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ノア・デモニウム・プリンセプス  作者: きっと小春
第三部 異世界から来た転生者
128/243

第128話

 あれ? あれれれれ? 白姫狐(クィーンフォックス)のカルメンシータの身長が急激に伸びていく。ピンッとたった狐耳、真っ白なフワフワの尻尾、豊満な胸、美しいくびれ、淫乱なお尻と、より女性らしく妖艶なシルエットに…。18歳位のお姉さんに!?


「ど、どいういうこと!?」

「はい…。ノア様…。進化は進化であり、その先に成長がありますコン」

「コン? ちょっと…。コンが邪魔で頭に他の情報が入ってこない…」

「つまり、拙者たちの進化前の成長が、進化後にも適応されるって事でござる…」

「拙者!? ござる!? それって…ヒガシヤマさんが言っていた…侍!? アウギュスタが!?」


 ムキムキマッチョの男の子だった灰刃狼(ブレイドウルフ)のアウギュスタも成長した。身長は…2mを超え…狼耳にポニーテール…確かチョンマゲとか言ってたな…になり、腕の太さなんて…ノアの胴回りと同じ位だ! しかも…年齢はダンディーなおじさんに!?


「オデ、ノアさま、マモル…」


 はっ!? オデ系? 黒岩鰐(ストーンアリゲーター)のラヴレーンチェフは…第60階層のボス…岩巨兵(ストーンゴーレム)の小型版に成長? おいおい…それ進化でしょ!? 


□□□──────────────────────

●名前:カルメンシータ

●種類:冬狐姫(ヒエムスクィーン)

●能力:体力C 筋力D 知力A 魔力B 運気C

●習得:幻術B 凍結C 吹雪B

●状態:正常

──────────────────────□□□

□□□──────────────────────

●名前:アウギュスタ

●種類:灰狼侍(サムライウルフ)

●能力:体力C 筋力B 知力C 魔力G 運気D

●習得:咆哮C 二刀B 居合A 

●状態:正常

──────────────────────□□□

□□□──────────────────────

●名前:ラヴレーンチェフ

●種類:岩巨兵(ストーンゴーレム)

●能力:体力A 筋力B 知力D 魔力C 運気D

●習得:挑発B 鉄壁B 死守B

●状態:正常

──────────────────────□□□


 用意してもらった子供服が…。岩巨兵(ストーンゴーレム)のラヴレーンチェフなんて、また服が不要となった。


「ノア様。我ら三人で…大凡、赤巨鬼(オーガ)300体分の強さでコン。戦い方次第では、それ以上の戦力になりますが、3万の軍勢には勝てまコン。勝つためには、ノア様の【従属】スキルを上位の【支配】スキルまで進化させる必用がありまコン。恐らくですが、我らも上位種族に進化して、【従属】スキルへの熟練度に貢献していまコン。そこで、村人500人を片っ端から、従属させるコン。それで…いっきに経験値を稼いで、【支配】スキルにするでコン!! 勿論、ランクアップ後には、500人の従属を解除するでコン!」


 コンが邪魔だよ…。カルメンシータ…。


「それって…。【支配】スキルにランクアップして、火蜥蜴(サラマンダー)のエドゥアールたちを進化させるってこと?」

「その通りですコン!!」


 力に力で対抗するのは無謀だけど、ここまで圧倒的な数の暴力なら、こちらもそれ相応の措置を取る必用があるのかな…。


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