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異世界の追憶記  作者: 安藤沙耶
プロローグ
1/8

ごあいさつ

拝啓、これを読んでくれているあなたへ。


私の名前は安藤沙耶あんどうさやです。元々は、地球で暮らしていた、ただの女の子です。

四年前、まだ十五歳の高校一年生だった私は、突然この世界に呼ばれました。

私と、クラスメイト三十六人と、担任の先生と、副担任の先生、あわせて三十九人。


最初は、三十九人もいたんです。


これを読んでくれているあなたへ。

どうか覚えていてください。

ここに私達がいたことを。


たくさん怒って、泣いて、叫んで、苦しんで、苦しんで、苦しんで、苦しんで、苦しんで、苦しんで…。


それでも三十九人が生きていたこと。



これは私の追憶記であり、遺書です。


四年も前のことだから、記憶違いや、忘れていることがいっぱいあるかもしれないけど、それでも、誰かに知っていて欲しいから、綴ります。





もう二度と、私達みたいに、苦しむ人が出ないように、祈りを込めて。

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