エピローグ 後編
ヤンデレ妹である!!!
常に刃物を携帯し隙あらば凛一に近づく女性を殺そうとする桜と幼い頃から寝食を共にする凛一は桜が黒桜になりきらないよう今まで綱渡りのような生活を送ってきた、凛一がエリス達と共に戦えたのは桜との過酷な生活があったからかもしれない。
少なくとも桜との同居は常人ならば三日で胃潰瘍確実コースだ。
桜崎凛一の四八の主人公補正
ヤンデレ妹の兄:凛一はどれほど精神が病んだ相手をもなだめ落ち着かせる事ができるのだ。
桜崎桜の二四のヒロイン補正
黒化:桜は兄である凛一に不必要に女が近付くと黒桜化できる。黒桜状態の彼女に勝てる存在は色々な意味で数える程度だろう。
そんな凛一の背中を見てエリス達は哀れみの目を向けた。
『凛一、なんて不憫な子なの……』
「それで話は戻るけど結婚話はしばらく保留な」
なんでー!? とブーブー文句を言うヒロイン達を落ち着かせながら凛一はため息をついた。
「だってまだセイラン帝国とゼノス皇国が残っているんだぞ、でも」
と置いて凛一は四天王達とノア、それからエリスとたった今部屋に入って来た竜輝とセイルを見まわす。
「オレらが全員力を合わせれば残りの勢力も全部倒せる。そうだろ?」
頼もしい仲間達は誰もが頷き、そして凛一は拳を突き上げあのセリフを叫ぶ。
「じゃあオレ達の戦いはこれからもまだ続くけど、みんな頑張ろうぜ!」
『おー!』
そして世界が平和になったら結婚だと湧き上がるヒロイン達の様子に先が大変そうだと凛一が苦笑すると、急に伝令兵達が次々走り込んでくる。
「大変です勇者様! 急に全身の筒から水蒸気をまき散らすゴーレムが現れました!」
「こっちは念力フルパワーとか叫ぶ謎の少女が暴れています!」
「異能者集団を名乗る者達が攻めて来ました!」
「光を帯びた神を名乗る巨人が!」
「天空の城が!」
「巨大怪獣が!」
「五色の五人組が!」
「えっとつまりスチームパンクと超能力モノと異能力バトルモノと神話と超古代文明モノと怪獣モノと戦隊モノと……って、どんだけ世界混ざるんだよ!?」
凛一は思い出す。
この世には異世界が数え切れないほどあって、今回はそのうちの四つがたまたまぶつかり融合したに過ぎない事を……
オレ達の戦いはまだまだ続くとは言ったが、この戦いは死ぬまで終わらないのでは?
静かな老後が遠のいて行くのを感じながらハーレム系ラブコメ主人公は腹の底から叫んだ。
「誰かなんとかしてくれぇえええええええええ!!」
桜崎凛一の四八の主人公補正
トラブル体質:凛一はこの世の起こりうるありとあらゆるトラブルに強制的に巻き込まれてしまう……
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作品解説した通りここまでです。
人気があったら本格投稿したいです。




