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愛する人へ。私は、人を愛することができないみたいです。でも、今も、好きです。

こちらの作品はパクリではありません。

また、パクることもやめてください。


小学校低学年の時はもう死ぬことを望みました。暴言は続き、良い思い出もないまま卒業しました。私に嫌なことをする人が夢に出る度、気を病みました。私が病んでも、「メンヘラ女」だとか、「地雷女」だとかばかり。先生も私を道具として気に入っていました。それか、ずっと私やみんなのご機嫌伺いで、心配する要素はあまり感じられませんでした。そもそも、相談する気にもなりませんでしたが。


親は正しい教育を知りませんでした。計画も無しに勝手に私を産みました。私のこと、可愛がってくれてると思ってました。いや、実際は可愛がってくれていたのですが、元々親も気を病んでいました。衣食住などはしっかりと与えてくれました。もちろん親なので怒ることはあります。でも、どうすればいいかは教えてくれなかったり、理不尽に怒ることもありました。電話してるのを聞きました。「厳しく教育することを決めた」と言っていました。でも、教育として教えなければならないことが教えてもらえなかったりしました。


私は自分がとてもじゃ言い切れないほど嫌いです。

これは、今までの人間関係が作った結果です。ただひたすら自虐することしか私にはできませんでした。でも、親は自分の良いところをみつける、自己理解の方法を教えてくれませんでした。自虐の末に、リストカットもしました。傷は段々と深くなっていきましたが、親は気づきませんでした。

___つまり、親は私なんかに興味なかったのです。もしかしたら、先生と同じように、道具と思っているところがあったのかとおもいます。

 私は、どんなことを言われてももう辛くありません。

これは、強くなったんじゃないんです。もう、何も感じられないんです。なんとなく病むということは多くありましたが、なぜ病んでるのか、辛さが感じられなくなった私には、分かりません。


今まで普通と思っていたことが、世の中では普通ではないみたいです。今まで生きてきた時間は、無駄だったんでしょうか。ただひたすら愛を、生きる意味を求めて、精一杯でした。


でも、私は貴方のことが好きです。


きっと、常識を知らず、愛する方法も知らず、貴方のことを愛してしまったら、貴方が壊れるかもしれない、傷付くかもしれない。私ばっかり異常な執着をしてしまうと、きっと貴方は耐えられないでしょう。


子孫繁栄が人間の使命なのであれば、人を愛せない私は動物未満の存在です。


私は愛に餓えていますが、人を愛すことができません。

愛して仕舞えば、壊れてしまう。

孤独に病んで死ぬ人生です。

どうか、こんな私を許してください。


今世で私が誰かと笑って歩いていたら、それはきっと私は報われたんだと思います。出来ないでしょうが。

もし、貴方と笑って隣を歩けたら。なんて夢物語ですね。


どうか、貴方が今世で幸せに生きていたのなら、私はもう悔いはありません。私ではない人と幸せであるのをお祈り致します。



愛する人へ、どうか、お元気で。

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