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第46話 獅子の過去②

「どうしてこんなことになったのよ!」

「そんなことおいらに言われても・・・素直に謝るって話だったじゃないか」

「無理っすよ、アリスにそんな器用なことできないに決まってるっす」

「それもそうだね、おいらが悪かったよ」


二人そろって勝手なことを言う!私だって本当はあんなこと言うつもりなかったのに!

でも、今回の勝負で負けて謝ろう。いい機会だったわ、相手に有利になるように無理やりだけど条件を付けれたしね


「はぁ、さっさと終わらせるわよ」

「全力でやったらさすがにおいらたち勝つよ?相手は素人が混じっているし」

「そうよね、だから後を追うわ。素人が混じっているもの死なれたら申し訳ないわ、危険があったら助けてあげましょ」

「そうっすね、別に相手がにくいわけでもないっすもんね」


自分たちのわがままに無関係な人を巻き込んだことに少なからず罪悪感を持っているから、迷惑はかけないようにしないとね


すでに絡むことで迷惑になっているのだがそこは彼女らは気が付かない!


「いつも通り準備して明日を待ちましょ」


いつ、如何なる時も準備だけは怠らない。アリス自身準備をしていても本番で何があるかわからないことは身をもって知ってるからだ。


「ドラゴンの二の舞にはならないわ」




朝、ギルドの前に行くとエレンたちがいた。


「ねえ、彼らどうしているのかしら」

「ほんとっすね、きっと馬鹿なんっすよ」「頭悪いと思いますね」


さんざんな言い草だがまさにその通りだとおもう、だってわざわざ無効に有利にしたのに正々堂々となんて冒険者には無意味だ、勝つことがすべて手段は択ばないはずなのに


またも計画通りに進まなくてつい口が滑ってきついこと言おうとしたら、向こうのリーダーに半分無視されて強制てきに始まった


「もう、何なのかしら!」

「いいじゃないっすか、あの反応こそ冒険者って感じするっすよ。」

「おいらたちもさっさと進みましょう」


まあいいわ、私たちは後を追うことにした。確か『アスクレピオスの杖』のメンバーには【探索】に似たスキルがあるみたいだけどうちのリットはそこらの【探索】のスキルより有効範囲が広いからまず相手に気づかれることはない


「今、彼の状況見ているんだけど彼ら強いね、エレン以外に戦える人いるし戦闘後からも移動速度変わったないや」


大抵、戦闘があれば進行スピードが遅くなる、これは初心者であればあるほどそうなるがそうならないってことは何かがあるってことね。素人が混じっていると思ったけれど以外に一芸に秀でているのかもしれないわね


「あ、まって今度は大量のブラットウルフに囲まれてるね、どうする流石に戦闘員二人で対処できる数じゃないと思うよ?」

「すぐに助けに行くってのはどうなんっすかね」

「そうね、いざとなれば私の弓で援護するわ」


敵に気づかれずに尚且つ、射線が通ってる場所に陣取った。遠目から見ても大検討していた、非戦闘員の二人は自衛に勤めててエレンが二人を守りながらもう一人の女が率先して敵を刈っている


「健闘してるっすけどそろそろっすね」

「ええ、限界が来てるわね。行くわ」


―――私の矢は必中にして必殺の矢


息を整えて放つ!


「相変わらず超長距離からの攻撃よく当てれるね」

「アリスは変態なんっすよ」

「馬鹿言わないでさっさと行くわよ」


無事に救えたところで私たちは先に進むことに。

一晩明けて先に進むことにした。


「アリス、この先ヤバいのがいるッ!真っすぐこっちに来てる!」

「それは、もし仮に私たちが逃げると、エレンたちに遭遇する?」

「間違いないと思う、幸い気づかれていないし先制するなら今だよ。でもいたおいらたちには前衛の攻撃する人がいないから」

「そんなのは分かってるわ、でも、やるわ。危険になったらエレンたちとは逆方向に逃げればいいわ!逃げるのはお手の物よね?」

「それは余裕っすよ、じゃ、ちょっかい出すっすね!」


敵は想像以上の化け物だった、シュミットが盾で弾いて私が急所をめがけて矢を放ち怯んだところにリットが切り込む、当然リットは攻撃力は高くないから一撃離脱を繰り返す。正直善戦していた、だけど均衡状態は一気に崩れる。

最初はリットの攻撃がかわされて反撃を受ける、シュミットはフォローするためにリットと化け物の間に入り攻撃を弾こうとするが、不安定な体制で攻撃を受けてうまくはじけなかった。再度追撃を食らおうとしたところで私は弓を放つが交わされる


「シュミット!」

「大丈夫っす!アリスはあんま攻撃するとそっちに化け物いくんで気を付けてっす!って、リット!?リットはどこっすか!」


リットの姿が見当たらない。


「ここだよ!」


化け物の背後に立ち、剣を振りかぶり深手を負わす、が


―――――ギロ


背後に回っていたためシュミットがフォローできず渾身の反撃を受ける


「リット!?」

「グハッ」

「この化け物が!!」

「シュミット!ダメ!!」


【盾術】は攻撃のタイミングに合わせて盾を出すことで攻撃を完全にはじき返すことができるスキルだ、このスキルが決まれば強力でこぶしで攻撃してきたならそのこぶしを弾いて相手をのけぞらせる。だけど恐ろしくタイミングが難しい、そのため凄まじい集中力がいるがシュミットはそれを自然にできる。

だけどリットがやられ動揺し冷静さを欠いている今の状態ではスキルが発動するわけもなく


「シュミット!?」


そしてその動揺はアリスにも伝播し手に持っていた矢を落としてしまう


「なんで!?早く拾わないと!」


拾おうと手を出したのに腕がない、食われたのだ、あの化け物に

化け物を見た瞬間、ニヤニヤと笑っているように見えた、この瞬間恐怖を感じた


「キャァァ!!」


誰か助けて!!


「そう、か。これは報いなのね。エレン、ごめんね、本当はずっと一緒に居たかったわ」


そこにはいないはずの彼がいた。


「アリスもう大丈夫だ」


あの時と変わらずいつも私に勇気をくれる、私のヒーロー。

お読み頂きありがとうございます!
















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