71実行
登場人物
ウル(主人公)狼に転生した元人間。メキロ家アドバイザー(★4テンロウ)
スレイル 魔王レオニエル長男。ドンロンモンスター部隊大将(★5キリン)
アウルス 魔王レオニエル二男。ドンロン領主アドバイザー(★5ナイトメア)
ローラン 魔王レオニエル三男。ドンロンモンスター部隊副大将(★5ペガサス)
ケルティク メキロ家諜報部隊副隊長(★4ヘルハウンド)
オーウェル エルモンド領主でメキロ家の当主(人間)
エリーゼ オーウェルの叔母でドンロン領主(人間)
目が覚めるともう夕方になっていた。
そして、アウルスさんが部屋の中で待っていた。
話を聞くと、先に起きてスレイルさん達と話はしてきたらしい。
「アレンが出発するまでにまだ時間があるだろう。
念のため、ウル殿にもフォッサマグナとアースイミュニティーを習得しておいてほしい。」
アウルスさんが言ってくる。
確かにそうだな。
3発でルフトーラを倒しきれない可能性も低くないわけだし、俺も入れて4連発ができるようにしておいた方がいいよな。
「エルモンドに誰か連絡に行ったのか?」
そう言えば、パワーたちはどうしているのかが気になったが、今はモンスターのとりまとめに忙しいだろうから邪魔をしない方がいいよな。
「人間の伝令は向かったようだが、多少時間はかかるだろう。」
そうか。
俺の傍にはいつもパワーがいたけど、今回はスレイルさん達と作戦実行しなければいけないな。
翌日、俺はアウルスさんに教えてもらって、1日がかりでフォッサマグナとアースイミュニティーを習得する。
逆にアウルスさんにブレスとモラルを習得してもらい、集団戦に備えてもらった。
そして、アレンが軍を出発するまで、他の技を習得をしながら待つ。
その間に、俺はアウルスさんの高レベルの技をほぼ全部習得した。
待つこと数日。
ケルティクがフライトで戻り、リッチモンド軍がドンロンに向かって軍を出したという報告が来る。
スレイルさん達兄弟と俺とケルティク、そして、使者のレイモンドさんでカージリアに向かう。
軍に見つからないように大回りをしたが、その日のうちにカージリアに到着した。
そして、夜になって空を飛んでも見つからないようになってからカージリアの町に入る。
ケルティクが諜報部隊と情報交換し、パール・リッチモンド伯がまだ館に居ることを確認した上で作戦を立てる。
「館の護衛は大分減っているが、まだ表だけでも十数人は残っている。
巡回兵もいるので、騒ぎを起こすとすぐに100人以上の衛兵が集まって来るな。」
ケルティクが言う。
「もう少し遅い時間まで待つか。
人数が4人以下になれば、スレイルさん達と俺でスリープをかけて眠らせて、その間に中に入れそうだし。」
俺が言う。
「これだけの人数の衛兵が全員徹夜するとは考えにくいな。それがいいだろう。」
スレイルさん達も同意してくれたので、俺達は夜中まで待つことにした。
夜中になると門を守っている兵士の数も減る。左右二人ずつ。ちょうど4人か。
「ちょうどいい感じですね。被らないようにして全員スリープで眠らせましょう。」
俺の案通り門番を眠らせて館の中に入ることにした。
「スリープ」×4
普通の衛兵はあっさりと眠りにつく。
その間に俺達は館の中に入っていった。
中は暗いが、進めないわけじゃない。
レイモンドさんの案内で当主のパール殿がいると思われる部屋に近づくと、当然部屋の前にも衛兵が守っていた。
とは言っても2人だけだ。
俺達はスリープで眠らせた隙に領主の部屋に入る。
「誰だね?」
中から老人の声がする。
ここは、予定通り使者のレイモンドさんに任せよう。
「メキロ家の使者のレイモンドにございます。
パール・リッチモンド閣下が監禁されていると聞き、救出に参りました。」
「後ろにいるモンスター達は?」
「殿下の救出と私の護衛のための部隊にございます。」
「アレンは既に軍を率いて動き出している。
わしが言ってももはや、後には引くまい。」
パール伯は言う。
「アレン殿は近隣貴族から兵を集め数万の大軍を率いております。
我が軍としては、もはやアレン殿の本陣を奇襲してアレン殿を討ち取るしか方法はありません。
殿下には、その後メキロ家と協力して反ノリクの軍を上げていただきたく存じます。」
おいおい、全部正直に言っちゃうのかよ。
でも、ここはパール伯についてよく知っているレイモンドさんの交渉力を信じるしかない。
「まさか、オーウェル殿がここまでできるとは思わなんだ。
今は亡きジークス殿との約束もある。
この老いぼれの命、メキロ家に預けよう。」
えっ、これからあんたの息子さんを殺しますと言っているのに、協力してくれるの?
上手くいきすぎだ。俺は無性に胸騒ぎがしてきた。
「カージリアでは殿下の安全を保障できませんので、一旦殿下をドンロンにお連れしたいのですが。
この者たちは高速で移動できますので、明日にはドンロンに着きます。
アレン殿の軍が向かっていますが、途中で打ち取る予定ですので、閣下の身に危険が及ぶようなことはありません。」
「分かった。メキロ家を信じてお任せしよう。」
本当に上手く行っちゃったよ。
俺的にはここで揉める展開を危惧していただけに、ちょっと拍子抜けした。
上手くいったのだから喜ぶべきなのだろうけど。
俺達は、パール・リッチモンド伯を連れ、高速飛行でドンロンに戻る。
次の日の昼になったが、無事ドンロンに着いた。
そして、パール伯をオーウェルさん達に会わせる。
その間に俺達は休ませてもらった。
俺が起きた後から聞いた話だが、オーウェルさんが俺が立てた計画をパール伯に話すと、パール伯は驚いていたようだ。
ここまでの計画を立てていたとは思っていなかったらしい。
しかも、打倒ノリクの道筋が見えてくると、俄然やる気になってきたという。
メキロ家を代表とする東側の取りまとめに協力してくれることになった。
今頃、ノリクは何をしているのだろうか?
事態はどんどんノリクにとって悪化しているというのに。
とんでもない落とし穴があるかもしれない。油断しないようにしないと。
とは言え、ノリクは一発逆転に賭けるような奴じゃないはずだ。
そこがますます気になる。
俺は、パール伯が本物かどうかオーウェルさんとエリーゼさんに聞いたが、間違いなく本物だと言われた。
ノリクの罠はここじゃないらしい。
休憩後、俺はスレイルさん達とリッチモンド軍に向かっていく。
野営をしているリッチモンド軍をアウルスさんがシャドウウォークで空中から確認し、パール伯から特徴を聞いていたため、本陣にいるアレンの姿を確認した。
俺達は全ての強化技をかけた上で、フォッサマグナの精神集中を終え、空中から降りて奇襲する。フォッサマグナの回数が1回増えただけで、海上襲撃と同じ作戦だ。
アレンも含め、近くにいた人間は1人を除いて残らず即死だった。
1人だけアレンに駆け寄った鎧を着た人間がいる。
本当にフォッサマグナ4連発を喰らって耐えてるよ。こいつがルフトーラだろう。
ルフトーラは、アレンが死亡しているのを確認すると、俺達を憎悪の形相で睨む。
しかし、俺達は全員空中にいる。剣を持ったルフトーラの攻撃は届かないはずだ。
ウル
★4テンロウ(光属性50%軽減・闇属性50%増加)
マスター:なし
コスト:200(+125)
習得技:2ヒーリング・3リジェネレーション・3クリアランス
4ヒーリングプラス5リザレクション
1サンダー・3ライトニング・4チェインライトニング
1ダブルスラッシュ
2ウィーク・3ホールド・4ディスペルマジック
4デストラクション・4スリープ・5シール
2ストレングス・2スピード
3ウォーターブリーズ・3フィッシュムーブ
4フライト・4フリーアクション・4アナライズマジック
4アウェイキング・5エクステンド
3ブレス・3モラル・3エレメンタルガード・4ストーンスキン
4キャンセレーション・5ディスペルガード
NEW5フォッサマグナ・5アースイミュニティー
5リフレクション・5ミサイルガード
5レンジワイド・5スティールマジック・5リベンジカース
パワー
★4モサ(冷気属性25%軽減・炎属性25%増加)
マスター:ウル
コスト:125
習得技:2ヒーリング・2リジェネレーション
1ベアハッグ・2トリプルスラッシュ・3ジャンプアタック
4ジャンピングクロススラッシュ
3ブラッドファング・4ディスペルファング
1サンダー・2インパルス・2ウィーク・3ホールド
2ストレングス・3スタミナ
3ウォーターブリーズ・3フィッシュムーブ
3エレメンタルガード・4フライト
NEW4ディスペルマジック・4アナライズマジック
4ストーンスキン・4キャンセレーション
ガイン
★4アルカス
マスター:なし
コスト:105
習得技:2ヒーリング・3リジェネレーション
1ベアハッグ・2リプルスラッシュ・3ブラッドファング
3ジャンプアタック・4ジャンピングクロススラッシュ
2足払い・4薙ぎ払い
2ストレングス・3シャープ・3スタミナ
4ストーンスキン・4フライト
2ウィーク・2スロウ・3ガードブレイク・4ディスペルマジック
NEW3エレメンタルガード・3ウォーターブリーズ・3フィッシュムーブ
4キャンセレーション・4アウェイキング




