王太子様いいんですか?私に婚約破棄なんてして!
「ルビー、お前とは婚約破棄だ!何故ならパールこそ私の婚約者に相応しいからだ!」
こんなことを言うのは婚約者の王太子様、馬鹿なんですか?
いいですか?何故アホなのか証明して差し上げますわ。
「正気ですか?」
「当然だろう、お前はブスであり、態度も悪い、性格も最低、さらにパールのほうが美しくて名門である!どうあがいてもお前よりも素晴らしいだろうが!」
はぁ何も分かっていないこのクズ王太子に分からせてあげますわ。
「私がブスってのは勘違いにもほどがありますね、魔法を顔で変えているだけですから!」
「何でそんな馬鹿なことをするんだ」
「そんなものイチイチ男が寄ってきてウザいからですよ。婚約者である王太子のことを思ってしただけなのにそれに気づかないって馬鹿なんですか?」
「この私が馬鹿だと!」
しかし私が魔法で元の顔に戻すと黙ってしまった……
そうなのよ、私を振るなんて逃がした魚は大きいわね。
「そしてこの婚約は王家にとって大事なことも分からないんですか?」
「たかが貴族が生意気だぞ!」
「ああそうですか?うちの公爵家が無いと王家消えますよ?」
そうなのだ、私のお父様が国をすべて支配していることに何故気づかないのか。お前らは飾りなんだよ!
「おのれ逆賊め討伐してくれるわ!」
「いいですけど、うちに勝てませんよ、王家滅亡するけどいいんですか?」
ここで陛下が現れる、そして私に頭を下げて言う。
「馬鹿息子が!公爵家に敵対するとは何事だ!お前のような馬鹿は勘当!いやパール共々処刑じゃ!」
こうして馬鹿2人が消え去って、私の名誉は尊重されたのであった。
そしてもちろんですけど、私は王太子よりももっとカッコいい隣国の皇子と婚約したのであった。
当然ですわ。




