王子の声だけが脳内に響く。クラクラとしながら私は彼の話に耳を傾けた。

「僕は君が何か事情を持っている事は気づいていた。それも家庭の事で。だから少し前から僕は密かに調査していたけど、宰相は中々尻尾を掴ませてくれないし、清廉潔白で名が通っているフランダーズ夫人の化けの皮を剥ぐ事も容易では無かった。

 ――そうしていたら、君が声を上げた。そして、僕の出る幕なく終わってしまったよ」

 彼の手が、私の頬を壊れ物を扱うように触れた。自分が酷く繊細な物になってしまったように思えた。

「だから、今度は僕に君をちゃんと守らせて欲しい。君が、大切なんだアメリア嬢」

 もう、私の答えは決まっていた。

「はい、ルーカス様」


◇◇◇


「どういう事だ、アメリア!」

 あれからレリート伯爵家と婚約破棄をし、ルーカス様と新たに婚約を結んだ私のもとに元婚約者が乗り込んできた。

 今日は、レトリント公爵家に養子となる為にフランダーズ家の整理をしていた。色んな人が入り乱れていたから、元婚約者である彼が入れてしまったのだろう。

 私は大声を上げる元婚約者に首を傾ける。

「どういう事、とは何の事ですか?」

「しらばっくれるな! 婚約破棄とはどういう事だ!」

 私は呆れたように息を吐いた。

「横領という罪を犯した家と婚約関係を結び続ける事なんて出来ませんわ。そもそもその婚約は父様によって結ばれたのですし」

「だ、だが婚約破棄してすぐ婚約するなんて可笑しいだろ! 俺と婚約している間に第3王子と浮気していたんだろう、慰謝料を寄越せ! 1千万リペラで勘弁してやる」

 それは平民であれば一生かかっても使い切れない金額。横領をしたのは彼の父親で彼自体は関与していないからと平民落ちで済まされたのだが、働いたことも飢えたこともない彼にとっては未知の物だったに違いない。だからこうして難癖を付けて私からお金を巻き上げそのお金でいい思いをしようとしているのだろう。

「私は浮気などしていませんわ。ですので、貴方に払う義務はありません」

 ぐぅ、と元婚約者は唸った。

「だが、アメリアは俺を愛していただろう? 俺はもう2日もろくに食べていない。水しか飲んでいないのだ。死んでしまうかもしれないぞ!?」

 その言葉に、今度こそ私は大声を出して笑った。彼の言葉があまりにも可笑しくって。

「な、何を笑っているんだ」

「だって、貴方があまりにも可笑しい事を言うから。知ってます? 人って水だけでも1週間は余裕で生きられますのよ? 水がなくても4日間位は生きられますわ」 

 現に『祈り部屋』に入れられた時の私は飲まず食わずで4日間生き延びた事もある。

「そ、それに父上や知らない奴らにも殴られてあざも出来たのだ! 病院に行かなければ死んでしまうかもしれないぞ」

 彼が見せてきた腕には、緑色のあざがあった。私は慈悲深き笑顔を浮かべる。

「その色ならもう問題ありませんよ」

 その私の、体験してきたかのような口調に、彼は絶句したようだった。母様が捕まったのは元婚約者の横領が分かる前。私の出自、そして母様にやられた事は知っているのだろう。

「き、君は――」


「衛兵、捕まえろ」

 何か呟きかけた彼だったが、かぶさった声によってかき消された。私の腰をルーカス様が抱く。

「ごめんねアメリア、来るのが遅くなって」

「いいえ、構いませんわ。こうして来てくださったのですから」

 ルーカス様には泣いたような跡がある。私の物を見てしまったのかもしれない。

 祈り部屋か、はたまた母様の愛用していた鞭か、それとも血のついたドレスか……彼が見ないように先に片付けておいたが、私とて全部は把握しきれていない。きっとルーカス様は見つけてしまったのだろう。


 そうやって仲睦まじく寄り添う私達に、衛兵に捕らえられた彼は絶句したような顔をし、叫んだ。

「俺を愛していたのに、どうしてだアメリア!」

「どうしてって、」

 私は彼を見据えて、言った。

「貴方は昔私を突き放しました。そんな人を愛し続けられる程、私盲目じゃいられませんの」

 ――愛してくれる人を愛したい、これって当然でしょ?

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虐待などが駄目とかの話はひとまず置いておいて それ以前に、勝手に浮気して庶子を設けていた。 庶子と呼ばれるだけあって、普通は認められていないってことですよね。恋愛か政略かは知りませんが、貴族である以上…
[気になる点] お茶会で着替えたドレスはどうやって持ち込んだんでしょう? たためるだけたたんで着て行ったドレスのスカートの裏にでも仕込んだとか…?
[一言] 母親の外面が完璧だったらしいから虐待が信じられないってのはわかるけど、だからってアメリアの言う事を嘘と決めつけて責め立てたのは致命的だと思う 婚約者として5年間それなりの交流はしてたはずなの…
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