1回目 安直にはじめ、思いつきをとにかく書き出していく
「さてと……」
正雪角造(しょうせつかくぞう 仮名)はパソコンの前に座る。
やる事は一つ、小説を書く。
書いて小説投稿サイトに掲載する。
そのために掲載する小説を書き出そうとしている。
「やってみるか」
気合いを入れて書き出していく。
小説投稿サイトへの投稿。
こんな事を始めたのは思いつきだ。
決まぐれと言ってもよいかもしれない。
本屋に並んでる小説を見ていて、こういうサイトがあるのは知っていた。
そこで興味を抱き。
本日あらためてはじめて見ようと思ったのだ。
安直すぎるって?
だが、人間なにかを始めるのはこういうものだろう。
金がかかったり責任が重かったりするならともかく。
単に小説投稿サイトに掲載するだけである。
肩肘張る必要は無い。
思い立ったが吉日ともいうのだ。
「ま、誰も読まないだろうけど」
そうも思っている。
さすがに初投稿で誰かが見つけてくれるとは思わない。
数多くの作品の中に埋もれるだろう。
そんなものに肩肘張ってもしょうがない。
気楽に適当に。
そんな気持ちで筆のかわりのキーボードをたたいていく。
「まあ、こんなもんか」
とりあえずある程度書きたい事を書き出していく。
パソコンのメモ帳機能。
それに思いついた事を書き連ねていく。
それは粗筋や設定というのもはばかれるものではある。
まさに思いつきというべきものだ。
そんなものが色々と書き出されている。
整合性などこれっぽっちもない。
ただ、頭の中にあるものを書き出しただけだ。
だが、それがまず第一歩となる。




