第49話 製作開始?
一話一話が短すぎたのでまとめていますが内容は変わりありません!
二話を一話にまとめた感じです!
アリスのことはとりあえずは幻肢痛の症状は落ち着いて義手とはとても言えないけどおもりをつけて様子を見ることになった。
暇そうにしていたアマルフィに話しかけてみた。
「なあ、セリアってホントコミュニケーション能力段違いだよな」
「その話を私に振るのはよしたまえよ、私は元々一人で行動していたんだ、そんな私にコミュニケーション能力を期待するのは酷というものだろ。それにセリアはもちろんすごいが、君も大概だと思うがね、やはり前の世界で身に着けたのかい?」
「まあ、必要に駆られてな。冒険者が武器の扱いを身に着けるのと同じだよ、これが俺の武器ってことだ」
「それはまた頼もしい武器なことだね、ぜひとも奮ってほしいものだね。さて実際問題アリスのことはどうするつもりなのかな?ずっとこのままというわけにもいかないだろ、もちろん追い出せとかそういう話ではなくこのままこちらが与える側になっていては本人の居場所がなくなってしまうぞ、そんなことは容易に想像つく」
確かにそうだ、人間、コミュニティを持つ中で役割がなく与えれらる側に居続けれる人もいるが大抵の人間はその環境に耐えられないことがある。自分を必要としてくれる場所に誰だって居心地の良さを感じるものだからな
「考えがないわけじゃないんだがどうしたものかと思ってるんだよ」
「ほう、また突飛な話じゃないだろうな」
アマルフィは楽しそうに続きを話せと催促してくる。
「義手の話しただろ?」
「ああ、随分画期的な話だとは思うが正直ここではとてもじゃないが作れないと思うがね」
「それは手の代わりをしようとするからで、例えば完璧な手じゃなくて弓の代わりにするとかはどうだ?上の先に弓をつけれるような義手を作るみたいな」
「私は弓はあまり武器として使わないから詳しくは分からないがあれは繊細なもので、風や弓の位置、力の強さとかで全然変わってくるものだぞ、それを義手でやるのは難しいかもしれないな」
「やっぱりそうかー、素人発言だったな撤回するよ」
こんなことならパラリンピックとかスポーツリハビリとかしっかり勉強しておくんだったな、興味はあってもアスリートとは俺は関係ないって思ってたからな
スポーツ選手の専属トレーナーとか普通なろうと思ってなれないからな
「だが、悪くないと思うぞ。やってみるだけやってみてはどうだ。アリス!少し話があるのだけれどいいかい?」
恐らく始めてだろう、アマルフィがアリスを呼んだためアリス本人が驚いて少し怯えているようにも見えた
「どうした、なぜ君はそんなに怯えているんだい?ほら初対面の威勢はどこに行ったんだい、ああ、こんなことでうつむくなよ・・・わかった悪かった、別に取って食おうというわけじゃないんだ少し考えがあるから話をしようと思っただけだ、賢聖からだがな。それとこれを機に君と仲良くなっておこうと思ってな、先に言っておくがどうも私は人とうまくコミュニケーションをとるのが得意な方ではないみたいでね、そこは踏まえてほしいのだけれど」
アリスの方は目を見開いていた。そりゃそうだ、今まで一言もちゃんと話していなかった相手からこんな風に畳みかけるように話しかけられるとだれだって似たような反応をするわな
助け船を出すつもりでアマルフィと話したことをアリスにも話してみた。
そこでうれしい誤算があった、アリスのスキル【弓術】は照準補正ともいうべきかぶれることないらしい、何なら手に弓さえ持てれば十分に使い物になるスキルなのでぜひやってみたいとのことだった。
残念ながらこんな山奥ではすぐに作れるわけもないしここにとどまるわけには行かないのでゆっくりと木を削って義手の作成に取り掛かった、今はおもり代わりのみすぼらしいものをつけているが弓に特化したものを作るべく準備を始めた。
その中でああでもないこうでもないとみんなで話をした、みんなで何かをやるというのはそれだけで連帯感が生まれる、例えるなら普段話したことないクラスメイトでも文化祭とかで一緒の作業してみると急に仲良くなる的なあれだ。
きっとここからほんとの仲間になったんだろうな。
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