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サフラン色の栄光【おまけ】  作者: 天月 兎
アドニスの日記
13/20

アドニスの日記 13

サフラン色の栄光のおまけ集、その1。

アドニスの日記です。

ルーヴェリアと関わっていく中で、彼がどんなことを思っていたのか、感じていたのか。

そんなことが垣間見えるおまけです。

まさか、日記を書いてる途中に眠ってしまうなんて思わなかったよ。

驚いた…。

でも本当、不思議な夢だったな。

いつの日だったっけ、変な男の人に僕の夢や願いは叶わないって言われた時みたいな。

ふんわりしてるのに、要所要所はちゃんと覚えてるんだ。

特に、あの声。

水のせせらぎに乗って聞こえてきたあの声は、誰のもので、一体誰に向けられたものだったんだろう。

気になるけども、そればかり気にしてても仕方ないよね。

今日は師匠が魔術で作り出した師匠の幻影と手合わせをしたよ。

なんかすごく大変だった。

でも絶対勝てるようになるんだ。

兵士たちの士気もすごく上がってるし。

そういえば、父上が大臣達と何か話してたな…魔族の再来を民に伝える…とかなんとか…

不安を煽ってどうするんだろう。

でも、なんの前触れもなくやってくるよりは、いいのかなぁ…

国政についても、もっと勉強しなきゃな。

脳みそ筋肉ムキムキなルーヴェリアとクレストによる過酷な鍛錬が始まった日の日記ですね。

正直人の心があるのか疑うレベルで殺戮してましたが、書いてたかなぁ……50年前の騎士たちの方が遥かに強かったんですよ。

平和ボケして弱くなっちゃってるんですね。

多分昔の騎士ならルーヴェリアに一太刀浴びせれた気はします。

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