意味が分かると怖いはなし
掲載日:2026/05/29
短いけど・・・。
ある女は、目立ちがり屋で、周りの気を引くためによく「死んだふり」をしていた。
家族が帰宅すると床に倒れていて、息を止め、体を動かさない。
最初は皆も慌てて救急車を呼びかけたが、しばらくすると彼女は突然起き上がって笑う。
「驚いた?」
そんなことを何度も繰り返したせいで、家族は半ば呆れていた。
ある夏の日。
家族が帰宅すると、また彼女が台所で倒れていた。
「またか」
父親はそう言って無視し、母親も買い物袋を片付け始めた。
数時間後、家族は全員死んだ。
その時には、もう手遅れだったのだ。
人がいなくなった家のテーブルの上には洗剤と漂白剤の空容器が置かれていた。




