ふるめたるじゃけっつ(β版)
途中まで書いて宗像三女神の末娘と結婚したのは大国主だと気付きボツにしようとしましたが勿体ないので載せておきます。この神様誰が長女なのか分からないんですよね。
熊野歴X月某日
俺は住ノ江に誘われて小豆島で行われる宗像一族が行う新兵の募集を見に行くことにした。
小豆島は岡山県と香川県の間に有る瀬戸内の一周100km程の島だ。ココは大野手姫と言う人が管理していて、基本的には中立らしいが、貴重な物を差し入れすると場所を貸してくれるそうだ。
俺達は兵庫県の淡路島から、海運業を生業とする海神族の船に乗って移動した。住ノ江達は土器などの交易を通じて顔なじみだったので、俺は特に怪しまれる事なく船に乗る事が出来た。
俺が何でこんな所に行くかと言うと、住ノ江が恐れる宗像家の三姉妹と仮想的の軍隊の練度がどれだけの物かの潜入捜査だ。
現地に着くとスリットの深いチャイナ服のような服を着たスレンダーな美人が居た。住之江の話しではアレが宗像家の長女のタゴリヒメらしい。格闘系の能力者かな?
「私が新兵の選定をするタゴリヒメだ。いいかお前達、私の言う事に答える前と後にはサーを付けろ!!」
「サー イエッサー」
「貴様、何処かで見た顔だな」
「サー 堺の住ノ江で有ります サー」
「ふむ…… 確か東の方の田舎猿だな。それにしてもデカイな何㎝有るんだ?」
「サー 180㎝で有ります サー」
「まるで、そびえ立つクソだな」
「ぶふぉっ」
なんだこのねぇちゃん面白過ぎるぞ。
「貴様、誰が勝手に口を開いていいと言った!!」
「サー すいません サー」
「貴様、名前は?」
「サー 天野仁です サー」
俺が返事をした瞬間タゴリヒメの貫手が俺の腹に突き刺さる。
はぁ? 俺の身体強化を突き抜けて刺さったぞ、どんなチートを使ってやがる。
「ふむ、いまの貫手は殺す気で放ったのだが、お前中々に強いな気にいったぞ。ウチに来て妹をファックしてもいいぞ」
「いえ、婚約者がいるので結構です」
「何だ覇気の無い、貴様はベットのシミになるハズだった○○がママのワレメに入って出来た存在なのか?」
誰だよコイツを育てたの、親を小一時間ほど問い詰めたい気分だ。
宗像三女神はタギリヒメ・タキツヒメ・イチキシマヒメ(サヨリヒメ)の三人で、平安時代の宮島の領主の枕元にイチキシマヒメが立ち、お告げをして出来たのが厳島神社ですね。一人を除き喪女です。そのせいで福岡沖に有る神域の島は女人禁制ですね。(呪われるとか)
厳島神社ではよく鹿に女の人が襲われている。助けると出会いが有るかもしれない。作者は鹿にヘットロックを掛けた段階で楽しくなってしまい機会を逸した。