おかしな奴らと書いたリレー小説
やれやれ、今日もヤっちまったか……。
「なんだよ……これ」
少年の目の前に広がっていたのは、目を真っ赤にさせた大量の人達が殺しあっている光景。
どうしてこうなったのだろう。
しかしどんなに考えてもその答えは見つからない。
時は一日前にさかのぼる。
それは入学式の日。
「おっはー、ひっか」
自分のクラスがどこにあるか調べていると能天気そうなのっぽの少年が話しかけてきた。彼の名は田原太陽。いわゆるオタクだ。
「おおー太陽じゃあーないかーっ!」
俺―—仲川輝はテンションマックスで答えた。眠いのだが、今日は入学式。そう出会いの日だ。
「ひっか……ついにこの日がやってきたね。僕もう……ヒャッハーだよ!!」
太陽は周りの目線など気にせず、大きな声と身振りでそう叫んだ。
いつもなら、「何こいつ」みたいな感じで他人のふりをするのだが、あいにく俺もテンションがおかしいのだ。
「そうだな太陽ッ! 待ってろーカワイ子ちゃんッ!!」
これで俺たち二人は入学初日でおかしな人認定されてしまった。
太陽と周りを見ると……、
「「おっとゴミを見る目ですね!!!」」
「お前何組だ教えろ!」
自分のクラスが分かったので太陽を殴って聞き出す。
「グヴェ! 痛いよ、何するんだよひっか!?」
「いいから答えろ、お前は人間の屑だ、ドゥーユーアンダースタン?」
「……ちょっとほんとにひどいよ? やめてよ……ちなみにCクラスだけど」
「初めからそう言えばよかったんだ。そして俺も同じだ。よかったな、そうだ今日放課後……」
俺が言いかけたところでチャイムが鳴ってしまう。なんというタイミング。
本当は太陽に伝えたかった「ヤラナイカ♂」という言葉を胸の奥深くにしまい込み俺たちは教室へと向かった。
更に数日前、俺と田原がセカンド・インパクトを止めた日、3月27日の事。
ある部屋の一室。謎の男があるノートを見ていた。
「あの日はいつも通りの晴れ空だった。第17の使徒、ヤシマールが現れるまではー
俺はオショウゲリオン初号機、田原は段ボールにまたがり、突如現れた使徒をゲイ撃した。
幸いヤシマールは、そちらの耐性は無く、一瞬で俺たち二人のオモチャと化した。
と、言うのは冗談だ。」
話の展開についていけず、男は頭を抱える。 話には更に進展があった。
「本当に使徒は現れたがパターンはオレンジ、使徒として認めることができなかった。
ヤシマールは人ゲイ世界に適応するために、名をおたこんと改め、新しく俺たちの仲間となった。あと数日で入学式、どんなホモ達ができるか楽しみだ。 ウホッ♂」
男はそこまで読むと、ノートをビリビリに破り捨てた。
「そうか...。ホモ達か。それよりも先に俺が絶望を見せる。
待っていろ、ヤシマール。俺がお前を...
消して見せる」
「KDHFGHKDごいRGRGヴぉYJKはSSぇえおふぇFLGJV」
「ぴおとJRR、BKんG;JGしRBM;PぇこKBころぎじょぼおRKGんV」
発狂していた。
自分たちよりヤヴァイ奴がクラスにはいた。
「田原ェ...どうする?」
「かなりヤヴァイ奴だよ、とりあえずフレンズになろう」
「賛成酸性アルカリ性☆」
話しかけた喰われた真っ暗闇に飛ばされた☆
ここはどこだろう? わ! 光が...!
「なんだYOこれ☆」
少年の前に広がっていたのは、目がぁぁぁ!真っ赤になった大量の人達が殺しあう光景。
デジャヴ
数時間後。
そんなこんなで
俺は刑務所に居た。
え?使徒?セカンドインパクト?
そんなものは無かった。
何故、刑務所に居るかというと…
「おい、飯だ。」
「ウホッイイ男♂」
そう、無理やり男を発展所に連れ込んでヤッてしまったのが原因である。
くそっ…イイ男がここには多すぎる!!
「ヤラナイカ♂」
「No Thank you」
断られてしまった。
…だがッ!
「うるせい!ヤらせてもらうぞ!」
「え、ちょま、ヴアアアアアアアアアアッ!!」
あ‘-、ココロがビクンビクンするんじゃー
「おい、あいつら…」
「ああ、見境なしにこんな所でもやるなんて、俺の好みだ♂」
「え、お前もホモなのか…」
他の奴らが俺らについてなんか言っていたが、まったく関係ない。
ふう、気持ちよかった。
さて掘ってくるか……。