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第70話 大蔵大臣任命!

パーティーの役割を決めていなかったのが悪かったと昨日は大いに反省した。個人で生きてきた俺やアマルフィはパーティーでの役割分担なんて経験がないし戦力にならない、セリアは冒険者じゃなかったしそもそもまだ自立している状態ではなかった、エレンとアリスのパーティーだとパーティー共有の財産はなくて完全に個人に分配していたんだと。

それでうちのパーティーはお金の管理が非常に曖昧になっていた、時にエレンが出したりアマルフィが出したりとバラバラだった、どうしてそんな状況がまかり通っているかというとひとえに俺への恩だという。そりゃ怪我を治したりエレンに至っては絶望的な状況を一気に改善したからそう思っても仕方ないが・・・


それで今の金欠の状態はパーティーメンバー全員の資産が尽きかけてている状態だ。なぜか、山で遭難もとい食糧難になったときに村で大金叩いて食料を買い込んで、そのあとボノスに到着すると歓喜に駆られて飲み食いをすしてしまったことが原因だ。

いや、本当の原因は金銭管理を曖昧にしたことにあるな


「よし、大蔵省を決めよう!」

「おおく・・・なんだいそれは」


アマルフィが聞いたことがない言葉に反応する。


「つまりお金の管理する人決めよう!」

「それはいい考えだな、私はパーティーなんで組んでいなかったしこのパーティーは少し異質な状況にあるからな」


それもそうだ、普通パーティーってのはみんなで依頼や魔物を討伐するものだ。だが今は方や冒険者の仕事、方や商売ないし店での収入を得ようとしている。


「すまねえが俺にはお金の管理できねえぞ、貯めるのはいいがうまく使ったりできねえんだ。金には固執してねえからな。それに金の心配は賢聖さんの店ができるまでだろ、すぐに解決すると思うぜ」


エレンは俺に過剰に期待しているというか信頼が不釣り合いなぐらい高い。だからこそその信頼を裏切らまいとは思うのだけど自信ねえよ!


「私は今どちらかといえばお金を使ってしまう立場にありますので何とも言えませんわ、皆さんにお任せしますわ」

「アリス、その遠慮はやめと方がいい。パーティーというのがどんな形が分からないが遠慮して歓迎がよくなることは無いと思うからね。」

「アマルフィがの言うとおりアリスの問題はパーティー全体の問題だ、これに意を唱える人はいる?

—————よし、いないな。だからそんな寂しいこと言うなよ、ここまで来たんだ一蓮托生だ

それで、話は戻るけどお金の管理だけどセリアが適任だと思うんだがどうだ?」


薄々みんな思っていたんだろう、セリアの名前をだすとすぐに賛同した。


「私、ですか?いいんですか、大事なお金を私が預かっても」

「賢聖さんかセリアしかいねえよ、その賢聖さんがセリアっているならセリアが一番いいと思うぜ」

「そうだ、俺はセリアが一番いいと思う!いや、セリアしかできないし、セリアに頼みたいんだ。助けてくれるか?」


グイグイ押しに押してみる。決して俺がやりたくなかったとかそんなことはないぞ!・・・いや、ほんとに、セリアなら間違いなく財布のひも硬そうだし、俺まだこの世界の金銭感覚とか常識とかそらないからルール知らないやつがお金持ってるとかカモだろ、騙されて気が付けば一文無しとか全然ありえそうな未来だしな


「そこまで言うなら・・・わかりました!私が管理しますね!

早速なんですけど・・・」


決まった瞬間から意気揚々といろんなことを提案してきたセリア、実は一番現状に危機感を持っていたのがセリアだっていることがよくわかったな

パーティー共有の財産と個人の財産に分けて管理することになり生活費とか武器の調達とか高い買い物はパーティーの財産から出すことになった。

今後生じてくる店の利益もパーティーの財産として挙げていくことになった。ずっと病院勤務だったから分からないが会社みたいなもんかな?

それと店で利益がでるまでは贅沢禁止という当たり前だけど厳しい指示が下った、うん、セリアにして正解だよ・・・



それから二人は依頼をこなしに行き俺含む三人は今後について話した。


「でも、店できるまでずっと二人に頼りきりってのはよくないよな」

「でしたら、前やったみたいに路上でやるのはどうですか?宣伝にもなりますし」

「なんですの?賢聖さんは昔なにやらかしたんですの?」


このパーティーの中で唯一俺への信頼が逆方向に厚いのはアリスなのかもしれないな


「どうしてやらかした前提なんだよ!普通に路上でパフォーマンスしただけだ。セリアの言うとおりセスさんに聞いてみてよければやってみようか」

「その前にヴァランさんのところに行かなくてもいいんですの?」


あ、すっかり忘れてた。確かにカレンさんのケアしないとな、どこまでスキルで治せたのかも評価しないといけないしおそらくだけど問題ないとは思うけど


「いらっしゃい!っと、来たな待ってたぜ!おい、カレン!兄ちゃんたち来たぞ!」


タッタッタッタと元気のいい足音が聞こえてくる。

そこには昨日まで憔悴しきった顔で寝込んでいた少女の姿があった、いや、もはや別人といってもいいぐらい変わっていた。とても昨日まで寝込んでいたとは思えないぐらい顔色がいい。


「お兄ちゃんがカレンを元気にしてくれたの?」

「え、ああ、そうだね。もう元気になったの」

「うん!カレンね昨日まで辛くて泣きそうだったの、でもお兄ちゃんが治してくれてカレン元気になったよ!ありがとうね!」

「えっと、カレン、さん?もうどこも痛くないの?」

「カレンさんって、お兄ちゃん変なのー!」


それもそうか、この子明らかに子供だよな。ずっと年配の人相手に仕事してたから子供の接し方なんて分からないんだよな、セリアは子供といっても大きいし精神年齢も高めだしな、このぐらいの子供はちゃんずけが妥当なところか

ヴァランさんとカレンちゃんに許可をもらい少し状態を評価するが全く異常なことろはない、スキル様様というかこりゃほんとにチート級のスキルじゃねえか

お読み頂きありがとうございます!
















ここまで少しでも面白いと思っていただけた方はブクマ、そして下の☆☆☆☆☆から評価を頂けますと、作者のモチベーションが爆上がりします!
















お手数お掛けしますが、ご協力頂けると幸いです

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