3つの願い 〜4人の選択肢〜
『さぁ君たちの3つの願いを聞いてあげよう』
ある少年が僕たちにそんなことを言ってきた。僕たち四人は白い空間にいた。べつに僕たちは親友とか友達とかではない、むしろ赤の他人、知らない奴らだ右から赤髪の180センチの筋肉質系のヤンキーがいた。次に黒髪の158センチぐらいのお嬢様っ子がいて、最後に金髪の178センチぐらいのスタイルのいい、いかにも優等生がいた。
目の前の少年はよくラノベとかで出てくる神様のような奴なのだろう。今、この少年の言ったことにある疑問を持ちながらも話は続いた。
『じゃぁそこの赤髪の男の子からね。』『お、おう俺からかそれじゃあ俺は何にも負けない力と体と知力をくれ』
何とよく深いのかそう言うと神様は『そうか』と言った。なんか興味がなさそうだ。話は続いく。『じゃぁ次は黒髪の君。』
『私は王族になってお金持ちで何不自由のない生活のできるようにしてください。そこの脳筋のように自分でするよりも私はしてもらいたいです。』
おぉ〜こっちもなかなかよく深いな〜と思いつつ神様はまたもや興味がなさそうに『そうか』と言って『じゃぁ次は金髪の君ね』
『僕か、それじゃ言わせてもらうよ僕は3つの願いを聞いてもらうんじゃなくて叶えて欲しいな』その時神様はにやりと笑った。
赤髪からは『何っ、それはだるいだろ!?』
黒髪からは『何ですって!私は騙されていたの!?』と怒鳴り声を上げた僕はと言うとやっとかと思いつつ話は続く『なるほどねじゃあ叶えてあげるよ何がいい?』赤髪と黒髪は絶望をしている顔だった。
『僕は人を操れるようにしてほしいのと人の考えが読めるのと王族にしてほしいな』神様は悲しそうな顔をしてから僕に聞いてきた。『じゃぁ君の願いをいってみな叶えてやろうただし3つだけね』
『ぼ、僕は転生させてください』神様は『おめでとう、君は合格だよ金髪の君は惜しかったね転生か転移かを言ってないせいで異世界に行けないなんてついてないよな〜。さて君はもう送るね。じゃーね〜』そして僕は転生した。あれっなんか1つしか願いかなってなくない?
そして僕は農民に生まれ無難に生きたのだった。