【プロットタイプ】人形看病
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。
これは読者様の問題ではなく、私の問題。
詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。
注意事項2
瑠衣のお母さんの話。
家に帰ると、鏡花の姿が無かった。連絡が無かった事からも分かっていたが、どうやら本日は早退してはいないらしい。俺は何時もの様に帰宅後の身支度を済ませると、無造作に床に置いた幸江一号と顔を合わせる。
「懐かしいな」
頬に触れ、輪郭をなぞる。冷たいセルロイドの感触だけがそこにあった。
今では落ち着いているが、幼少期からよく体を壊した。そこで一人寝込んでいるのは退屈だったので、母親に頼んで何時も枕元に幸江一号を置いていた。退屈になると、彼女の頭部や肩を撫で、気を紛らわせていた。
人形に対して手荒く扱わなければ、母は何も言って来なかった。ただ必要な時だけ顔を出し、俺の世話を焼いた。冷えピタやら、薬やらを持って来た際に、世間話の延長でこう問い掛けたことがある。
「母さん。父さんだけじゃなく、母さんも人形好きだし、集めてるけど、きっかけは何だったの?」
「様々な人形で着せ替えがしたかったから。あと人と人形との違いを改めて知りたいと思ったから」
母の話によると、外で遊ぶよりも、家に籠って何かするのが好きな子供時代だったらしい。物を書くのもそう。人形遊びもそう。だから熱を出した時も、今までと変わず物語を書いたり、人形遊びに励んでいたらしい。
「ちっちゃい人形片手に着せ替えするのも良いし、今もそうやって遊ぶ。
だけど趣味が高じて自分の持ってる服とか着せて、どんな風になるのか見てみたかった。当たり前だけど、人形用の服よりも、人が着てる物の方が圧倒的に種類が多いし、よりリアリティが出ると思ったから。作品に活かせそうだった」
そう言いながら、俺の看病をする。冷えピタを張り替えて、食事を持たせ、食べ終わると水の用意をする。俺の世話をするのも慣れたもので、無駄のない動きで終わらせていく。
「私も風邪ひいた時、枕元に人形置いてた。そしてその子が自分の看病する夢を見た。相手は人形だったから、何も出来なかったけど、そうやって空想するのは楽しかったね。
さぁもう寝なさい。母さんも一度戻って、仕事するから」
そう言うと、俺の頭を軽く撫で、幸江一号の輪郭をなぞり、颯爽と去っていった。
「彼奴が具合悪い時、お前が居てくれれば良かったんだがな」
そうすればきっと、退屈はしなかったかも知れない。けれどもそれは、ただのお節介かも知れない。
幸江一号は変わらぬ能面の様な顔でこちらを見つめていた。
プロットタイプの設定をまとめ直したいと思いながら、今を生きてます。
大体の設定はブレてないけど、過去編は結構ブレてる気がする。
こういうまとめる力がないから、長編ガチで苦手。
以下は少しR15。
ラブドール色香四号の持ち主は実は瑠衣の母です。
前にも話したかな? これだけは決定事項。
理由は書いた通り。
『人に近い形の人形で、着せ替えがしたい。
自分以外が纏ったらどうなるか見たい』
というもの。
流石の人形師のパピーも、『( 'ω')』みたいな顔をして購入を許してます。




