空のエネルギー
使用ページ3枚目
一体どれほど歩いていただろうか
歩いてきた道すらも覚えていない
ただ、まだ空は明るかった
木々の隙間から煌めく太陽の下で私は
右、左、右、左と足を前に出す
何も感じない何も考えない
ただ歩く、それだけ。
何があるわけでもなく前へ前へと体を動かす
アレだけ清々しかった森も記憶と今の体験で乾パンみたいな味の薄さをしている
暇だ、何か遊べる、いや遊べなくてもいいからとにかく時間が潰せるものが欲しい
そんな思いに馳せているとガクッと視線が下がる
何に引っかかったわけでもなく私は倒れた
そうかそういや、あぁそうだった
余計な記憶があると言うのは困りものだ
記憶の慣れで歩いていては当然、限界が来るだろう
と言うかとっくの前に限界に来ていたのだろう
立ち上がろうにも痙攣していて使い物にならない、全くこの体は相も変わらず貧弱だな
どうやって進もうかと考えていると一つの閃きが舞い降りた
寝るか……
そして行動に移るのは早かった
しばらく上着を丸め、枕代わりに地べたでスピスピと寝息を立てる
そして起きると体は回復し
足には多少の痛みがあるが歩くには問題ないだろう
再度歩きだしふと違和感に気づく
確かにしっかり寝たよな
燦々と煌めく太陽がそこにはあった
本能的に体が動く
何処に行こうと言うわけでもなく
手を前に出し、足を前に出し。
何かを探すように
するとそこには希望と言える暗闇があった
洞窟だあそこさえ行けば助かる
この奇妙な明かりに照らされなければ助かると言う安堵
誰がそう決めたのか分からない、だがそうである事は確実であった
はぁ、はぁ、た…助かったぁ
そう安堵するのも束の間
グ〜と腹の虫が喚く
クソッ、タイムリミットはもうすぐか…
早くしなくては、
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