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小説投稿サイトに投稿するために出来る事をとにかくやっていく話  作者: よぎそーと


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4/20

4回目 みんなが楽しんでくれているならそれが一番ではないか

 実によく見る設定である。

 大量生産された珍しくもなんともないお話だ。

 この話の作者の人生とは正反対の成り上がり成功物語である。

 そんな話にたどり着いた角造はほっと安堵の息を吐く。



 ありふれたお話。

 つまりは、それだけ世間に認知されているという事である。

 ありふれるほど多くの支持が集まっている。

 支持するほどの多くの者達が見ている。

 そんなお話が出てきたのだ。

 喜んで当然である。



 逆に考えてみよう。

 誰も読まない。

 酷評ばかりされる。

 いや、酷評ではなく罵声や罵倒があびせられる。

 ブックマークも点数も入らない。

 それどころか、誰も一顧だにしない。

 そんなものが出てきて、何がうれしいのだろうか?



「これで誰かに読んでもらえる……」

 それだけでもう十分だった。

 誰にも読んでもらえない。

 点数はもちろん、ブックマークもされない。

 それどころか、来訪者・閲覧者もいない。

 そんな話にならなかっただけでもありがたい。



 そのためにも、ありきたりなお話は大事だ。

 よくある展開ほど素晴らしいものはない。

 よくある類似品の一つで良いのだ。

 むしろ、そうであるべきなのだ。

 それだけ面白いと評価されてるのだから。



 つまらない話が評価を集める事はない。

 求められる展開以外が支持される事は無い。

 数多くの評価を集めてるものは、それだけ面白いという事だ。

 面白くなければ誰も読みはしない。

 ましてブックマークなんてしようとは思わない。

 評価の点数なんてとんでもない事だ。



 そうではない設定が出てきた事にまずは安堵する。

 これで大きな外れはなくなった。

 あとは話を上手く作っていくだけである。

 そうなれば、読んでくれる人も出てくるだろう。

 読んでくれる人が多ければ、それだけ評価される可能性も高くなる。



「がんばってみるか…… !」

 やる気が出てくる。

 やる気を出していく。

 更に脳内麻薬物質を大量放出する。

 気分はジャンキー。

「やってやる!」

 根拠のない意欲を高めていく。

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