表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
29/37

第二十九回 もしも、ラノベが書けたなら~♪

 僕は時代小説を書いている。


 なろうやカクヨムなど、ライトノベル中心のサイトに投稿はしているが、ラノベの要素が殆ど無い作品ばかりを書いている。


 投稿している限り、みんなライバル! のはずだが、不思議と僕はラノベ作者の皆様を一歩引いて見ている感がある。


 ランキングを見ても


「みんな頑張っているな~」


 とか


 コンテストに参加しても


「まぁ、受かれば御の字だな」


 とか。


 ラノベじゃないから、仲間の書籍化もランキングも躍進も、平静に受け止められるのかもしれない。



 で、ふと考えた事がある。



――もし、僕がラノベをすきだったら――



 昔からゲームや漫画・アニメは好きだったけど、ラノベにだけは一切ハマらなかった。

 本格的に小説を読むようになったのは池波正太郎の「剣客商売」がきっかけで、以降はどんどん時代小説を読み漁っていた。

 ラノベを手に取るようになったのは、二十歳ぐらいだろう。もう一般文芸が染み付いてしまったので、アニメや漫画の長所を詰め込んだラノベを読んでも「なんか違う」となってしまったわけだ。


 だがもし、僕が最初にラノベに出会っていたら、WEB小説界隈で見える景色も違うものだっただろう。

 クラスタとなっていたかもしれないし、複垢でBANされていたかもしれない。


 僕は、心底ラノベを書かなくて良かったと思う。

 もし書いていたら、心が弱い僕は、妬心や憎悪でどうにかなっていただろう。



 追伸!


 ただ、「ラノベじゃない」事を言い訳にはしたくはない。

 僕はWEBでも、「三屋清左衛門残日録」や「赤ひげ」レベルの作品を書けば時代小説でも読まれると思うし、信じている。

 でなければ、WEBで転生もない時代小説を書き続けれない。

 読まれないのは、実力不足。名作を書ければ評価される! 読まれる! 自分の実力不足なら納得出来ますから。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ